ホテルニューおおるり@鬼怒川温泉【天空リニューアル】
栃木県を中心にある格安温泉グループがあります。
世間では伊東園グループや大江戸温泉グループの方が有名でしょうが、私が約10年近くリピートしているそのグループは「この値段でこの温泉?!」と驚きランキングでいうとNo. 1の格安温泉グループ。
その名もホテルおおるりグループ。
食事や施設内、周りの観光地でいうと伊東園ほど若い人がくいつくような華やかさはないものの、土日祝日も一泊二食付きで一番安い価格なら5000円代から宿泊でき、さらに首都圏から送迎バス湯けむり号が出ています。
まさに棗さんの貧乏一人旅の始まりを後押ししてくれた、そんな素晴らしきグループです。
最近では伊豆熱川にも進出したり、残念ながら閉店してしまったホテルもあったりとこの10年でも色々動きがありました。
今回は、そのなかでも現在も生き残っている、ホテルニューおおるり鬼怒川のおてなみ拝見!
(※一部古い写真のため画質が粗いですが、ご了承ください)
新型コロナウイルス感染による政府の緊急事態宣言を受け、湯けむり号は2020/04/13〜2020/06/30間運休。
各ホテルも2020/05/31または2020/06/30間で臨時休館になります。
随時状況により変更の可能性はありますので、詳しくはおおるりグループ公式サイトにてご確認ください。
〜おしながき〜
往復送迎バス湯けむり号とは?
首都圏から出ているこまどり交通の湯けむり号。
昔は送迎バスがどこからでも300円とかなりの破格値でした。
現在は500〜1500円ですがそれでも破格値。
もちろんホテル代と同じく土日料金も同じです。
伊東園グループ等でも送迎バスは出ていますが、1000〜3000円位で土日は高い所が多い中、なんともお財布に優しい!
ただし、湯けむり号は乗換が発生することがあります!
特に奥日光湯本とか行く人が少ない奥地の宿になると、ほぼバス乗り換えが発生すると思っておいた方が良いでしょう。
湯けむり号詳細
【湯けむり号料金】(往復1名)
・鬼怒川、塩原、熱川…500円
・奥日光、湯西川、那須高雄…1000円
・草津…1500円
【湯けむり号発着駅】
新井宿駅 7:00発
横浜駅 8:00発
千葉駅 8:00発
新越谷駅 8:00発
西船橋駅 8:00発
松戸駅 8:45発
池袋駅 9:00発
埼玉新都心駅 9:00発
※草津行きは条件付きで八王子駅と熊谷駅発あり。
※熱川行きは廃止になりました。
時間の使い方に注意!
また、行きも帰りも宿泊場所によっては乗り換えがあったり、帰りは半強制の(笑)しばい小屋送還やグループ飲食店での昼食があります。
もちろん断って自分で時間を潰すことは可能ですが、場所によっては何もなく行くしかない状態。
そして地元にバスがつくのは夕方と、二日目はたいした観光ができないまま丸一日潰れます。
ゆったりと時間を過ごすのがOKな方や、目的なくとにかく散策してみようかな〜という楽しみ方ができる人なら問題なし。
日光方面ではたまにバスの運転手さん次第でプチ無料観光ツアーがあるので、これも行き当たりばったりで楽しめるタイプには嬉しい一期一会サプライズ。
ホテルニューおおるり鬼怒川の館内
実はおおるりグループのホテルの殆どが、昔は高級ホテルだった名残があるとても大きなロビー。
この大きなロビーが帰りのバス待ち客で溢れるのだ。
そしてホテル入り口にはだいたい大きな剥製があります。
ロビーにシャンデリアとか剥製とかって昔のお金持ちの代名詞ですよね。
ちなみに、各ホテルにはシカの剥製率が高いのですが、このシカは冬になると電球を巻きつけられサンタ帽をかぶらされる運命。
おおるりの嬉しいところはチェックインが早いところ。(ただしチェックアウトも9:30と早い)
じゃらん等には14:00〜と記載がありますが、湯けむり号到着後すぐ13:30頃にはチェックインできます。
チェックインしたら浴衣を持って部屋に行き、そのまますぐ温泉に入れるのです!
また館内にはカラオケや漫画コーナー、マッサージ機など古さはあるものの温泉宿としてはそこそこの設備が整っています。
※ホテルニューおおるり鬼怒川は、川沿いにありますがエントランスから入ってすぐのフロントは5階にあたり、大浴場などは下の階(より川沿い)になります。
ホテルニューおおるり鬼怒川の客室
最近ではおおるり名物「たたみベッド」が増えていますが、布団でも基本すでに敷いてあります。
(昔は食事中にしきにくるタイプのホテルもあったけど。)
また、一人旅でよく利用する訳ありプランも部屋のサイズと景色が変わるだけで設備などは一切変わりません。
※たたみベッド…和室の畳の上に軋むシングルベッドが設置されているシュールな部屋
お茶うけの田吾作まんじゅうも訳ありプランだってちゃんとついてるよ!
※田吾作まんじゅう…おおるりグループが手掛けている温泉まんじゅう。帰りのバスで昼食に立ち寄る店で試食が配られる。強制のくせにかなりうんまい。
訳ありプランは地下部屋が多いのですが、実は大浴場が近かったりとメリットもあるのです。
どんな部屋になるかはわからないし、人と一緒で雰囲気を楽しみたい時は普通の部屋の方が良いかもしれません。
特にリバーサイドに建っているニューおおるりからの鬼怒川の眺めは最高!
ホテルニューおおるり鬼怒川温泉の魅力
お世辞にもサービスや食事のレベルも高いとは言えないおおるりグループに何故通いたくなるのか?
それは…なんといってもお湯が最高!
しかも24時間入り放題!(唯一無二の魅力)
若者客が多く冬はカニ食べ放題もある某グループも良いのですが…ほっこりとろけるまで温泉に入りたくなる宿、それがおおるり。
一部の温泉マニアには鬼怒川温泉は不評の様ですが、この時間で来れてこの景色とこのお湯をこの価格で味わう…これ以上何の文句があるのか?と言いたい。
棗さんは一人旅の時は最低5回は温泉に入ります。
さらに、おおるりの嬉しいところは無料貸し切り露天風呂!(30分無料※要予約)
実は大浴場も人が少なく貸し切り状態なのですが、家族や恋人で入りたい時に使いましょう。
棗さんは一人旅でも利用するけどね…
大浴場編
全グループホテルに共通しているのですが…とにかく広い!
大きな窓で開放感はあるしちゃんと綺麗に掃除もされています。
しかも客が少なく毎回この広さでこのお湯を貸し切り状態独り占めできるのは、充分ペイできてます。
大浴場は本館二階にあります。
以前訳ありプランで泊まったら同じフロアでラッキーでした!
入口も広く同じフロアにはマッサージ機も揃っています。
洗い場には、嬉しい馬油シャンプー。
その他、角質ポロポロ系が置いてあります。
温まった体をよく磨いてイイ女になろう。
ホテルニューおおるりの泉質
瑠璃の湯
https://www.ohruri.com/kinu_newohruri
【源泉名】 瑠璃の湯
【源泉所有者】 (株)おおるり
【泉質】 弱アルカリ性単純泉
【P.H】 8.4
【湧出量】 124リットル/分(1時間にドラム缶41本分)
【効能】
・一般的適応症(神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病痔疾、冷え性、病後回復期、健康増進など)の他、特に弱アルカリ性単純温泉には古い角質を取ることで美肌効果があるとされています。
露天風呂編
鬼怒川ニューおおるりのお風呂は広い大浴場とは別に、新館一階に広い露天風呂があります。
他グループホテルに比べても鬼怒川は脱衣所や洗面台はとても清潔感があります。
こちらも、ほぼ毎回貸し切り状態という贅沢三昧。
数十人で入れる大きさなのになんだか申し訳ないありがたい。
露天風呂は一応シャワーがありますが、こちらはシャンプー類なし。温泉のみ楽しみましょう。
貸し切り露天風呂編(旧2018年)
貸し切り露天風呂ですが、以前は正直な感想イマイチでした。
と、いうのも2012年・2018年頃と行った時には暗い小道を歩いた先にある小さな箱の様な湯船が2つあるだけでした。
全体的に暗くて夜は少し怖い雰囲気の岩風呂。
一家族、4人くらいまで一緒に入れるのかな?
また一階か二階か低い位置にあった記憶があります。
対岸の遊歩道から人が見えますというあらかじめの(笑)お知らせ。
貸し切り露天風呂編(新2020年)
ところが、2020年に行ったら大リニューアルしていました!
なんということでしょう!
貸し切りは以前の下の階の暗い木の中から空高く、屋上まで。
その名も、天空露天風呂へと変貌を遂げていたのです。(劇的ビフォーアフター)
遊歩道から覗き込まれそうな小さな露天風呂は、遊歩道を覗き込むほど空高く、ノアの方舟の如く!
沢風松風から満月と蒼月に変わりました。
予約時間にフロントに行って鍵を受け取り、エレベーターで屋上に向かいましょう。
屋上に行くと少し離れた場所に竹の箱が2つ。
殺風景な2つの箱に若干不安を覚えつつ鍵を開けて中に入ると…
ここから先は実際に泊まって景色を楽しんでくださいね。
若干お湯が熱めでしたが、晴れた日の夜は星がよく見えるし鬼怒川の夜景を見渡せて気持ちの良い温泉でした。
ホテルニューおおるり鬼怒川の食事
さて…食事なしの超格安プランもありますがやはりここにも触れないとですね。
おおるりファンの間では別名給食バイキング(愛あって、の別名)。
誰がつけたか給食バイキング。
夕食開始時間が17:00〜という子供時間だから?開始前にホテル内でピンポンパンポーンの放送が流れるから?それとも食事のメニューが…
でもね、だいぶ変わったのよ?
夕食バイキング編
4階のバイキング会場で17:00〜18:30の90分制です。
90分って相当な時間ですが、以前はアルコール飲み放題な事もあり最後までのんべえご年配グループが賑わってました。
今はお酒は最初の1杯だけ無料で2杯目から100円に変わったよ。(ノンアルコールは飲み放題)
それだけだとなんだか値上がりしたら気分になりますが、実はお料理の質が少し上がりました。
メイン料理がつきます。
鬼怒川はすき焼き風鍋。今までのおおるりのバイキングメニューからあまり期待していなかったのですが(失礼)これが結構美味しい!
※熱川は金目鯛の煮付けがでます
その他のメニューもホテルによってだいぶ変わりますが、鬼怒川ニューおおるりはお酒のつまみ的な棗さん好みのメニューが多めでした。
日光名物の湯波もありました★
地元名産も嬉しいですよね。
食堂も綺麗にしてるし、メニューもだいぶ良くなった、ホテルニューおおるり鬼怒川の夕食バイキング。
給食バイキングを抜け出せる日も近い?
※広めたくない裏技…宿泊客が多い日は夕食時間が二部制になるのでチェックイン時にダメ元で遅い時間にできませんか?と聞いてます。
あんまり早い時間に食べると夜中お腹空いちゃうよね?(笑)
朝食バイキング編
夕食はだいぶ変わったけど、朝食は全ホテル同じような感じです。
必要最低限の健康食さ!
でもご飯のお供の漬物系はとても種類が多く、好きな人にはたまらなく健康的で良い朝食らしいです。
ホテルニューおおるり鬼怒川の詳細
鬼怒川駅から少し離れてますが徒歩圏内のニューおおるり。
首都圏からも近く、電車・車・送迎バスどれでも行きやすい温泉ホテルです。
格安!こんな料金で泊まれちゃうの?
【一泊二食付き料金】
1名一室 6500円
2名以上一室 5800円
<訳ありプラン>
1名一室 6000円
2名以上一室 5255円
その他、さらに安い連泊プランや素泊まりプランもあります。
ホテルニューおおるり鬼怒川
〒321-2526
栃木県日光市鬼怒川温泉滝37
0288-76-1001
予約専用フリーコール:0120-883-489
チェックイン:14:00
チェックアウト:9:30
温泉:24時間入浴可
首都圏より送迎バスあり
ためて嬉しいおおるりポイントカード
おおるりユーザーは絶対持ちたい。
おおるりグループ全店で使えるおおるりポイントカード。す
一泊で500ポイントたまり8000ポイント貯まるとグループホテルに一泊無料宿泊できます。
有効期限は最後の料金から2年後なので、おおるりユーザーであればほぼ永久に使えるカードです。
お土産売り場やおおるりグループの飲食店での利用でも1日50ポイントつくので忘れずに★
因みに棗さんは、すでに一度8000ポイントたまり一番高い熱川で無料宿泊しました。
ちなみに、おおるりグループの他のホテルについてはこちらにまとめてます!
カテゴリーおおるりグループブログ一覧
ホテルニューおおるり鬼怒川、結構なお手前でした★