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佐原の町並み@千葉【歴史&ご当地グルメ観光スポット】

佐原観光案内所からレンタサイクルで諏訪神社を参拝した後は、今回のメイン観光ひとつめの佐原の町並みへ。
「お江戸見たけりゃ佐原へござれ 佐原本町江戸まさり」と歌われた千葉県佐原市(現:香取市)
川沿いの古い町並みをお散歩しながら、醤油ソフトや黒いお蕎麦を食べたり、ごま油ラー油や蛤のお土産を買ったり。😋
小田原に続き2枚目の歴まちカードをGET❣️
いざ、佐原の町並みのおてなみ拝見!

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古い町並みへのアクセス・周辺

佐原の町並みの中心部に行くにはJR佐原駅より徒歩で10分ほどですが、自転車ならスイスイ〜っと🚲
あまり人が歩いていない裏道を通ったら、なんだかすごく雰囲気のある倉庫を発見。
与倉屋大土蔵

明治22年に醸造蔵として建てられた土蔵ですが、今はイベント開催などで使用されています。
500畳分の広さの土蔵の壁の色はノスタルジックな印象。
いよいよ佐原の古い町並みムードの始まりだ❗️

①南部:歴史タイムスリップゾーン

おそらくオーソドックスな周り方としては、駅がある上(北)から中央の大通りに出るのかと思いますが、ひねくれた私は下(南)から周る。😏

それはなぜか?
佐原の町並みの後の目的地が下の地図で見切れてる右(東)と上(北)にあるから❗️
【なるべく同じ道の往復は避けつつも全部周る、色んな道を通りながら目的地に行く!】が私のモットー。
その結果、駅から南下して諏訪神社→佐原の町並みの南から侵入→その後東の◯◯◯◯へ抜け→最後に北の◯の◯◯◯◯→佐原駅に戻るルートに決定。📝😊

まずは佐原の町並みの南の川に到着。
この川から北の水門までの間に10個ほどの小さな橋が架かっていますが、一番南の橋に用があります❣️

小江戸さわら舟めぐり

午前中はまだ人も少なく、のんびりとした雰囲気。
江戸時代の人になった気分が味わえる景色。😊
小江戸さわら舟めぐりが人気ですが、私が見たいのはその舟乗り場のすぐ横の橋。

樋橋(ジャージャー橋)と落水

樋橋の落水(とよはしのらくすい)
普通の橋に見えますが、30分ごとに面白い事が起こります。
丁度到着して2〜3分後に始まりました‼️😳
(動画でどうぞ💁🏻‍♀️)

通称:ジャージャー橋
時間になると橋からお水がジャージャー流れる。
残したい日本の音風景100選」に選ばれてますが、実は昔のイメージを再現をするために平成4年に作られた橋。

ジャージャー橋の秘密

樋橋はもともと、江戸時代に小野川上流でせき止めた農業用水を佐原の関戸方面(現佐原駅方面)の水田に送るため、小野川に架けられた大きな樋(とよ)であった。
この樋から小野川に落ちる水の音からジャージャー橋と呼ばれるようになった。
その樋を人が渡るようになり、昭和時代にコンクリート橋、1992年(平成4年)に現在の橋となった。平成4年に橋を造る際に、かつてのジャージャー橋のイメージを再現するため、水が落ちるように造られた。
落水は昼間のみ(午前9時~午後5時)、30分おきである。
Wikipediaより引用

つまり…機能として何か意味があるわけでもなく、橋になる前の“水を引く装置から水が滴っていた様子”を再現するためだけに水を流してる?😅
「カッコいい動きって大体、本来必要のない動きだよね」と誰かが言っていたことを思い出しました🤣
でも、必要のない水を人工的に流す事で一つの名物になっているのだから…認定❗️

伊能忠敬旧宅(無料)

ジャージャー橋がある船着場のすぐ横には、あの伊能忠敬さんの旧宅があり無料で見学ができます。
伊能さんについては、前回ブログで少しふれましたが17歳の時に婿養子でここに来て50歳まで暮らしていました。
伊能家は醸造業などを営んでおり、川沿いの建物は店舗だったそうです。
窓からは川沿いの佐原の町並みがよく見えます。

奥の書斎には地図を作るのに役立ったであろう半月方位盤が展示。
伊能忠敬は、50歳になってから地図作りに挑戦し始めましたが(本来は地図を作るのが目的じゃなかったという噂もあり)、それまでの商家の経験もとても役にたったそうです。
何歳からでもチャレンジはできる❗️
関係ないような経験も活かすか殺すかは自分次第❗️
そんな江戸時代からのメッセージを感じます✨📩
私も昨年から新たな趣味を2つほど始めまして、今のところ毎日コツコツ楽しく続けています💪🏻😊
ここぞのタイミングで活かせる日が来ますように!

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②中央:ランチ&お土産ゾーン

次にメイン通りと思われるお店が密集した、川の中央を遮る千葉県道55号(佐原山田線)を紹介❣️
※実際は私は①③②の順番に周り最後に巡りましたが、ブログ用に地図に沿って順番に紹介してます。
※この道を3kmほど東に進むと香取神宮⛩に行くことができます。

脇道や駐車場もよく見て歩こう

一応車が2台走れますが歩道もかなり狭く、意外に交通量があるので自転車も注意しましょう。
(人の多い時間帯は降りた方が安全かも…😥)

行きたかったお蕎麦屋さんが混み合っていたので、時間待ちの間に周辺散策。
店舗の間に細い路地があり、なんか気になったので奥に入ってみる…

神社⛩発見❗️😳

稲荷神社って建物の間とか木陰に立っているのが多いけど…にしても、四方を建物に囲まれて人の家の裏にひっそり密みきった神社でした。

また、稲荷神社の路地の向かいの駐車場には、お休み処ぶれきめらがあります。
ここでは佐原らしく…
じゃじゃ〜ん❗️醤油ジェラート(400円)🍦😳

怖い物みたさ(味わいたさ)で挑戦してみましたが…
例えるならば…甘くないみたらし🍡😋
さっぱりしていて個人的にはアリ!な味。
食べた後に唇💋を舐めるとほのかに醤油の味がしました。
食後のさっぱりデザートにおすすめ❣️

有形文化財・小堀屋本店

珍しい真っ黒なお蕎麦が名物で、休日のお昼頃は20分待ちでしたが呼び出しベルが貰えるので、近くの散策がおすすめ。
ただし、この呼び出しボタンは電波の関係で半径50メートル以内しか効かないらしいのでご注意⚠️💦

お店が密集している通りなので、近くで時間を潰せると思います。

無事、順番が来て入店。

店内の半分がテーブル席、半分が座敷になっており12時には満席でした。
メニューはシンプル、蕎麦・天ぷら・天丼。
普通のお蕎麦もありますが、日高昆布を使用した黒切りそばは3〜400円高くなります。

わざわざここに来たのだから、そのウリの黒切りそば(1100円)を注文。

名物「黒切りそば」とミニ天丼

昔は醤油醸造を家業にしていた小堀屋本店は、天明2年(1782年)にそば屋を開業。
奥の土蔵には蕎麦作りの秘伝書や道具が保管されているらしい。
その時から、この珍しい黒い蕎麦を作っていたのでしょうか❓
建物は千葉県指定有形文化財らしく、雰囲気のある店内での食事は特別感😋

肝心の味ですが…
色の濃さから硬めの麺を想像していましたが、思ったよりも柔らかい?蕎麦のコシとは違う不思議な弾力がありました。
よく噛んでると、たしかに昆布っぽい味があります。
あまり蕎麦粉の香ばしさみたいな風味は感じず、黒切りそばという別な食べ物という印象。
また、そば湯は普通のお湯では?と思うほど全くとろみがありません。
昆布蕎麦のさっぱりした麺のイメージそのまま。

さらに、+500円でミニ天丼つけちゃいました〜😋

衣はしっとり。
タレの味は濃いめで好き。
手前の楕円形はイモ天かと思ったら人参の天ぷらでした😳

小堀屋本店の詳細
千葉県香取市佐原イ505
0478-52-4128
営業時間:11:00~16:30
水曜定休
カード・電車決済不可
食べログ

油茂製油の「胡麻油ラー油」

1630年創業、あと少しで400年の歴史となる製油店ではごま油で作ったラー油を買いました。

看板はかかっていない、シンプルなお店。
なんと、日本最古の油屋さん‼️

えごま油ごま油を販売しています。
ごま油というと、皆さんこげ茶色の油を想像すると思いますが、こちらでは透明なごま油を売ってます。😳
お店の方に聞いたところ色の違いは作り方に理由があるそう。
茶色いごま油は煎った胡麻を使用しているため焦げの色がでるが、生搾り純正ごま油は焙煎していない白ゴマを生で搾るため透明なんですって❣️
ごま油独特の香ばしさはないけど、優しい旨味と風味がありサラダ油やオリーブオイルみたいに使いやすく、ドレッシング等にもオススメとのこと。
普通の油よりも酸化しにくく長持ちするのも特徴。

しかし、今回は可愛い包装のごま油ラー油を購入。
中身は全部同じ、45g400円。

家に帰って開けたら、香ばしい胡麻の風味と山椒の爽やかさが漂う!
味も、スッキリした辛さ🔥
ラー油で400円って正直高いと思ったけど(いつも100均の使ってる😅)、山椒・桂皮・八角・陳皮・長葱・生姜・ニンニクの芽…色々入っていて美味しい😋
一瞬、お気に入りの坦々麺屋さん一龍の坦々麺の風味を感じました。
ちょい足しすれば一龍っぽい坦々麺が家でも食べれるかも❓😋

澄んだ朱色でとても綺麗なラー油。
沢山活用しておりもうすぐ無くなりそうですが…ネット販売もしているので、本気で食べたかったらポチれます。🔘👈🏻😋

油茂製油の詳細
千葉県香取市佐原イ-3398
0478-54-3438
営業時間:9:30〜17:00
公式サイト

佐原町並み交流館で歴まちカードGET!

佐原には幾つか観光案内所があります。
その中のひとつ、中央部分にある佐原町並み交流館では歴まちカードの配布をしています。

館内にはイベント時期に合わせた展示物や、佐原のミニチュアがあります。
お昼ご飯を食べた小堀屋本店見つけた!

私が座ったテーブル発見❗️
ミニチュア大好き〜🥰
実際に見た建物が沢山展示されているのは楽しいので、先に一通り見て回ってから来るのが、個人的にはオススメです。
大正時代に建てられた千葉県有形文化財・佐原三菱館(旧川崎銀行佐原支店)のミニチュアもあります。
どっちが本物かわかるかな?📸😏

そして、町並み交流館は旧銀行を利用した施設なので金庫室があり、入れます❗️
怪盗の気分で、そろり、そろり…🥷

中には大金…じゃなく佐原の町に関する資料がありました。
一通り見て回った後には受付で歴まちカードをいただき次の目的地に向かい、佐原山田線を東に進みました。(その先のお話は次回のブログに続く📝)

古い町並みと山車。
コロナがなければ毎年7月と10月に開催される関東三大祭りのひとつ。
2016年12月にユネスコ世界無形文化遺産に登録されたそうです。

佐原町並み交流館の詳細
千葉県香取市佐原イ1903-1
0478-52-1000
開館時間:10:00~17:00
休館日:第2月曜日/元旦 祝日の場合翌平日
公式サイト

③北部:風情ある老舗とイマドキ

最後に北部の川沿いの紹介です。

車が通らないので中央の佐原山田線に比べると少し落ちた雰囲気ですが、老舗のお店以外に新しそうな飲食店も多く若い観光客が目立ちます。
川沿いにはぽつんぽつんと展示物が点在。

川沿いの展示物とおかみさん会

船着場らしき場所にあるのは…雛人形🎎

外に出された雛人形よりも佐原おかみさん会が気になる…🙄
おかみさん会は地元のおかみさん達が佐原の町を盛り上げるために、いろんなイベントを開催しているそうです。
佐原おかみさん会 公式サイト
町おこし頑張ってる地域…好き❣️

ところで、私あるあるなんですが人が素通りしてる場所や景色が気になる事がよくあります。
気になるとじーっと見てたり写真を撮り出すので、よく周りの人が「え?何々?!あれ実は有名な何かなの?」と言いながら真似して撮り出したり、「一体何なんですか?」と話しかけられたり…😅
(そういえば、ハヤトウリの布教活動したこともありました🤣)

いや…私もわかりません🤣
だから気になってスマホで写真を撮ってるだけなんですよね💦
後になっても気になるものがあれば調べるし、そのまま興味がなくなれば調べない。
とりあえず写真を撮ったものの、後で見たらこれなんで撮ったんだ?ってものも多々あり。
全部の写真ブログに載せたらカオスになりそう😅

こちらは、そんな“後であまり興味がわかなかった方の写真達”ですが…
今思えば、シックな昔風の銅像と今風のカラフルな銅像が新旧のお店が立ち並ぶこの通りを表している気がしなくもない?🤔(こじつけ)

町並み観光中央案内所

佐原には観光案内所が複数あります。

最初間違えてこちらに歴まちカードを貰いに来てしまいました💦
カード配布はしていませんが、観光案内パンフレットとお座敷があり休憩できます。
案内所の方がとても優しくて、歴まちカードの配布場所を丁寧に教えてくれました。
歴まちカードは私が貰った佐原町並み交流館以外に、伊能忠敬記念館でも配布しているらしくその事を思い出した案内所の方がわざわざ川の向こう岸に渡った後の私を見つけて声をかけて教えてくれました😊
この時の川を挟んで言葉を交わした瞬間、何故か一瞬江戸時代の人になった様な気分になりました。

江戸時代の人達もこの川を挟んで声を掛け合ったりしたのかな〜😌

町並み観光中央案内所の詳細
千葉県香取市佐原イ498
0478-55-2020
営業時間:10:00~16:00
月曜定休、祝日の場合は翌日休

いかだ焼本舗正上

観光案内所から川を挟んだ反対には特に凄みのある古い建物が多い。

そんな中、気になるお店に寄り道。
創業から200年の醤油屋が始めた佃煮屋、いかだ焼本舗正上

こちらも味のある店構え。
外からの見た目以上に、中はとても広く天井の高い店内。
佐原の古い町並みはロケ地に使用されることも多いらしく、沢山写真が飾ってありました。

蔵の形をしたおみやげ箱100円(写真右下)がとても可愛い😍
中には200〜300円で売っているハマグリや佃煮を詰め込むのかな?💕

今回私は、お土産に昆布蒸し蛤(300円)いかだ焼き(200円)をゲット😋

いかだ焼きはワカサギの醤油焼ですが、楊枝に刺さった様子が筏に似てるからいかだ焼き。

佃煮=甘辛いイメージですがこちらは甘味が少ない。しょっぱ味が強いので、私はこれ一本で白いご飯食べれるかも…。😅
韓国料理など辛いものは好きなのに、塩辛い物は体が身震いする謎の体質💦

蛤は食べ方の説明書きが付いてます。

私はお吸い物にしていただきました。
こちらはかなり味が薄めなので、醤油を入れた方が良い。
…ということで、先ほどのいかだ焼きを入れてみました。
ひな祭りに大きなハマグリのお吸い物が出てきたら、ちょっと豪華な気分になって嬉しいかも🌸👍🏻

千葉県香取市佐原イ3406
0478-54-1642
営業時間:9:00〜15:00
公式サイト

まとめ:佐原の町並み

今回は長文となりましたが、これでもほんの一部。
他にも沢山魅力的なお店や飲食店がありましたし、何よりも小野川沿いの古い街並みがとても綺麗でした。

北上していくと、少しずつ普通の住宅も見え現代に変わっていく景色も楽しい。
だが私は見てしまった…👀
古い町並みの中では手漕ぎで風情があったけど、少し離れると電動モードに切り替わる舟。
乗っているお客さんの無の表情が忘れられません😂

ボボボボボーっと鳴り響くエンジン音。
ここまで来ちゃうと景色も普通だし、妄想江戸時代から一気に現実に引き戻されちゃう😂
もう少しコースが長いと嬉しいですね❣️
朝から夕方まで大人気の佐原の町並みを楽しんできました。

佐原の町並み、結構なおてまえでした★

棗 一期: 姓は棗(なつめ)名は一期(いちご)。 ななつの目(①視覚②聴覚③嗅覚④味覚⑤触覚⑥直感⑦閃き)で、 一期一会を楽しみながら、旅を楽しむ! なんでもない日常や失敗も、全てが想い出、全てがネタ! 人生楽しんだもん勝ち!