まだまだコロナ感染の猛威は止まることを知らず、生活も心も落ち着かないですね。
自宅にいることが多く外食もめっきり減りましたが、ここ数年は道の駅で新鮮な食材を買い自宅で料理することにハマっている棗さん。
自炊は今のところ苦ではありません。
特に自分で捌いたお魚はいつもより美味しく感じる。
そんな少し前の旅とお魚の味を思い出しながら…振り返ってみましょう。
房総ドライブで早い時間で内房にいたら必ず寄ってしまう房総の鮮魚店みのや、おてなみ拝見!
注意:後半はお魚のアップや捌く写真が多いです。
苦手な方はそっと画面を閉じてくださいね。
レシピブログではありません。今回はただただ美味しかった魚を載せるだけの自己満足の記事。
以前のみのやの記事はこちらから
※2021/07/24 「追加情報★捌いてくれる場合あり」追記しました。
〜おしながき〜
みのやの干物はいつでも作りたて
道の駅とみうらの横にある鮮魚屋さんみのや。
時間はたっぷりあるしおおつの里の後に寄ってきました。
外でお魚干してる光景がとっても好き。
そして鮮魚を見る目はまるで小料理屋の大将の如く。
どれどれ…今日はいいネタあるかな?
今干したての干物の中に珍しいのを発見しました。
ウツボ!!
みのやの楽しいところは、スーパーでは見ないような魚を惜しげもなく店頭に並べて足るところ。
しかも漁港や直売所以上に安い今日採れ鮮魚。
ウツボって見た目怖くて黒いのに開いたら真っ白なんだね。
そしでムロアジの大群。
このムロアジの干物はなんと7枚で500円。
この日はまだ家の冷凍室にアジの干物が残っていたので別の魚を買うことにしました。
干してない鮮魚も格安!
鮮魚のワゴンセール?!
まるで靴下のバーゲンの様に、投げ入れられた100円の魚達。
スーパーでサンマ100円とかはありますが、大きなサバ、タカノハダイ、三の字(ニザダイ)などが100円って凄いよね?
タカノハダイとニザダイはスズキ科のお魚ですが平べったくてカワハギみたいな顔をしています。
みのやの醍醐味はこの数百円の珍しいお魚が買えるから、今まで食べた事がない魚にもチャレンジできるんですよね〜。
うまく料理出来なくて失敗してもいいやって思える価格。
でも実際、これまで失敗はなく毎回美味しく完食してます。
セレブ鮮魚わ珍しい魚も…
簡易イケスにはセレブ魚介類も並んでいて、まるで小さな漁港市場。
サザエさんや平目は普通よりも大きめサイズです。
実は今回、ある魚を初捌きチャレンジするか(購入するか)二つ悩みました。
その一つが…
クロアナゴ(生身)300円
どうやって捌くのだろうか…。
300円で穴子の蒲焼が出来るかと思うと挑戦してみたくなるけど…秘伝のタレがないので残念ながら断念。
そしてもう一つは…
アンコウ(小)500円
料理漫画で見たけど、吊るして捌くんだっけ?
ヌメリが凄いし歯も凄いからとにかく大変そうなイメージ。
にらめっこして迫力に負けました。
こちらも断念。
いつか500円でアンコウ鍋を調理して振る舞える素人になりたいけど、今は背伸びせずに今の自分が捌けるものを買いましょうね。
結局、サバなどの普通のお魚を買うことにしました。
赤下平目が1匹だけ紛れ込んでいて、なんと200円?
食べ方がわからなければ聞く
ところで、棗さんがみのやをリピートする理由は、知らない魚でもお店の人に聞けばオススメの食べ方を教えてくれるから。
プロが言うんだから間違いないよね!
100%信頼と安心して毎回チャレンジできます。
買ったお魚は無造作に氷詰のビニール袋に入れられるだけっていうのも味があっていい。
その日の魚、その日に捌く
サバ君(¥100)の場合
お店のお母さんは今は季節じゃないから痩せてるよ〜って言ってたけど、十分大きくて食べでがありました
軽く包丁の背で鱗を剥がして、三枚に下ろし水分しっかり拭きとったら、ラップをかけて冷凍保存。
少し時間が経ってから食べたけど、十分身は厚く弾力があって美味しかったです。
サバみりん干しが1番の好物なのですが、レモン塩の焼きサバも美味しくてとても満足。
イナダさん(¥250)の場合
お店の方に聞いたら、お刺身でも食べれるとの事だったのでこちらも購入。
同じく鱗は軽く包丁の背で。
頭を落としてサクサクっと…もう三枚下ろしは慣れました。
しかし未だに腹骨をすくのが苦手で、身が崩れてちゃう。。やっぱり家の切れない包丁じゃ限界かしら?
刺身がボロボロです…
でも味は驚くほど美味しかったですよ。
みのやで買う刺身用のお魚は臭みはないし弾力があって、素材が良ければ多少調理が失敗しても美味しいんだな〜としみじみ感じます。
でもこれでちゃんと切ってあげられたらさらに美味しくなるんでしょうね。頑張って腕をあげます!
赤舌平目ちゃん(¥200)の場合
一匹だけいた赤下平目をゲット。
そもそも私、これまで舌平目自体食べた記憶がありません。
お店の方は皮を剥いでぶつ切りにして、ムニエルで食べるのがオススメとのこと。
初めての皮剥ぎ…できるのだろうか?
これまで見様見真似で伊勢海老を捌いた(↓リンク)棗さんだもの、やれば、できる!
伊勢海老捌きの様子はこちらからhttps://www.natsume-ichigo.xyz/2019/10/drive-4/
舌平目って顔も内臓も左側に寄ってる、踏まれた様な平たい魚なんですが皮は包丁で切らずに手で剝ぐので簡単でした。
表の鼻先(頭の先?)を少しだけ切って皮を引っ張ると…スルッと簡単に剥けます。
同様に裏側も皮を引っ張ると剥けます。
内臓と頭の部分はそのまま包丁で骨ごと切り落としでOKです。
ここで棗さん大失態。
おばちゃんオススメのムニエルは皮を剥いだらそのままぶつ切りにして片栗粉まぶして焼く…だったのですが、先程のサバとイナダと三枚下ろしやってた流れで、無意識に誤って赤舌平目ちゃんも下ろしてしまいました。
平らな薄い身がのがさらに平らに…
途中から無理やりムニエルにしましたが、身がホロホロ崩れて見た目は大失敗でした。
でもね、味は最高でしたよ?
次また200円で出会えたら、今度は見た目も美しくブログに載せられるくらいに作れる様頑張ります。
全てのアラを…放り込め!
さて、これまで捌いたサバ、イナダ、赤舌鮃の頭や骨ですが、まとめて大鍋にぶっ込んで煮ます。
出汁や味噌で味付けするだけ、簡単あら汁の完成。
鮮魚を丸ごと買ったからこそできるあら汁。
その日に買った魚で作れるのが、毎回とても楽しみです。
伊勢海老の頭やキンメの頭の日はあら汁もワンランクアップの深い味がしてご馳走です。
身を食べる…という点ではサバやイナダなどの大きな頭は最高。
ただし、頭が大きすじるとお椀に盛った時にグロテスクになるのでご注意ください。
追加情報★捌いてくれる場合あり
先日訪問した時のこと、みたことない立て看板がありました。
頭と腹わた取ります。(大きい魚)
そうなんです!
今までは全部家に帰ってから自分で捌いていましたが、大物なら頭と腹わたの処理をしてくれるとのこと。
ダメ元で、200円のシイラも取ってもらえるのか聞いたらOKとのこと。
値段じゃなくて大きさで対応してくれるのは嬉しい!
そして、さすが本職の人はササっと早く綺麗な仕上がりでした。
家に帰ってからはここから小分けにして冷凍保存。
シイラは初めて食べたけど、ムニエルが良くあいとても美味しくいただきました。
200円で沢山のムニエルが作れちゃう…恐ろしいコスパの高い掘り出しモン。
もしかして…前述のアナゴやアンコウも今後捌いてもらえるのかな?
お土産の幅が広がりましたとさ♪
みのや 詳細
〒299-2416
千葉県南房総市富浦町青木100-1
0470-20-4222
営業時間:10:00〜16:00
南房総いいとこどり
View Comments (2)
干物美味しそうです。食べてみたい。
はじめまして!コメントありがとうございます(^^)
千葉房総半島の魚屋さんはとても安くて美味しい干物が沢山なので、おすすめのです。
観光客向けの大きく綺麗な施設のパウチされた高い干物より、地元のお魚屋さんが店先で干してるそのままの干物の方が美味しいですよ!