おおるり平家本陣(閉館)@湯西川温泉【平家落人の郷】
2021年は大好きだった格安温泉ホテルグループのおおるりグループが2ホテルを残し閉館してしまうという悲しい出来事がありました。🥲
当ブログでも「おおるり」カテゴリを作っており、再宿泊したタイミングで昔の記事と一緒にアップしようかな〜と思いたのですが…その願い叶わず💦
でも本当に良い温泉だつたので、自分の思い出記録用そしていつかまた復活してくれることを願いつつ…おおるりファンの方々へお届けします。📝
今回は宿について役に立つ情報はないかもしれませんが、おおるりグループを知ってる人は懐かしみ、知らない人はこんなホテルがあったんだ〜という暖かい目で楽しんでください。🙇♀️💦
湯西川温泉の周辺も少し紹介するので、観光予定の方の参考になればと思います。😊
いざ、栃木県湯西川温泉にあるおおるり平家本陣(閉館)の、思い出拝見!
よかったらこちらもご参照ください
(カテゴリ>宿泊施設・温泉>おおるりグループ)🏨
近くの道の駅湯西川の記事はこちら📝
〜おしながき〜
おおるり平家本陣ホテルとは?
当時からおおるりグループの中では1000円高く(…と、いっても6〜7000円代😅)、他のおおるりグループとは少し違った人気のあるホテルでした。
草津おおるりと並んで、当時は土日祝日はなかなか予約が取りにくいホテルでした。
中に入ると歴史がありそうな鎧や人形が飾られています。
おおるりグループのロビーって、こういう飾り物が多くて昔は高級ホテルだったんだろうな〜って雰囲気が出てますよね。😊
入り口や部屋は特に他のホテルと変わらず。
1000円高い理由は食事にありました。
バイキングじゃない、おおるり!?
おおるりグループといえば朝夕バイキングが定番ですが、グループ内にはいくつかお膳のホテルがありました。
こちらの平家本陣もそのひとつ。
座席も決まっており、配膳の関係もあり手が混んでいますが、残念ながらお料理は冷めていました😭
そして当時はおおるりユーザーの9割が目当てだった飲み放題もありません。(別注で頼めました。)
後期にはほとんどのホテルでハーフバイキングでお鍋がつく様になったけど、先駆けはここ平家本陣かも⁉️
食堂に大きな囲炉裏がありこちらでお鍋を温めて、なんとなく田舎料理の雰囲気を味わるシステム。
お鍋は海鮮の出汁がしっかり効いて美味しかったです😋
朝食は、ド・シンプル🤣
ヤクルトが嬉しい。
そして、朝も囲炉裏を使用して、あたたかいお味噌汁。
個人的には、1000円高いのにいつもより品数少ないし料理があたたかくないな〜と少し残念な気持ち😅。
でも、周りのお客さんを見ると他のホテル以上にご老人が多く、「バイキングみたいに取りに行かなくていいから良いわねぇ」なんて会話をしていたのが印象的でした。
自分にとっては良くない事も、誰かにとっては良い事なのかもしれない。
なんでも自分基準だけで考えてはいけないなぁ、違った視点からも見てみよう…そんな事を気付かされた瞬間でした。
そして激安送迎バス(当時都内から湯西川温泉まで往復600円だった😊)湯けむり号を利用した場合は、翌日の帰り途中に和食店処吾作で半強制昼食。
ここではハズレのないカレーかかき揚げうどんが定番の棗さんでした😋
食事に関しては、特に飲み放題がなかったのが個人的には残念😢
でも、湯西川温泉のお湯を味わうなら最高の温泉ホテルでした。♨️
美容液の様なアルカリ性単純温泉
湯西川温泉はこの平家本陣と伊東園(※今後記事アップする予定)しか泊まった事がありませんが、とにかくヌルヌルで美容液の様な素敵なお湯で湯上がりは肌がツルツルになります。
そして、おおるりグループといえば大浴場がとにかく広いのですが、その中でもこちらのホテルの大浴場は広く開放感がありました。
大浴場の窓が全開で半露天風呂状態ですが…もちろん露天風呂もあります。
石でできた扇の飾り。
静かな山の中の温泉で一泊でも湯治気分が味わえる素敵な温泉♨️😌で、これはプラス1000円の価値あり😉👍🏻
泉質
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/湯西川温泉
アルカリ性単純温泉。無色透明、無味無臭で含まれる成分が少なく、刺激が弱いため、利用範囲が広い温泉。肌にもやさしいので高齢者に向く。泉温25度以上なので、病後回復期の療養や外傷後の療養にも適す。
効能
動脈硬化、火傷、筋肉痛、高血圧症、切り傷、神経痛、慢性皮膚疾患、打ち身、捻挫、腰痛、糖尿病、疲労回復、月経障害、痔、四十肩、五十肩、関節痛、冷え性、慢性婦人疾患に効果がある。飲用では胃腸虚弱に良い。
おおるり撤退後の今、どうなったのか気になりますが素敵なお湯だったのでいつか復活する事を願ってます。🙏
ホテル裏の平家の里
ホテル周辺はお店が閉まっておりとても寂しい温泉街ですが、おおるり平家本陣の裏にはある観光スポットがあります。
平家の里
冬はここでかまくら祭りを開催していますが、それ以外の季節は特に平日はお客さんも少なく寂しい雰囲気。
入館料は500円で、中には飲食店もありかなり広く見学時間目安は30〜40分。
一から十の小屋がありそれぞれ昔の家造りや道具など平家の歴史が学べます。
見たことがない道具がたくさん。
平家の里という位なので当然ゆかりのある地なのですが、源平の戦いに敗れ源氏からの厳しい追ってを逃れた平家が辿り着いたのが、ここ秘境湯西川。
と、いうことはこの辺りの方達は平家の末裔なんでしょうか?
自分の祖先がわかるって良いですね😃
小屋の中にはそんな平家の方々もいらっしゃいました。
【昔の美少年】※画像左
氏名:平敦盛(たいらの あつもり)
家系:平清盛の弟である平経盛の末子
職業:武将
特技:笛
参戦:一ノ谷の戦い(17歳)
お宝:平忠盛が鳥羽院より賜った笛「小枝」を譲り受ける
別名:平家絶世の美青年
逸話:源氏側の熊谷直実は彼のあまりの美しさに躊躇し、涙ながらに首と取ったとか。あぁ武士の性。
【昔の成り上がり】※画像右上
氏名:平清盛(たいらの きよもり)
家系:平忠盛の長男
職業:武将・公卿
特技:琵琶
名言:平氏にあらずんば人にあらず
平家物語のイメージで 悪虐、非道、非情、成り上がりの暴君、傲慢な性格の持ち主という評価が定着していたが、実際の清盛の人物像は温厚で情け深いとか。
と、言われても私、平家物語を知らないのでなんとも言えません。
ただ…気づいたのは、平家の皆さんは眉毛ビシッの濃いお顔の方が多いね。
ちなみに茶屋ではおしるこ・きびもち・そばがき等のおやつしかないので、しっかりと食事をしたい方は温泉街の散策をお勧めします。
平家の里
栃木県日光市湯西川温泉1042
0288-98-0126
公式サイト
平家集落の平家そば「志おや」
平家の里から温泉街の方に歩くと、途中でこんな看板があります。
平家集落
階段下の川沿いに平家集落があるとの事‼️😳
そしてその平家集落には、平家そばが食べられるお店があるんです😋
本家名物手打平家そば 志おやの山菜おろしそば
平家そばは太めでコシのある少しモチっとした麺が特徴で、上からツユをかけて食べます。🍴
山菜おろし蕎麦を食べましたが、薬味もたっぷりで美味しい~!!😋
店内も素朴ですが太めのお蕎麦も素朴な味です。
この湯西川の雰囲気ととっても合っていてよかったです。
平家そば志おや
栃木県日光市湯西川990-2
0288-98-0434
11:30〜15:00
不定休
クレジットカード不可
公式サイト
湯西川水の郷観光センター
湯西川温泉という地名の通り、湯西川という大きな川があります。
湯西川(ゆにしがわ)は、栃木県北西部を流れる利根川水系男鹿川支流の一級河川である。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/湯西川
なので大きな吊り橋もたくさんあり、観光客がチラホラ。
そして、平家の里から3㎞ほど離れた場所に、観光センターがあります。
湯西川水の郷観光センター
水車がぐるぐる。
こちらの施設には源泉掛け流しの温泉や、無料足湯、お土産売り場や食事処、美術館等あります。
温泉街から一番近い栄えている施設で、周辺には新しい住宅が多く温泉街とは違う今時の田舎の住宅地な雰囲気ですが、所々ジビエの看板が目立ちました。🧸🐗🦌
お土産売り場にもマタギさんの収穫物がたくさん売っていました。
熊の皮とか…インディアンみたいな孔雀みたいな鳥の羽とか。
そしてコレが本当のクマデ…😁
中国では熊の手は高級食材として食べるらしいのですが、熊が蜜をとる右手の方が美味しいとか、使わない左手の方が良いという噂を聞きます。
ん?でも、そもそも熊って右利きなの?👋🏻🤣
(細かいけど気になって突っ込まずにいられない)
入口には原寸大木彫り熊さんがいましたが、こんなん森で「こんにちは🤗」したら怖くて何もできないよね😱
いざという時に素手でも熊と戦える様に鍛えておこうと思う棗さんでした。
湯西川水の郷観光センター
栃木県日光市湯西川473-1
0288-98-0260
営業時間
売店:10:00〜15:30
温泉:10:00〜19:00
水曜定休
公式サイト