秩父神社 @埼玉【日光東照宮と縁のある、秩父三大神社】
秩父には三大氷柱があると以前ブログで書きましたが、他にも三大○○があります。
それは、秩父三大神社。
この中では秩父神社と三峯神社を参拝した事がありますが、今回は駅からも近く一番行きやすい秩父神社をご紹介♪
日光東照宮を思わせる豪華な彫刻も見ものですが、個人的にはここに来ると毎回神様を感じる不思議な出来事があり、とてもお気に入りの神社。
いざ、秩父神社のおてなみ拝見!
※冬は秩父の三大氷柱もおすすめ。
良かったらこちらの記事もご参照ください。
奥秩父の三十槌(みそつち)の氷柱
横瀬町のあしがくぼの氷柱
〜おしながき〜
秩父駅徒歩3分、西武秩父駅徒歩15分
以前、西武秩父線西武秩父駅についてのブログでも少し触れましたが、同じ秩父駅と言っても西武線と秩父鉄道でかなり離れています。
埼玉県の熊谷や群馬県の高崎方面から来る方は秩父鉄道を利用する人も多いかと思いますが、東京から来る人は西武線利用者が多いのでは?
でも、途中に番場通りという参道があるのでご安心♡
賑わっているとは言い難いのですが、食べ歩きスポットもあるので、次回以降のブログで書きます。
馬場通りの突き当たり、「秩父神社前」信号の目の前にいきなり鳥居で到着!
白くて大きな石の鳥居。
入口は無色ですが、中は凄いんですよ。
まずは狛犬さんにご挨拶して一礼して鳥居をくぐりましょう。
誇らしげに胸を張ってる狛犬ズは、日向ぼっこしてるように見えて可愛い♡
狛犬「ばう!(何度も言うが、我々は神の使いぞ!)」
棗「お〜よしよし、お日様が気持ちいいねぇ」
狛犬んズ「。。。(汗)」
彫刻がすごい!手水舎
参拝の初めにすることといえば、お清め。
手水舎屋根の彫刻が素敵!
色はシンプルな木ながらも、気品と迫力がありますよね。
実は手水舎って鳥居の次に目にするし、一番その神社の特徴が出る場所だと思います。
参拝しやすく見所の多い境内
秩父神社は、秩父三社として人気なのはもちろんですが、アニメ「あの花」こと、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の聖地としても人気で老若男女、参拝者が訪れます。
三峯神社のピリリとした空気とはまた別の、穏やかな陽のイメージの神社。
御神酒がたくさんの神門から中に入ると、四角く開けた境内。
段差も少なく全ての箇所が見て周りやすいため、ご年配の方ものんびり楽しみやすいと思います。
神降石(じんこうせき)
神門入ってすぐ左手には、赤みを帯びた大きな石があります。
名前の通り神様が降り立つ石と言われており、江戸時代からあるらしい。
火山石にも見えますよね。
神社に石といえば力石ですが、さすがにこれは持てなそう…
柞稲荷神社(ははそいなりじんじゃ)
赤い神降石のすぐ裏には、真っ赤な柞稲荷神社があります。
願掛けの小型鳥居の奉納は随時、受け付けているとのこと。
洋服屋さんのハンガーの様にズラリ並ぶ小鳥居。
お稲荷様は商売繁盛の神様。
柞って珍しい字ですが、コナラ・クヌギ・ミズナラなどの古い呼び方。
秩父神社の裏側には柞の森がありミズナラが生い茂っています。
諏訪神社で旅行安全を願う
柞稲荷神社の隣は諏訪神社。
こちらでは風水守護、旅行安全の神様がいらっしゃいます。
柞稲荷の御利益で商売繁盛したら、たくさん旅行に行こう!
その時には安全に楽しめるよう、諏訪神社の御利益をいただけますように…。
日御碕宮(ひのみさきぐう)
さらにその隣にの日御碕宮の須佐乃男神さまの御利益で悪疫退散!
コロナ退散!
そのすぐ横には珍しい形のイチョウの木(乳銀杏)があります。
御本殿(ミニゲーム間違い探し)
本殿ですが、数年前にきた時と変わってきました。
突然ですがここでミニゲーム、どこが違うでしょ〜か?
まずは昔の御本殿。
次に今年。
全く同じ構図じゃないのでわかりにくいかと思いますが正解は…
実は、お賽銭箱が1つ→3つに増えてました!
末社も多く、本殿も彫刻が多いので修繕にもかなりお金がかかると思いますがいつも綺麗。
本殿を360°囲む豪華な彫刻
秩父神社の特徴(見所)はカラフルな彫刻。
日光東照宮を想像させますが、同じく徳川家に縁のある神社なんです。
さらに日光東照宮と同じ名工・左甚五郎が施した彫刻。
そりゃ似てるよね!
でも、東照宮といえば「見ざる・言わざる・聞かざる」ですが、秩父神社のは少し違う。
「よく見て・よく聞いて・よく話す」お元気三猿。
こちら昔写真を撮った筈なのですが…見当たりませんでした。
気になる方は是非、直接見に行ってみてください。
他にも子宝・子育ての虎など沢山の彫刻があり、上を見上げながら歩いていたらあっという間に一周、二周しちゃいます。
つなぎの龍の不思議な写真
中でも名物はつなぎの龍。
本殿の東側にいます。
近くの池で龍が暴れた後は必ず、この龍の彫刻の下に水溜まりができたそうです。
ということで(?)この彫刻の龍を鎖で繋ぎ止めてみたら暴れん坊の龍がいなくなったよ、という昔話が由来。
ところで、写真を撮ったらこんな虹の様な不思議な写真が撮れました。
光の加減かと思いますが、龍の大きな眼(虹彩)にも見えませんか?
つなぎの龍の近くにの額殿には、弓矢と文字が透けて読めない歴史のありそうな額が飾られています。
左右にお伊勢さん
本殿の東西には伊勢の外宮と内宮の神様がいます。
お伊勢さんに挟まれているってこと?
これだけ沢山の神様がいる秩父神社、パワースポットと言われるのも納得ですが、その中でも私が特に何か感じる場所があります。それが…こちら。
天神地祇社(てんじんちぎしゃ)
本殿の裏(北側)には謎の扉が並ぶ通路があります。
この扉の中には全国の一ノ宮を中心に計75座をお祀りしています。
出雲大社の様に、全国の神様が集まっているんですね。
扉は全て閉まっているのですがこの辺り、なんか気配を感じる。(霊感は全くないタイプですが)
昔来た時に、神主さんがこの通路を歩いていてその方向に合わせ上の木がザワザワしたり、パキって木が軋む音が聞こえて何か不思議な気配を感じました。
そして、今回は写真を撮ったら真ん中の紙垂が光を発している?!
閉じられた扉だけの一見何もない通路で結構素通りされていますが、私にとっては一番気配を感じる不思議な落ち着く場所。
その反対側は、本殿の後頭部(真後ろ)の彫刻が見れます。
北辰の梟
ふ=不 くろう=苦労 不苦労=苦労しません様に。
私は、努力や試練と苦労は別物と考えてます。
いつもなんだかんだと乗り越えられているのは、与えられているのが苦労ではなく、幸せになるための努力や試練だからだと思います。
ありがとうございます♡
水占いみくじ
女性に人気、右隣にある小川に浮かべると結果が出てくる水占いみくじ。
200円入れて好きな紙を選びます。
この小川の水は武甲山の伏流水とのこと。
武甲山は秩父市と横瀬町の境界にあり、日本二百名山の一つです。
秩父地方の総社である秩父神社の神奈備山。
神奈備(かむなび・かんなび・かみなび)とは、神道において、神霊(神や御霊)が宿る御霊代(みたましろ)・依り代(よりしろ)を擁した領域のこと。
または、神代(かみしろ)として自然環境を神体(しんたい)とすること。
万葉集においての表記は7つ(22首、23例)ある。
Wikipedia引用
そんなお山の伏流水、なんだか御利益ありそう。
早速浸してみましょう!
おみくじが頑丈に丸まっているので、しっかり伸ばしてから…
ヒタっと。
めっちゃ手元から流されてるけど…大吉です♡
内容は短めで簡潔なおことば。
ビニール袋が置いてあるので、そちらに入れて持ち帰ります。
※乾くと文字が消える。
仕組みはわからないけど、子供の頃に遊んだ魔法のペンやみかん汁で書く実験を思い出しました。
日光東照宮との関係
御本殿の色鮮やかな彫刻や三猿など、日光東照宮とは特別な関係がある秩父神社。
水占いみくじの横に、小さな東照宮がありました。
御祭神は徳川家康公。
徳川家は子孫繁栄により長く世を統一していました。
約2000年の歴史がある秩父神社は、1970年に徳川家康により再建(解体復元)されたそうです。
最後に、銀杏の御神木からパワーをいただき、神社を出ました。
ざっくりとみて30分ほどでしたが、彫刻や掲示板をしっかり読み込むのであれば所要時間は1時間ほどみた方が良いと思います。
秩父神社の御朱印と詳細
御朱印は初穂料500円
秩父神社
埼玉県秩父市番場町1-3
0494-22-0262
<アクセス>
・秩父鉄道秩父駅より徒歩3分
・西武秩父線西武秩父駅より徒歩15分
・関越自動車道 花園I.C.より約30km。
花園I.C.を降り、国道140号線を秩父・三峰方面へ
秩父市内に入り、国道299号線と交差する上野町交差点を右折。
公式サイト