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古民家の宿山海@静岡県南伊豆【前半・館内と古道具編】

基本的に同じ地域には連続して泊まらない棗さん。
下田海浜ホテルに泊まってから期間的にはそんなに経っていませんが、この前は千葉房総に泊まったので再び伊豆旅行中。
ここ数年は、前日or当日に宿の空き状況を見て安くて良さそうな宿が空いてたら予約し、付近の道の駅など寄りながらのんびり旅をするパターンが多いです。
今回もそのパターンで取れた宿、南伊豆にある古民家の宿山海
じゃらんなど口コミを見ると賛否両論、しかも一泊二食付きでかなりの格安。
古民家や素朴…などの表現は吉と出るか凶と出るかかなり差が出るところなので、正直あまり期待はせずに向かいましたが、果たして?
古民家の宿 山海のおてなみ拝見!

当記事内の写真は、宿より掲載の了承をいただいております。
内容、テキスト、画像・動画等の無断転載・無断使用はご遠慮ください。

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新潟から移築した古民家宿

最後の難所の坂道前の看板

まず宿周辺ですが、山の上。
宿の目前に大きな坂道があり、看板があります。
坂道登るのが不安な人は上に上がらずに第二駐車場へ…という案内でした。

最後の難所、あと一息!

まぁ、格安のペンションや民宿は大体山の上なので想定通り。
そしてじゃらんの写真からも、ある程度の山奥の素朴さを予想していました。

じゃらん開催画像を拝借

しかしこのじゃらんのトップ写真ですが、画像が粗めなのか正直損してると思う。
私はこの写真見たときにコテージや山奥にあるコンドミニアム(とは名ばかりのアパートみたいな個室)民宿を想像していました。
しかし上に上がると…なんとも立派な綺麗なお宿ではないですか!
いい意味で期待を裏切られた(^-^)

駐車場の柵には何故か「ちょんまげ」と書かれた竹灯籠。

まさか従業員が全員ちょんまげ?
もしくは、ドレスコードちょんまげ⁉️
噂では、オーナーがちょんまげのおじさんだとか?
昔時代劇に出ていたとか噂は多々あるけど出会えたらラッキーらしい。
残念ながら、私はちょんまげオーナーに会えませんでした。
入口まで来ると従業員さん(若女将?)が出迎えにきてくれ、玄関へ誘導。

いろはにほへと…の靴箱

帳場(フロント)

中に入ると外からみた以上に歴史がありそうな小道具があちこちに飾られています。
帳場(フロント)には大きなソロバン。

女将さん、まけてや〜
と言いたいところですが、今回のプラン、一泊二食の温泉宿で二人で¥10,000。
これ以上の破格はないんだから。
じゃらんさん、ありがとう!ということでたまには宣伝。

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フロントでチェックインを済ませると、簡単に館内の案内をしてくれました。
浴衣はフロント前の棚から好きなサイズを持っていきます。
最近はどこもこのスタイルですよね。
別料金ですが、女性用の可愛い色浴衣もあります。

膝掛けなど嬉しい心遣い。

自販機も一つですがお酒とドリンクちゃんと揃ってます。
カン・ビンなどのゴミ箱も木のぬくもり。
古民家の雰囲気を徹底していますね。

ここまでの徹底、ただならぬ雰囲気。
実はこの宿、昭和56年まで雪国越後の松代村(新潟)にあった古民家を解体して移築しているんです!
大黒柱や梁(はり)は江戸時代から先祖代々受け継がれているケヤキが使われているとの事。
そういえば雪国って三角屋根で天井が高いですよね。

古民家をバラして柱を運び、また組み立てる。

しかし、新潟から南伊豆って、雪国から南国へ?
一体どんな理由があるんでしょうね?
ちょんまげオーナーに会えたらそんな話も聞けるのかな?

尋常小学校(多目的ホール)

フロントすぐ横には尋常小学校という名前の多目的ホールがあります。

15:00〜21:00と7:00〜10:00の間利用できます。

時間割

時間割、懐かしいですね。
置いてあるおもちゃも積み木やけん玉、囲碁など昔の遊び道具。
図書室には観光案内のパンフレットや本が置いてあります。

もちろん、温泉といえば、の卓球台もあります。

昔の遊び道具ですが新しいし綺麗。
このお宿のコンセプトに合わせて新しく揃えているのでしょう。
古く懐かしいけど生活感があるのは素晴らしい。

お部屋詳細

部屋の移動は全て階段。
足の不自由な方にはちょっと大変かも知れませんが、健康なのに運動不足な人(私)には丁度良い運動ですね。
これについて文句の口コミも見かけましたが、健常者で古民家に泊まるのに文句を言うのは違うかな〜と思いました。
エレベーター付きの古民家なんて、興がそがれますもん。

お風呂や食堂へ行くのも階段

階段に文句をいう人は、ホテルに泊まろうね。
自分のニーズにあったホテルを選ぼう。

宿泊部屋に行くのも階段です

部屋移動の階段には歴史がありそうな浮世絵が沢山飾ってあります。

古いけど、とても綺麗に保存されています。
骨董や芸術品に詳しくないのですが、歴史的な物なのかな?

お部屋は純和風の質素なお部屋ですが、ちゃんと綺麗に掃除されています。
バスタオルと歯ブラシが見つからなくて探していましたが、窓の横のポットや金庫の上の戸棚にありました。

館内の案内も丁寧にわかりやすく書かれています。

チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
内風呂:15:00〜24:00、6:00〜10:00
※露天風呂は男女入れ替え制

窓からの景色は、海はちょっと遠いので山の緑をお楽しみください。
丁度この下が、駐車場から見えた薪が沢山保管されてた場所でした。

まるで古道具博物館?!

ところで、館内の案内を聞きながらもずっと気になっていたのですが、フロントの前にある囲炉裏や細かい古道具。

囲炉裏で火を噴く体験もあるらしい。

他にもみたことのない昔の農具や民芸品が館内の至る所に飾ってあります。
こちらも江戸時代・明治・大正・昭和に使われていた生活必需品なんですって。

さらに、もっと昔の時代の武具もありました。
私はこっちの方が好き。気分は殿様。

一つ一つ丁寧に細かく説明書きがありますが、外国人観光客も多いのか英語表記もあります。

祝酒運び

昔の人は祝酒をこうやって大切に運んできたらしい。
次回お食事と温泉編に続く!

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古民家の宿 山海の詳細

〒415-0152 静岡県賀茂郡南伊豆町湊1709
0120-315-316

チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
内風呂:15:00〜24:00、6:00〜10:00
※露天風呂は男女入れ替え制
山海 公式サイト

古民家の宿山海の館内施設と貴重な古道具、結構なおてまあえでした★
後半(食事&温泉編)に続く。

棗 一期: 姓は棗(なつめ)名は一期(いちご)。 ななつの目(①視覚②聴覚③嗅覚④味覚⑤触覚⑥直感⑦閃き)で、 一期一会を楽しみながら、旅を楽しむ! なんでもない日常や失敗も、全てが想い出、全てがネタ! 人生楽しんだもん勝ち!