おおるりグループといえば、とにかく格安で上質のお湯に入れる温泉宿。
そんな名湯草津の温泉上がりの楽しみといえば夕食!
ホテルおおるりは一泊二食付きと素晴らしいホテルなのですが…この食事が昔からマニアの間では別名:給食バイキングと呼ばれている。
そんな賛否両論の給食バイキングですが、ここ数年は頑張ってグレードアップしています。
脱★給食バイキングのおてなみ拝見!
〜おしながき〜
贅沢言っちゃいけない、充分なメニュー
最近は一泊2食バイキング付きホテルは多いのですが、伊東園とか他ホテルって当たり外れが多いんですよ。
しかし、おおるりなら大丈夫❗️
どこのホテルもほぼ同じ、給食バイキングです!(良い意味で)
※給食バイキングとは?
諸説ありますが、昔は開始時間になると大きな館内放送が合図が流れたり、メニュー内容が学校給食の様な健康かつ質素な物ばかりだったため、いつしかおおるりマニアにそう呼ばれる様になったとかなってないとか?
伊東園と同じ様な小分けのトレー。
旅を始めた初心者の頃、この小分けトレーを見るたびに何を食べようかな🥰とワクワクしたものです。
少しずついろんなものを食べたいし!お酒を飲みながらツマミを食べたい。
お酒も飲めてツマミもご飯も食べれて一人5000円〜7000円代なんてこれで文句は言えません!
昔から文句を言う人はチラホラいますが、だったら相場の値段払って別のホテルに泊まろうねと言いたい。
時代の流れ、アルコール飲み放題は廃止!
個人的におおるりの大きな魅力といえば夕食はアルコール飲み放題だったところ。
正直、お酒飲む人だったら地元で1〜2回飲みに行く価格で温泉宿で過ごせるんですから…たまらん❣️
しかし時代の流れと共にこの10年でおおるりも値上げせざるを得ない状況になりました。
それは激安を売りにしているおおるりには相当な痛手。
そこで値上げは最小限に抑えつつファーストドリンク1杯無料。それ以降は1杯100円に変わりました。
それでも100円って安いよね。
生ビール、酎ハイ、日本酒、ワインなどがあります。
その影響で変わったな〜と個人的に感じるのは…食堂の治安が良くなった(笑)
実は、おおるりファンの間でもお酒を飲む派と飲まない派の水面下での論争🤣があったんです。
飲み放題やってた頃の客層といえば、年配の酔っ払い集団が食堂の奥でバイキング終了まで飲みまくり騒ぎまくりだったり、顔真っ赤にしたおじさんがふらふらドスドス荒っぽく行動したり話しかけてきたり…
お酒を飲まない人には嫌がられる一面もありました。
ちなみに棗さんは、タダ酒〜🍺😆と無理矢理飲みまくって酔いつぶれて温泉に殆ど入らなかったなどの黒歴史あり。
しかし、人間とは不思議なものです。
お金が発生すると大事に呑むので、2、3杯しか飲まなくなり良いほろ酔い状態で食事もその後の温泉も楽しめる様になりました。
棗「災い転じて福となす!✋🏻🐰」
♨️「災わいとはなんとも大げさな…」
まぁリピーターの多くはアルコール込みでこの宿を選んでいる部分もあったと思うので災いといえば災い。
でもこのご時世、価格をなるべく維持しつつ満足度を上げるのは至難の技だし、他にも沢山頑張っているおおるりが好き❤️
夕食バイキングメニュー
アルコールの件でマイナススタートと思われがちな夕食バイキングですが、実はメニューも変わっています。
まずは写真で見てみよう。
2012年の夕食バイキングメニュー一例。
フライに揚げたて天ぷらに、具たっぷりの焼きうどん、ちらし寿司、シーフードカルパッチョ、豆もやし…etc。
いや、おおるりグループ内で比べたらかなりいい感じでした!
続いて、今年。2020年の夕食バイキングメニュー一例。
んん⁉️😳
なんか彩りといい見た目といい…。
もう一度確認。
麻婆豆腐、焼きそば、ポテトフライ、串カツ、
きんぴら等、
もつ煮、
サラダ…。
なんか、メニュー減ってるしメインおかずに華やかさが…ない?😟
まさかの、メニューもグレードダウン?
ちょっとがっかりしかけたあなた…
ちょっと待ったーーー❗️✋🏻🐰
もう給食とは言わせない!まさかの鰻
そうなんです…あの!あの、おおるりで鰻(うなぎ)が食べられる日が来るとは…😳
実は数年前からおおるりの夕食はハーフバイキングと名称が変わり、メイン料理が一人一皿ずつ用意されてる様になりました★
たしかにバイキングメニューは減ったけど、あまり興味のない数合わせ的な料理が置かれるよりも、こっちの方が嬉しい❤️
しかもこのメインメニューは場所や季節によって違うので密かな楽しみ。
中でも今回は、棗史上最強に喜んだ鰻&湯葉刺し&お刺身。
他には、熱川のグループホテルでは金目鯛煮付けが出たり、鬼怒川や日光では栃木牛のすき焼き(風)が出たり。
しかもバイキングはハーフって言ってるけど、今までの70%位はありました。
しかもこの鰻、小さく見えるけど厚みがあってフワフワで美味しい!
もう、給食バイキングなんて呼ばせない!
おおるりグループの強い意志を感じます😉
この後期間を開けずに別のおおるりホテルへ泊まるほど鰻にハマった棗さんでした。
夕食時間の裏技
実はおおるりホテルの夕食時間は17:30〜とめちゃくちゃ早い!
夜中お腹が空かない様に少しでも夕食を遅くしたい時はチェックイン時に相談してみましょう。
人が多いホテルなら2部制にしている所もあり交渉の余地あり。
朝食バイキングメニュー
夜はあれだけ凄かったので(おおるりにしては)、もしかしたら朝食も…
…と思いましたが朝食はいつものおおるりクオリティーでした。
あまりの定番ぶりに、今年の写真を撮り忘れるという失態😅
代わりに2012年の朝食をご参照ください。
驚くなかれ、これでほぼ全メニュー抑えてます。
あとはパンやお粥やオレンジなどのフルーツがある感じ。
朝食は全ホテルほぼ変わらない。
まぁ、あんまり朝からがっつりあっても食べ過ぎちゃうから、食いしん坊の棗さんにはこれくらいが丁度良い。
ある偉い人の教えでは、「普通のホテルは食べすぎるがおおるりは食べるものがないから食べ過ぎの心配はない。(いい意味で!)逆に健康だ!」…という名言を残したとか残してないとか。🤪
番外編(昼食):田吾作
最後に、おおるり送迎バス湯けむり号を使うときは、ほぼ強制昼食で立ち寄る田吾作という食事処がありました。
チェックイン時にオーダーシートをもらうので注文したいメニューにチェックを入れチェックアウト時にフロントに渡すと、送迎バスが田吾作に到着する頃には料理の準備がされているというシステム。
今でこそ牛丼屋やフードコートにはよくあるシステムですが、これを大昔からやっているから実はおおるりって凄い⁉️
ただし今時の様にデータが自動で飛ぶシステムなどなくホテルからFAXというアナログ方法。
実はおおるりの社長って当時の最先端を次々とやっててるから凄いと思う。
※最近湯けむり号乗ってないし、通りすがりで見てると閉店していたりコンビニに変わっているのでこのシステムが継続しているのかどうかは不明。
強制の時は「え〜メニュー少ないしまた田吾作〜😚」と言っていたけど、ご無沙汰だと少し恋しくなりますね。(笑)
さて、3回に渡り(湯畑含めると7回に渡り)綴った草津温泉の旅ですが、一旦今回で終わりです。
まだこの3倍はネタがあるのですが…それはおいおい。
次回からは道の駅巡りブログに戻りま〜す。