先月、ついに恐れていた衝撃的なニュースが流れました。
このブログでもカテゴリを作っているおおるりグループの「塩原温泉ホテルおおるり」と「草津ホテルニュー紅葉」以外の10ホテルが閉館するそうです。😭
(おおるり公式閉館のご案内)
閉館する10ホテルは売却する方向らしいのですが、おおるりの源泉掛け流し温泉♨️は本当に素敵なのでとても悲しい。
高級旅館とかに生まれ変わっちゃったら、それはそれでなんか違うんだよな〜🤔
おおるりならではの、昔は高級だったんだろうけど今は安く泊まれる手軽さが好きでした。
今回はそんなおおるりグループの中でも、比較的後から仲間入りした熱川3ホテルのうちのひとつ。
海からは少し離れた高台にある、熱川ホテルおおるりのおてなみ(思い出)拝見!
・熱川シーサイドホテル
・熱川グランドホテル
※その他のおおるりホテルのブログこちらのカテゴリーおおるりグループからも見れます。
〜おしながき〜
綺麗な海岸が近い、高台ホテルでした
おおるりといえば栃木がメインのグループホテルですが、ある時熱川に進出。
一気に3つのホテルがグループに入りオープンしました。
栃木や群馬に比べると料金設定が高めで、食事内容もいち早くハーフバイキングを採用して金目鯛の煮付けなどを出したり、お茶請けが田吾作饅頭じゃなかったり…と最初からグループ内でも少し空気が異なるホテル。
でも他ホテルと同様に往復1000円で湯けむり号も走っていたので、一人旅や車がない人も宿泊しやすいありがたいホテルでした。
私が夏の海水浴など一時期熱川が行きつけになったのは、この熱川3ホテルのおかげである事は間違いありません。
3ホテルの中では一番海岸から遠いホテルですが、坂道を数分降れば目の前には大きな波がくる海水浴場。
部屋からも、綺麗な青い海がよく見えます。
時間帯によっては温泉やぐらからの煙を見ることもできます。
お茶請けが田吾作饅頭じゃないと、イマイチおおるりに来た感が出ないんだよな〜🤔
なんていいつつ、このお菓子美味しい😋
(しかし、この数年後には栃木のホテルからも田吾作饅頭は姿を消した…😭)
館内の様子はこんな感じでした
一階フロント横にはロビーと自販機。
反対側は広間で、浴衣が置いてあります。
チェックイン時にこちらから好きな浴衣を持っていくシステム。
また、貸切露天風呂がありこちらから行けます。
無料貸切露天風呂はおおるりグループの魅力の一つですが、熱川では他の2つのホテルは貸切がなくこちらのホテルだけ。
(貸切しなくても大浴場が空いていてのんびり独り占めできちゃうところもおおるりが好きな理由でした😅)
エレベーターは二基。
バスの時刻表や周辺観光案内、おおるりの無料バスツアーなど旅に役立つ情報が貼ってありました。
ゲームコーナー。
おおるりは全ての時間が早いので、夜9時半には電源OFF。(u_u)すやぁ〜
ベーシックな昔からの大型の温泉ホテルという雰囲気の熱川ホテルおおるりは、グループの中でも料金が1000円程高く1人6000〜7000円(シーサイドホテルと同価格)。
正直な意見としては…同じ価格ならシーサイドホテルか、一番海が近いのに安いグランドホテルの方がコスパは良いと感じます。
なので、グランドホテルの方が先に閉館したのはとても意外でした。
貸切露天風呂がある分高いのでしょうか?
しかし、その貸切露天風呂がなんとも印象的だったのです⁉️😳
驚きの貸切露天風呂でした
フロントで予約をして、時間になったら鍵を受け取り露天風呂へ向かうのですが…
その場所が泊まった部屋と全く同じ作りのフロア。
ドアも一緒です。(今から行くのは貸切露天風呂だよね?🙃)
部屋です。
宿泊部屋と違う事と言えば、床→フローリングでソファが置かれてる。
そしてエアコンがなく扇風機がある。
時計が1つあるはだけの蒸し暑い部屋。。。
蚊取り線香焚いてます。
そしてベランダに…
露天の岩風呂
後にも先にも記憶に残る貸切風呂😅
おおるり傘下に入る前は元々露天風呂付き客室の部屋だったのでしょうか?
だとしたら、岩風呂付きの部屋って相当豪華ですね💸
そんな露天風呂の湯船ですが…驚くほど熱い🥵
せっかくの源泉掛け流しなのに水で薄めないと入れないほどの熱湯。
否、ここは熱川。
源泉掛け流しだからこそ熱いのです❗️
(そういえば入口ドアにも注意書きがありました。)
バルブで水とお湯の調整してって書いてあったけど、バルブは湯船の奥にあり結局中に入らないと手が届かないので大変でした😂
贅沢に容赦なくじゃんじゃん出てくる熱い源泉。♨️
せめて部屋にエアコンがあれば…等々、色々思うところはありますがこれもおおるりの味。
おおるりファンは文句を言いながらも頻繁に通っている方が多いのですが、なんだかんだこの安さで良い温泉に入れてツッコミどころの多いのは他にはない魅力だったんだ❣️
大きな大浴場も素敵でした
昔は沢山人が来るホテルだったのでしょう。
脱衣所のカゴの数を見てもわかります。
洗い場も沢山。
私が行った時はずっと貸切状態で、思いっきり大きなお風呂でのびの〜び堪能。
熱川は日差しが強いのか大浴場の大きな窓から降り注ぐ光が眩しい。
朝風呂はこの反射したお湯でスッキリ目が覚めます😳
南国風の植物が🪴生えた露天風呂。
やっぱり素敵な温泉♨️
朝夕バイキングは安定のおおるりクオリティでした
おおるり時間は全てが早い。
夕食は17時30分から。
時間になったら食堂(山吹の間)へ。
昔はおおるりは座席自由でしたが、ハーフバイキングが始まってから指定席になりました。
この方が安心していけるので良い。
(バイキング開始時間になると驚くほど人が並び我先に…と料理周りが渋滞するので、落ち着いた頃に行きます)
肝心のメニュー内容ですが…正直な感想。
おおるりグループの中でも個人的な満足度は低かったです😰
茶色い料理ばかりでした。
ハーフバイキングだからかな?
そのかわり、金目鯛の煮付け
お刺身
そしてアルコールが最初の一杯無料でチューハイの種類が他より少し多かったのが良かった点です。
朝食はサラダや卯の花やもろもろ。
謎ゼリー。
お魚は大きかった❗️
定番の卵とウインナー。
内容的には他の栃木のホテルと同じ価格帯ならまぁ…という感じですが、1000円高いのにこれか〜感が出てしまうところは残念ながら否めません😫
新しい買い手が見つかり営業再開した時にはどう変わるのか興味があります。
熱川ホテルおおるり、閉館残念でした
昔は栄えた温泉地らしいのですが次々とホテル宿が潰れて、特に海沿いの一番良い通りが廃墟化しているのがとても残念。
個人の宿や商店だけで観光客を呼ぶには難しい状態ではないかと感じます。
景色もお湯もとても良く、夏の海水浴も波があるのにゆったり静かな時間が流れ本当に南国🏝にいるような空気がお気に入りです。
駅周辺にはバナナワニ園やその場で焼いて食べるひもの店、温泉卵が作れる場所。
海岸前には熱川ほっとぱぁーくの足湯や海と一体になれる温泉やプール。
車で少し行けば河津桜や温泉が吹き出す大噴湯が見れる場所と沢山の魅力的なスポットがあるので、誰か名街のプロデューサーさんいたら改革を起こしてほしい!
(でもこの人が少なくのんびりな雰囲気を好む地元の方もいるのかも?)
View Comments (2)
こんにちは。
ご存知かもしれませんが…
こちらのホテルはその後、中国の方に買い取られ、今はホテル「玉龍」となっております。
先日宿泊してまいりましたが…廃墟のような宿でびっくり、こちらの記事を拝見してさらにびっくりです。
元々、こんなに綺麗なお店だったんですね。
施設内は天井などに穴が空いておりボロボロ
温泉は本当にひどいぬる湯でした。
5階以上のフロアは木の板で塞いであり、入れなくなっています。
今まで宿泊した宿の中で、1、2を争う酷さで、おおるり時代のお客様には語るのも憚られます。
ご興味があればぜひ(泣)
はじめまして!コメントありがとうございます♪
別ホテルとして復活していたとは、知りませんでした。
しかしお話を聞く限り、改修せずそのまま営業した感じなんですかね…(^_^;)
私が入った時の温泉は暑すぎて入らないほどでしたが、
熱川でぬる湯とは…残念ですね。
宿サイトをみたら朝夕食付きでそこそこのお値段でびっくりしました。
どうしても熱川で宿が見つからないなど…いつか機会があれば怖いもの見たさで…(笑)