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岩室観音堂@埼玉【四国八十八ヵ所巡り&一羽一字経】

吉見百穴の近くには松山城跡があります。
そちらは時間の関係で見なかったのですが、途中にとてつもないオーラを纏った木造の建物を見つけました。👀
山と合体⛰しているその建物は岩室観音堂と言い、手前を見るだけならそんなに時間も要さないと吉見百穴野売店の女将さんから聞いたので、ちょっぴり寄り道👣
山を背にして西側にあり、午前中でも暗く静かで足を踏み入れるのも躊躇してしまうほどの静寂。
勇気を出して…いざ、おてなみ拝見❗️

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岩窟で、四国八十八ヵ所巡り

1200年以上昔、岩を削ってできた事から岩室観音と呼ばれるようになりましたが、正式名は岩室山龍性院
弘法大師さんが掘った観音像がここの岩窟に収められたそうです。

松山城の攻防戦の際、お堂は消失してしまい現在あるものは江戸時代に信者さん達により再建されたものらしい。
当時には珍しい懸造り様式で、京都の清水寺と同じ造り❣️
(※高低差が大きい土地に、長い柱などで床下を固定してその上に建てる建築様式)

階段を登り門のような入口左にある岩穴には、八十八体の石像が祀られています。

この石像を拝めば、四国八十八ヵ所を巡拝したのと同じらしい。🙏

視覚からもひんやりとした空気が伝わる岩肌に、ズラリ並ぶ石像はなんとも言えない迫力がありました。
(なんとなく写真撮っちゃいけない様なオーラを感じたので控えました😅)

秘密の展望とご本尊

歴史がありそうなこちらの建物、2階に上がる事ができます。
上を見上げると木造の装飾と千社札が沢山貼られてる。
かなり高い天井なのにどうやって貼ったんだろう?😳
先に木に札を貼ってから組んだにしても、長い間札が残っているのが凄いですよね。

階段が狭く急角度なので、登る方はご注意ください。

登りよりも下りのほうが怖い?
帰りもご注意⚠️

天井にある木彫りの装飾が綺麗です。
獅子の渦巻きまで綺麗に再現❣️🐶🐶

観音堂の奥と正面では全く違う景色。
奥は陽も当たらず生い茂った薄暗い山の壁面ですが、正面からは晴天の青空。
小さなお堂ですが想像以上に良い見晴。
遠くに見える吉見百穴から帰りの観光客も見えますが、皆さん岩室観音は素通り。
一瞬通りすがりの人と目が合い驚かれました。😊😳💦

正面からの見た目では、勝手に入って登れるなんて思わないもんね♪
秘密の展望台からの景色🏞🥰
でも高所恐怖症の人には少し勇気がいるかも…❓
木造なので2階の木の床をよく見ると穴が空いていたり…😱

2階からは屋根の裏側が見えますが、なんだか凄い迫力、圧巻‼️😳

見渡すとあちらこちらに木の掛け軸があり、色々と書かれています。

そして、厳重に囲まれたこちらに💁‍♀️ご本尊様がいます。

御朱印はこちらを管理している、徒歩10分、車で3分の場所にある龍性院(りゅうしょういん)で対応してくれるそうです。
そして、お守りやお札は下の向かいにある岩窟売店にあります。
岩室観音の隣には、通称:岩窟ホテルがありその写真なども岩窟売店でみれるらしい。
岩窟ホテルとは、その昔農夫・高橋さんが崖を掘って作られた人工の洞窟。
見た目が洋館のため、ホテルと呼ばれているが、泊まれる訳でも商売のために作られた訳でもなく、ただただ高橋さんの創作意欲を満たすために作られたという変わった名所。
昔は吉見百穴と同じくらい注目されていた観光スポットだったけど、崩落があり今は見学できないそうです。😔

話を戻しまして…
一礼→合掌(な〜む〜)→一礼🙏
こちらはお寺なので、神社の様に拍手はしません。
この足型は何のためにあるんだろう?
上に乗ったら落とされる仕掛けがありそうで怖い🤣けど、こういうのは本能的に揃えてしまう性…。
川越八幡宮にも謎の八の字型の足型がありましたが、やっぱり何か意味があるのかな?
ぴったり揃っておらず少し斜めに開いているのが意味深

柵があり中には入れませんが、よく見ると奥は山の岩壁。

岩窟に祀られるご本尊様は火事でも消失しなかったそう。
不思議な力で守られてますね😊

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折り鶴(一羽一字経)に挑戦!

ご本尊様の左隣に謎のスペースがあります。
説明書きを読んでみると…
100円納める→お願い事などを書き願いを込める→折り鶴を折るのですが、その用紙1枚1枚には般若心経の全278文字のうち漢字一文字が書かれているそうです。

無宗教なのでよくわからないけど…せっかくなので挑戦💪🏻😊
日常生活ではお目にかかる事がない漢字でたー💦

後で調べてみたら、心無罣礙という漢字。

心無罣礙の意味

読み:しんむけいげ
意味:心に障(さわ)りがない、何もとらわれのない自由な境地

ただ、礙(ガイ・ゲ)という字が、覆い妨げるもの・進行を邪魔して止めるという意味らしいので、一瞬あまり良くない気もしましたが…
逆に考えれば、道を妨げる良くないものを全て折り鶴に封印してくれるって意味にも受け取れる🥰

私の道を妨げる良くないものは全てこにに封じ込めてきたので、2022年は鶴のように自由に遠くまで羽ばたけそうな予感⁉️😆

胎内くぐりは準備と覚悟が必要

観音堂を見た後は、反対側に廻ってみました。

ハート型の胎内くぐりがあるらしいのですが…

一応チェーンがありますが、普通に過酷な崖上り、修行です💦

しかも裏側はお堂と草木の岩壁に囲まれて陽が当たらないため、苔むしてます。
ハシゴの先にお地蔵様など…

これはブーツじゃ無理ー😂
この先を見たい方は、スニーカーと動きやすい服で行くことをおすすめします。
最後に、岩室観音は市野川という川沿いにありますが、この川が凄い…😳
一面草が生い茂っており、水辺までたどりにつくには大変らしい。

吉見百穴と続けて、全体的に薄暗い穴や茂った草を沢山見た観光でした🤣

岩室観音の詳細

埼玉県 比企郡吉見町 北吉見327
無人・入場無料
足場に注意⚠️

龍性院公式サイト
吉見町公式サイト

岩室観音、結構なおてまえでした★

棗 一期: 姓は棗(なつめ)名は一期(いちご)。 ななつの目(①視覚②聴覚③嗅覚④味覚⑤触覚⑥直感⑦閃き)で、 一期一会を楽しみながら、旅を楽しむ! なんでもない日常や失敗も、全てが想い出、全てがネタ! 人生楽しんだもん勝ち!