2020年後半は、珍しく都内や近場の旅をしました。
都民のgotoトラベル開始が遅れましたが、その後もっとTOKYOという旅好きには嬉しいシステムが短い期間でしたが発動された☺️
しかし、各社旅行サイトでの争奪戦は激しかった〜💦
利用された方は分かると思いますが各社サーバーダウンの嵐でイライラしましたね😅
私は在宅ワークだったのを良いことに、仕事をしながら片手はスマホでリロードの嵐でした。(笑)
そんな訳で今回は敢えての都内旅。
ホテルは普段あまり行かない秋葉原のスーパーホテルpremier秋葉原。
余裕で日帰りお出かけできる距離なのに敢えての宿泊❗️
せっかくなので、少し遠回りして久々に御朱印巡りで神社に行くことにしました。
今回は有名だけど行ったことがなかった、神田明神のおてなみ拝見!
①2021/07/09 ロゲットカード、ご当地マンホール、他写真追加
②2021/10/02裏参道、甘酒追加
〜おしながき〜
あま酒『天野屋』vs『三河屋』vs『神田神社内』
御茶ノ水駅から徒歩で10分もあれば到着です。
大通り(本郷通り)を超え進むと、大きな青い鳥居がみえ、その奥には古風な建物がチラホラ見えます。
参道の雰囲気満載。
さらに奥に大きな赤い門が見えますが、そこに着くまでの間いくつか商店があり、中でもあま酒屋さんが目立ちます。
参道入り口の天野屋
あま酒茶屋 天野屋
いかにも老舗っぽいいい感じ!😆
なんと1846年創業。
あま酒なんて何十年も飲んでないけど(しかも子供の頃は苦手だったけど)…これは是非とも参拝後に飲んで雰囲気に浸りたい❗️
しかしまずは神様にご挨拶…と一旦通り過ぎたのが失敗でした。
帰りに寄ったけど微妙な時間差でお店が閉まっちゃいました〜😭
がっかり肩を落とす棗さんを嘲笑うかの様なタヌキ。
棗「そんな…わずか数10分の差…」
タヌキ「“善は急げ”を忘るるな。次回待ってるタヌ!」
次の日ご縁に期待!です。
また、天野屋さんにはガラスケースに古道具が飾ってあったり、麹室(こうじむろ=麹を繁殖させるための温室)についての案内板など見どころ沢山❣️
天野屋さんのあま酒は化学添加物を使わず米と麹だけで作られた神田甘酒。
店内で飲むともろみ味噌がついてきて、このお味噌を舐めると塩分がさらにあま酒の甘味を引き出してくれるしい。(味変しながら飲めるのね)
東京都千代田区外神田2-18-15
営業時間:10:00〜17:00(L.O15:30)
隨神門近くの三河屋
もう1つのお店は神社の入口に近い三河屋綾部商店。
こちらはさらに古い1616年創業。
徳川幕府と縁のある商人が将軍と一緒に三河から江戸に上京したそう。
最初に天野屋さんで飲もうと決めてたので写真だけとり通り過ぎてしまいました。
戻ればここならまだあま酒が飲めたんですね。😅
三河屋さんのあま酒は生姜パウダーを入れて飲む延寿甘酒。
冬や冷え性の人には良さそうなあま酒ですね。
東京都千代田区外神田2-17-3
9:00〜18:00
まさかの2店舗とも写真を撮るだけで飲んでいない、食レポなし🤣
しかもこの2店舗が有名なあま酒店である事や営業時間などは、今回の記事を書くために後で調べて知りました。
次回はもう少し早めに行って2つのあま酒をじっくり飲み比べてみたいと思います。
2021/07/09追記 念願の2店舗飲み比べしてきました❣️
↓詳細は以下記事↓
神田明神(正式名称:神田神社)
入口に着きました。
神田神社は730年創建の歴史ある神社ですが、この朱色で綺麗な随神門(ずいしんもん)は昭和50年に建立。
入口は小さいけどこの中の境内はとっても広いです。
ところで、門の入口の提灯にも神田明神と書かれていますが、正式名称は神田神社です。
そもそも明神と神社の違いって?
しかも神社って、神宮・明神・八幡宮…色々呼び名が沢山ありますよね。
もちろんそれぞれちゃんと違いがありますが、明神とは神様の称号のひとつだそう。
地元の方達からは昔から明神さまと親しみを込めて呼ばれている神社。
ご利益は恋愛運や仕事運、勝負運の他、商売繁盛や健康、学業成就など…ってほぼ全部⁉️😳
東京のパワースポットと呼ばれており、中には沢山の神社と神様がいらっしゃいます。
早速中に…とその前に門の外左側の手水舎に行きましたが…
コロナでお水はありません。
2020年以降どこの神社も手水舎の水が空ですね。
もしかしたら何十年後には手水舎に水が入っていたという事自体も忘れられ、TV番組のクイズのネタとかになってしまうのでしょうか。
参拝の前のこのお清めが好きでした。
寂しいな🥲
全国の龍神様も心なしか肩を落としているように見えます。
でも、実際お水がなくても心を洗う事が大切❣️
洗心!
門の上にはシーサーの様な華やかな狛犬さん?
商売繁盛してくれそうな金ピカさん。
こういう隅々の彫刻とかをゆっくり見るのも参拝の楽しみ☺️
広い境内、どこから見る?
中に入るとひらけた空間。広い!
小さな神社やお店がありどこから行こうか悩みますが、まずは入口すぐ左手に売店。
売店も気になりますが、まずは参拝❗️
アニメコラボグッズがすごい!
またこちらでも甘酒を売ってるので、今度行った時は飲んでみたい😋
(2021/10/02追加)
こちらの売店でも甘酒を飲めます。
冷やし甘酒を飲んでみましたが、かき氷状の砕いた氷(凍らした甘酒?)が入っていて米粒の形もしっかり見えシャリシャリ食感。
甘さ控えめで、サラッとさっぱりした飲みごたえの甘酒でした。
売店の横にある御百度石。
この先にはいらっしゃるのが…
大きなだいこく様。
石造りでは日本一だとか。
だいこく様とえびす様の違いがいつも判らなくなります。
あとここにはいない布袋尊。
3人ともふくよかなおじさん(失礼💦)で、お金や商売のご利益がありそうという共通点。
気になり調べてみました!簡単にまとめると…
大黒様、恵比寿様、布袋尊の違い
◆だいこく様…インド生まれ。頭巾を被り打ち出の小槌で、農業と商売を繁盛させる。
◆えびす様…日本生まれ。釣竿と鯛で大漁を呼び込み、漁業と商売を繁盛させる。
◆布袋尊…中国生まれ。スキンヘッドで大きな袋(堪忍袋)を担ぐ、夢を叶えてくれる人格者。
でもこちらのだいこく様、縁結びのご利益もあるらしいです。神様は万能ね。😚
私が行った日は休日だけどあいにくの雨のため空いていましたが、混むときは凄いのでしょう。
混雑時は3列で並ぶ様に注意書きがありました。
昭和9年竣功の御社殿
神田神社自体は1300年の歴史がある神社ですが、中央にある現在の社殿は昭和9年に完成したもの。
当時では画期的な鉄骨鉄筋コンクリート製で、東京大空襲にも耐え抜きました。
木造に見える様、あちこちに細かい工夫が施されているそうです。
木造の古めかしさも良いですが、鉄筋コンクリートだからこそいつまでも綺麗な朱色を保てているんでしょうね。
狛犬もガチムチ体型で強そう!😤
個人的に好きなアングルは後ろのお尻。
動物(?)の背中からお尻のカーブが好きなんです😍
社殿横には神田神社の創建1300年記念についての案内板があります。
1300年…想像もつかないほど大昔ですね。
獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす
聞いたことありませんか?
獅子の子落としということわざで、わが子に厳しい試練を与え、その器量を試すことで一人前に育てることができるというたとえ。
私はこれまで仕事やいろんな場面でこの獅子落とし系と過保護系と両方体験したり見てきましたが、その後の成長スピードや急なトラブルも自分の力で乗り越えられる、独り立ちできるようになるのはやはり早い時期に獅子の子落としを経験をしてる人の方が多い気がします。
そして獅子の子落としはただ厳しいとか放置とか無意味な体育会系じゃなくて、親が子供の力量をわかった上で120%くらいの難題を与える物だとも思うのです。
たまに教育論で“何でもかんでも親が教え諭すんじゃなくて、原因や対策を自分で考えさせる。
そのための道標を会話でする”というのがありますが、あれも元をたどれば獅子の子落としの考え方ですよね。
谷に落とすっていう響きから無情に聞こえるけど、全ては親が愛情を持って常に子供を気にかけながら調整して成り立つもの。
だからこの風景も…
父獅子「我が子なら登れるはず!自力で登れ!😤」
母獅子「😥(ハラハラ…)」
子獅子「ふぐぅ〜😖(ヨジヨジ…)」
きっと愛情あってのこと…だよね?
ドボボボボ…🌧💧💧
子獅子「ち…ちべたいよ〜寒いよ〜😭」
冷え込んだ日に滝水を頭からかぶる子獅子を眺めながら我思ふ。
「私はヌクヌクに甘やかしてもらう方が好き🐰」
文化交流館はオシャレカフェ?
神田神社境内には大きな建物文化交流館があります。
一階ではお守りや御朱印、お土産売り場やカフェやガチャガチャがあり神社とは思えない商業施設の様です。
また、スタンプ式御朱印もありました。
この日、やたら建物の外に若い男性の集団がいるな〜と思ったのですが、上のホールで何やらアニメのイベントがあったらしい。
このスタンプもよく見ると、訪れてみたい日本のアニメ聖地88と書かれています。
一応御朱印帳とは別に押しておきました。😁
シュタインズ・ゲートという2010年ごろの秋葉原を舞台にしたアニメの聖地として認定されてるとか、ラブライブのモデルにもなってるとか。
地下には両アニメのスタンプが置いてありました。
シュタインズ・ゲートのスタンプ
ラブライブのスタンプ
少し言い方は悪いけど、参拝客以外のところでお金を落とす仕組みが出来上がっています。
神社を存続させるためにはお金も必要ですからね。
(すごく綺麗で居心地は良かったのですが、個人的には有り難みが薄れてしまいあまり参拝をしたという気分になれなかったのが本音のところ…😅)
お食事どころもカフェメニューでキティちゃんコラボなど可愛いメニューが多いです。
神社声援(ジンジャーエール)なんて、攻めた商品もありました。
また館内には沢山お土産が売っており、ATMもあります。
チャラつい…企業努力満載な攻めの雰囲気満載ですが、一応お神輿とかもあります。
お守り・御朱印・おみくじ
お守りや御朱印は入口右手にあります。
御朱印の初穂料は300円。
書き置きタイプですが2枚セットで、神田神社の綺麗な朱色の御朱印です。
月毎に右下の印が変わるらしい。
もしかしたら真ん中下のねずみさんは干支でしょうか?
ということは、この部分も今年は丑に変わってるのかな?
次行く時が楽しみです。☺️
※ラブライブの限定御朱印帳もあるらしい。
(追記)2021年も行ってきました。
やはり下の干支が🐀→🐄に変わっており、右下の印も月毎に変わるみたいです。😊
(さらに追記)
干支以外に季節印も変わります。
受付窓口で招き猫が置かれているのが今月の季節印。
8月がすすきってなんか意外です。
十五夜の季節、秋のイメージでした。
そしておみくじは200円で外にも沢山種類があります。
金運みくじに挑戦!
…中金運😀
ここ最近いろんなおみくじで大吉が出ず中吉が多いのですが、書かれてることは大体自分の行いがそのまま返ってくるという様な内容です。
正しくいれば良いことが、手を抜けば悪いことが。
地道にコツコツと慎ましく過ごす時ってことなのかな?
負けないよう…ハート型の可愛いおみくじ結びに願いを込めてしっかりと結びました。
末社・その他
屋根の修繕かな?
こうやって皆さんの力で綺麗な状態で存続されてるんですね。
境内は広く、その他にも沢山の末社があり、1つ1つ神様もご利益も違います。
奥の方に江戸神社という神社がありましたが、大江戸最古の神社だとかなんだか凄そう!
神楽殿はとっても華やか!😆
また、だいこく様がいた文化会館の裏の方にはこっそりえびす様もいるので是非探してみてください。
最近TV CMでも出てますよね。
えびす様よりも青い大きな波がメインの珍しい像。
波にノリノリ絶好調のえびす様🥳
LOGetカードとご当地マンホールも忘れずに!
せっかく来たんだから、旅の思い出が欲しい!
そんな方におすすめするのは、文化交流館でもらえるLOGetカード‼️
私も最近知ったのですが、ロゲットカードとは旅の思い出(証)をカードで集めるがコンセプトのカード。
LOG(記録)+get(得る)でLOGet!
…とTwitterでプロデューサーの山田さんが教えてくれました😊
ロケットカードと聞き間違えながら初ゲットした時のブログはこちらから→道の駅富士川楽座
ロゲットカードの写真と同じアングで写真を撮るのがツウだとか😉
もう一つのおすすめは、ご当地マンホール。
神田明神バージョン!
残念ながらマンホールカードはありませんが、鮮やかなマンホール蓋が飾られてます。
旅のついでにマンホールカードも集めてますが、なんとロゲットカードプロデューサーの山田さんは元々マンホールカードにも関わっていたお方だそうです。
マンホールカードは「カード型下水道広報パンフレット」で細かい情報が書かれています。
私はまだ数枚しか持ってないけど、全国かなりの数があり本気で集めている方はものすごい事になってそう!😳
神社の参拝以外の目的でも訪れる人が多いのは、こういった工夫が理由の一つかもしれませんね。
神田神社の詳細
思いつきでフラリと行きましたが、末社も多く一度じゃ隅々までじっくりとお参りできませんでした。
甘酒飲み比べもしたいし、近いうちにまた改めてパワーをいただきに行きたいと思います。
今と昔が融合した不思議な神社でした。
帰りは甘酒屋さんのある参道とは反対の明神男坂から出ました。
(2021/10/02追記)
ちなみに、末広町からだと裏参道から境内に入れます。
ひとけがないけど、綺麗に階段が整備されてます。
ちょうど末社のある裏側に出ます。
東京都千代田区外神田2-16-2
アクセス
(1)JR:中央線・総武線「御茶ノ水駅」(聖橋口)より徒歩5分 / 京浜東北線・山手線「秋葉原駅」(電気街口)より徒歩7分
(2)東京メトロ:丸ノ内線「御茶ノ水駅」(1番口)より徒歩5分 / 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」(B1出入口)より徒歩5分 / 東京メトロ銀座線「末広町駅」より徒歩5分 / 東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」より徒歩7分
東京のパワースポット神田神社、結構なおてまえでした★