湯畑からの2つの路のうち…湯滝通りは西の河原通りと合体し、さらに続く。
実はここからが観光客向けのメインストリートです。
西の河原通り(後半)と、西の河原のおてなみ拝見!
〜おしながき〜
西の河原通り(後半)
後半は食べ歩きゾーン。
あちこちから誘ってきます。
食べ歩き以外に綺麗な天然石屋さんやお土産屋さんが多数ありますが…例の如く私の写真フォルダには食べ物ばっかり(笑)
情報が偏っていますがお許しください。
もち焼きせんべい 寺子屋本舗
こちらは草津ではなく元々は京都発で全国の観光地に展開しており通販もやってます。
草津名物…ではありませんがこの温泉街での食べ歩きにぴったり。
オススメはぬれおかき串。
一本120円から好きな味を選びましょう。
ピリ辛の七味にしました〜。
まるで焼き鳥を食べてるみたいでビールが欲しくなります。
店頭の見本も…どう見ても焼き鳥串よね。
焼きたてのぬれおかきってもちもちして不思議な食感。
ところで、ぬれ煎餅は私には馴染みがなく大人になってから知りましたが元々は千葉県の銚子発なんですって。
でもここのはぬれおかき。
普段あまり和菓子を食べないので煎餅とおかきの違いがよくわからないので調べてみました。
なんと煎餅とおかきって原材料が違うんです!
煎餅はうるち米、おかきはもち米。
どちらも米ではありますが、煎餅はパリッとしていておかきはサクっとした食感ですよね。
煎餅もおかきも、濡れていると弾力が増える不思議な食感。
寺子屋本舗 公式サイト
http://www.terakoyahonpo.jp/cms/store/store/kusatu/
強制配布!長寿店の温泉饅頭
ぬれおかき屋さんから少し先、次のトラップが出現。
ここは10年以上前から変わらぬスタイル。(私が知ってるのが10年ほど前なだけで、もしかしたらもっと前からかも…)
通り過ぎる観光客を1人も逃がさない!3名体制で試食の温泉饅頭を手渡してきます。
さらに絶妙のタイミングでお茶を渡す係が1名。
最後に店内へと誘導する係が1名。
どんなに沢山の人が通っていても、気づいたら自分の手の中にはホカホカの出来立て温泉饅頭が眠っています。
拳法でもやってたんですかね?
隙のない構え?
お饅頭はとても美味しく草津土産にピッタリですが、買う気がない方は最後のお茶を受けとならない様にうまく回避するのがポイント。
お茶を受け取ったが最後、中のベンチを勧められるし湯呑みは中に返さないといけないので、買うまで出れません。(嘘)
少し大袈裟ですが…それくらい買わないと申し訳ない気持ちになるのは事実。
心理戦でもジワジワ攻撃してきます。
もし中に座ってしまったら、店から出て行く人達がいるタイミングに紛れ脱兎の如く駆け出すのがポイントなり。
記念に買えばいいんですけど…なんか負けた気がして悔しくなるんですよね。(笑)
山マタギと海番屋
良い匂いがしてくるこのお店は自家製タレに漬け込んだマタギ焼き屋さん。
お肉も美味しそうなんですが、いつも気になるのは地元しいたけ。
めちゃくちゃ肉厚で美味しそう〜
なんですが…何故かいつもタイミングが合わず(この前後に違うものを食べてしまう)ので買ったことないんです。
次こそは…!
凪の湯
ちょっと奥まったところにお煎餅屋さんと共同浴場があります。
お湯はなんと、西の河原の源泉をひいてるんですって。
でもこちら地元の人専用かな?
残念ながら観光客は入れなそうですね。
温泉玉子なら草津ガラス蔵1号館
この辺りには天然石やガラス卵など女子が大好きなキラキラした丸いものが沢山売っています。
棗「お湯がキラキラ…まぁるい卵みつけたー」
なぜか草津ガラス蔵というお店の店頭で卵、茹でてます。
一個120円。
温泉たまごって各地にありますが、大抵温泉で茹でたしっかりゆで卵が多くないですか?
ここのはどうかしら?
カップにスプーン、出汁がついてるのでこれは期待できる!
割ったらとっても綺麗な、これぞホンモノの温泉卵でした!
ツヤツヤ卵はツルっと入るのであっという間に食べ終わります。
他にも天然石屋さんに可愛いアクセサリーが売っていたり和柄の雑貨があったり見て回るだけで楽しい、温泉街の雰囲気がとても素敵な西の河原通りでした。
ガラス屋さんの前にレトロポスト発見!
赤、青、黒…3つ並ぶと可愛いね。
西の河原園地
通りを抜け、お店からホテル旅館がポツポツ。
さらに抜けて行くと、いよいよ西の河原(本番)です。
上信越高原国立公園と書かれています。
上信越高原国立公園(じょうしんえつこうげんこくりつこうえん)は、その名が示すとおり、群馬県(上野国)、長野県(信濃国)及び新潟県(越後国)の3県の県境にまたがる国立公園である。上信越国立公園とも言う。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/上信越高原国立公園
全国で2位の面積を持つ国立公園だそう。
1位は北海道の大雪山国立公園。
山や温泉がいくつもあり県も跨ぐし、もはや公園と呼ぶのが正しいのかよくわかりませんが…
この中に西の河原と呼ばれる場所があります。
西の河原という名前の語源は賽の河原で三途の川の河原のことなんですよね。
そんな名前の通り、昼でもちょっと寂しげな空気感。
敷地内にはあちこちに石像など謎の石が積み上がっています。
細く緩やかに流れる川は温泉で温かく所々小さな池になり名前がついています。
幸の池
ものすごい色で全然幸が無さそう…
鬼の茶釜
ただでさえ暗く静かな雰囲気なのに…鬼とか言わないで〜
落ち葉が怖い。
人が疎らにいても一人でいる様な…なんか不思議な静けさがある場所です。
そんな中、露天風呂に向かう途中にある神社があります。
実はここも目的地の一つでした。
草津穴守稲荷神社
こちら昔TVでも取り上げられていましたが、商売繁盛&人気運アップの御利益がある砂をいただけます。
お稲荷さんっていえば、やっぱりこの紅い鳥居だよね。
二人ほどの幅の狭い階段。小さな神社。
分社なんですって。
地獄に仏…そんな言葉が浮かぶ、先程までの暗さが一気に無くなる神社。
一番上まで行くと…小さな拝殿。
その左横には、まるで小学校にあった気温測る箱(百葉箱)の様です。
招福の砂と書かれてます。
お賽銭箱に200円入れて、中にある白い綺麗な砂を備え付けの封筒に入れて持ち帰ります。
400円入れて2ついただきました。
家の玄関とかに巻くとご利益があるんですって。
たしかに今思うとこの少し後から昇格したので…御利益あったかも?
今は引っ越してその時の砂はないのでまたもう一度貰いに行こうかな〜♩
そしてこの奥には有名な西の河原の大露天風呂があります。
これまで色々な露天風呂に入ったけど、好きな露天風呂ベスト3に入る位、印象的な音景色で絶対また入りたい!
そんなこんなで、今回はブログは4回にわけ記録は10年にわたり湯畑から西の河原までを書きましたが昔の写真が少なく情報が疎らで少し心残り。
基本飲食店以外では、一度行った観光スポットは再訪することはが少ない棗さん。
でも西の河原に関しては前に行ったルートでもう一度周るのもありかな〜。
ちなみに今回の数回にわたる草津温泉の記事は湯畑からみて西側のお話ですが、反対の東側にも沢山面白い場所が沢山あります。
そちらはまた少し先になりますが、再訪して最近の様子と比較しつつブログを書けたら良いなと思っています。
さて、次からやっと本星の温泉のお話。
もちろん宿泊宿は大好き(?)なおおるり温泉のお話が始まりま〜す★