伊東マリンタウンを出てからは下道で海沿いドライブもいいな〜と思ったのですが、せっかく早い時間でこの辺りにいるならと、海沿いドライブは一瞬で終わりにし宇佐美の海水浴場近くの亀石峠入口を左折。
宇佐美大仁道路→伊豆スカイライン…そのまま箱根に向かいました。
箱根といえば大涌谷に向かう直前の道での大渋滞のイメージが強いですが、まずは大涌谷のおてなみ拝見!
この日はコロナ自粛明けまもなくでガラガラ。
上の写真の様な渋滞は一切なかったです。
(今回訪問の写真では足りたいため、過去の訪問時のものと合わせて掲載してます)
〜おしながき〜
正直な黒たまご★
箱根といえば、大涌谷の硫黄臭と黒い温泉卵のイメージが強いと思いますが。私も行ったら礼儀の様に必ず食べる。
一つ食べると七年、二つ食べると十四年の寿命が延びるとか?
この、“別に多く食べても相乗効果はない”1+1=2の計算通りの控えめな効果予測と、最後の延びる“とか?”で効果の感じ方は人それぞれですから責任は持ちませんよ感に大人の事情を感じる。
広告って医学的根拠のない健康効果の言い切りNGとか、いろいろ大人の事情がありますもんね…
なんとも正直な黒たまご❗️
そんな大涌谷でしか手に入らない黒たまごはとても大人気だよ。
時代の流れと客層の変化
コロナ禍前は中国系団体観光客も多く、この黒玉子を買い占めている人で溢れていました。
10年以上前はそんなことなかったのにな〜。
ここ数年で爆買い&並ばないしマナーな悪い客が増えていた印象でしたが、コロナの影響で客層も少し変わっているかもしれません。
また少し向みたいな落ち着いた賑やかさに戻っていたら良いな。
以前行った時には一番目立つお店は割り込み爆買客により売り切れの時がありしたが、黒たまごはいくつかの店舗で売っているのでイライラしない!
実は外の売店以外に中のお土産屋さんでも買える所があります。
5個入り500円。嬉しい食塩付きをゲットしてやっと落ち着いて食べれるよ〜
不思議な黒いたまご。
お店ではいつでも出来立てホカホカ卵が売ってます。
この色と辺りの硫黄臭で2個はこの場所でペロリ。
食べきれない分はお土産に持って帰りますが、一応消費期限は2日間なのでご注意。
そんな黒たまごは施設内あちらこちらに…
あちこち黒たまご★
大涌谷の看板を手に、体には黒たまごの文字。
見た目の丸さを生かして体全体で黒たまごを表現しています。
なんならキティーさんの足も普通の白たまごに見えてきます。
店舗や外、至る所に隠れミッキーならぬ隠れ黒たまごがゴロンゴロンあちこちに転がっているので探してください。
私はこの、ゆで卵椅子がお気に入り。
ところで、この黒たまごが何故黒いのか知ってますか?
もともと白い普通の卵なんですが、卵を温泉に浸けることで殻に鉄分が付着し、その鉄分が硫化水素に反応して硫化鉄(黒)になるんですって。
そう、この辺りは硫黄臭がとにかく凄いんです!
漂う硫黄臭が観光客に人気
大涌谷の特徴といえば、近くを通ると車の中まで臭うあの硫黄臭。
その硫黄の影響で山の一部の木がなく山肌も変色しています。
大涌谷駅や売店の看板のこの辺りから下を見下ろすと、こんな景色。
岩が草津の湯畑みたいなクリーム色と緑が混ざった様な不思議な色をしています。
よく硫黄の匂いを卵の腐乱臭と例えますが、硫黄泉って温泉卵を売ってるところ多いから本当は卵の殻の匂いなんじゃないかと思ってる。
そして、そんな大涌谷のガスがここ数年はかなり数値が高くて、あちこち閉鎖されています。
しばらく入ってませんが、実はまだここから先が楽しいのにな〜。
下で食べれる卵をわざんざ上まで登って食べるのが楽しい美味しさ倍増!
以前は入れた、ガスに注意エリア
実は2010年はこの先まで入れたんですよ。
こんなにモクモクした中でも…
卵が買えちゃいます。
だってこのモクモクの下で温泉卵を作ってるんですもん。
本当の出来立て黒たまごを食べる。
黒たまごを乗せたトロッコは山の上から下へ、その様子が観れるのも楽しかったです。
ちなみに入り口と中の道では、ガスが危険なので長くいたらダメですよという、緊張感をあおる注意書きがありました。
その他、レストハウスから離れた下の方でもあちこち封鎖されていました。
途中地面からモクモクとガスが湧き出ている場所を発見!
こういう不思議な景色を見つけ楽しめるのも、旅の醍醐味。一期一会です。
箱根大涌谷の詳細
ガスの強い場所なので色々注意喚起があります。
持病をお持ちの方は特に注意してから行ってくださいね。
足柄下郡箱根町仙石原1251-1
営業時間:午前9時00分~午後4時00分
駐車場:大型/1,580円 普通/530円 二輪車/110円
夜間は閉鎖します
大涌谷駐車場&インフォメーションセンター サイト
芦ノ湖にも寄ってみた
箱根の大涌谷とセットで寄る観光地といえば…芦ノ湖です。
そんな芦ノ湖のおてなみも拝見!
山ドライブは途中の湖で休憩するのが気持ちいいですよね〜。
そしてモーターボートって結構高いのね。
40分、70分コースがあります。
山に囲まれた静かな水面。
広がる青空と雲が気持ちいい。湖の向こうの山に引き込まれそうな引力を秘めてます。
いつもは多忙だけど、この日は人が少なくて休憩中のアヒルちゃん。
心なしか笑顔です。
奥スワン「ひーこら、ひーこら(汗)」
手前スワン「今日は休憩長くてラクやわ〜」
そんな働きスワン&サボりスワンの前でほくそ笑む布袋尊さん。
スワンに低賃金で働かせてガッポガッポな顔?
なお、芦ノ湖の遊覧船やレストハウスの最新の情報はいくつかサイトがあるのでそちらでご確認くださいね。
旅の終わりに…
結局海と山と両方楽しんだ今回の観光はこれで終わり。
少し早めですが再び下道で帰宅。
途中噂の湘南クッキーの自販機を見つけたり、
晩ご飯は途中で見つけた来来亭でラーメン食べたり。
毎回ですが、何故か旅の〆ってラーメンが食べたくなるのよね。
お刺身とか贅沢に味わっても最後はジャンキーな庶民の味が恋しくなる。