東京都庁では、川で撮った写真📸を見せると貰えるカードがあります。
その名も、KAWAカード。
そして、対象の川が記載されている「東京の川を歩こう」パンフレットも頂けるのですが、この内容が濃く大変重宝している。😊
各エリア毎の地図と見どころ情報もあり、これを参考にサイクリング🚴♀️が最近のお気に入り。
今回は、東京と埼玉県の境にある新河岸川、そして並走している荒川をお散歩。
ついでに、無料で遊べて学べる荒川知水資料館(アモア)と、あのメロンパンのおてなみ拝見❣️
〜おしながき〜
KAWAカード:新河岸川
今回のお目当て「新河岸川」は埼玉から流れる赤間川が、埼玉県川越付近で名前を変えたもの。
最終的には隅田川に合流します。
電車が走る前までは、江戸と川越を結ぶ舟運ルートだったそうです。
今回はマップにある北区の新河岸川をお散歩。
ちなみに、新河岸川は「しんがしがわ」と読みますが、じゃあただの「河岸川」があるのかと思いきや…
旧新河岸川がある。
新しいんだか古いんだか🤣
新河岸川は小さな川で、そのすぐ横には荒川が併走。
当時「外川」と呼ばれていた荒川に対し、「内川」と呼ばれていたそうです。
テニスコート🎾もありあまり自然の川っぽくない景色ですが、のどかな雰囲気。
📸撮影箇所:新河岸川
🪪カード配布場所:東京都河川部計画課
新宿区西新宿2-8-1 第二本庁舎6階南側
03-5320-5425
荒川緑地一帯は見所が多い
KAWAカードになっている新河岸よりも大きな荒川ですが、残念ながらこちらはカードになっていません。
しかし、なんだか色々ありそうなので下流に向かって進みます。
川さんぽ♪川さんぽ😚
ゲートを抜けてぐんぐん降りておく。
荒川って低い場所にあるんですね。
前回の川巡りでは残念ながら見れなかった彼岸花を偶然こちらで見る事が出来ました。
来年はどこかへ一面の彼岸花を見に行きたいなぁ❣️
バーベキュー場も大人気で埋まっていました。
広告人の家のお肉の焼けるいい匂いという拷問をグッと耐え、草ぼうぼうの小道を抜け…
なんか、いい感じの場所に出ました❣️😊
旧岩淵水門(赤水門)
荒川は初めてきた(そもそも川散歩自体今年始めたばかり💦)ですが、遊歩道が整備されてる川は景観が良い😊
もっと先へ、あの真っ赤な門に向かって進んでみよう❣️😆
旧岩淵水門(赤水門)
長い年月、川の氾濫から人々を守ってくれましたが、現在は新しくできた岩淵水門がありお役目を終えてます。
とにかくこの辺りは大昔は大洪水被害が多く、なんとここから見えるあの電柱の一番上の9メートル弱まで水位が上がったらしい。
遊歩道、余裕で丸々沈みます😨💦
一応目指した赤い門にたどり着いたのですが…
しかし、冒険とは果てしないもの。
目的の場所にたどり着いたら終わりではなく、新たなその先の道が見えて来る。👀
🍓「あの門、渡れるんだ…島もある🤔」
よく見ると釣りをしている人もいます。
赤門を渡り荒川赤水門緑地へ
遊歩道から階段があり、さらにその先への道は続く。
赤門に到着。
とても重要な役割を果たしていた赤門は歴史的建造物として東京都より選定され、現在もその姿を残す。
実際近くで見るとそこまで大きくないというか…
逆に、この川に対してこの大きさでよく何度もの洪水から街を守ってくれたなと感心😳
ちなみに、現在の岩淵水門はこの少し先の下流にあります。
そう、開いた赤門の隙間からチラッと見えていたあの青い色、赤門に続き今度は青門です❗️
岩淵水門(青門)
青門は隅田川の始まり。
隅田川の上流起点なんです‼️
今回は青門までは行かずこのまま赤門を渡り、荒川赤水門緑地(中之島)と呼ばれる場所に行ってみた。
全国草刈り競争を記念した「草刈の碑」や、「月を射る」などの建築物があります。
最近知ったのですが、こういう川の浮島には謎のアートが多い。
感性が刺激されるのでしょうか❓🤔
私も何かしらの“ナニカ”を受け取った気分…📡⚡️
さらに、先程川沿いから見つけた釣り人発見❗️😆
他にも、この旧岩淵水門や緑地一帯には細かい見どころが沢山!
荒川知水資料館(アモア)1階
途中、気になる施設を発見しました。
川沿い散歩中も途中で案内板が出てくる、「amoa(アモア)」
駅前商業施設みたいな名前の立派な建物ですが、なんと入場無料❣️
バーベキュー場も近いせいかパラパラと人が出入りしている、3階建ての施設。
入口で入場者カードを記入して貰うシールは、見える場所に貼りましょう。
この時に撮影許可の確認をしたお爺さまが、すーーっごく丁寧に色々教えてくれたお陰で、私の川レベルは一気にアップ⤴️
私も聞きながらスマホでメモを取り出したもんだから、お爺さまも説明にどんどん熱が入る。💪🏻😠📝🤔
まさに、需要と供給のマリアージュ❣️
床の巨大地図で流域が見える
入館後、最初にみえる床の巨大地図は荒川やその他の流域がわかる地図。
入口側に東京湾。
そこから館内奥に向かってて、左に多摩川流域、中央に荒川流域、右に利根川流域となります。
よく見ると地図の色が少し変わって区切られていますが、これが流域を示している。
流域とは?分水界とは?
ところで、川を調べるとよく出てくる◯◯流域。
ざっくりとその辺りで一番大きな有名な川の事を言ってるのかな〜?と思っていたのですが…
河川が流れて行く地域
降水がその川に集まる区域
集水域(しゅうすいいき)ともいう
まぁ、あながち間違いでもない?🤔
でも川だけじゃなくて、雨水の流れも含めるのでそのエリア全体のことを指すんですね。
今まで気にも止めなかった家の前にできる水たまりも、これからは「◯◯流域の水たまり」と名付けよう。
ちなみに、流域の境目のことを分水界(ぶんすいかい)というらしい。
境目ってことはやっぱり高い場所にあるのかな?
しかし、分水界って響き格好良いですね。
「分水界の住人です✋🏻😐」…言ってみたい🤣
長い荒川の旅が見れる
地図の横の壁にはパネルとモニターがあります。
こちらは荒川の下流〜上流までの長い旅を紹介。
パネルの川沿いにランプ💡がついていますが、その場所とモニターがリンクしてます。
埼玉と東京を流れる長い荒川ですが、日本では15番目の長さ。
👨🏻🦳「1位はどこだと思う?」
説明の間にたまにクイズを出して楽しませてくれるお爺さま❣️
(全っ然当てられなかった棗さん🍓💦)
一階だけでも、かなりの展示物があり、文字も小さいので🤣しっかり読み込んだらかなり時間がかかると思います。
私はざっくりと雰囲気だけ楽しみつつ、でも要点を押さえたお爺さまの説明が大変助かりました。
2階への階段の下の休憩スペース…の上の垂れ幕に釘付け。
💧「流下能力は隅田川の4倍‼️💪🏻」
🍓「いや、4倍(ドヤァ😤)言われても隅田川の実力知らんし💦」
荒川の謎張り合いアピールはよくわからないので水に流しましょう。。。
2階は古今荒川ツアー
2階フロアは、昔の荒川の洪水被害から大規模工事についての資料が展示されています。
この前に見てきた旧岩淵水門の説明も❣️
実はこの辺りは荒川と隅田川、そして隅田川に吸収される新河岸川と3つの川エリア。
でも、川ってこんなに不自然にくっきり別れるもんなんでしょうか⁉️
荒川は人が作った放水路
一階で説明を聞いてる時に、「現在の国土交通省の青山士さんが“作った”…」と仰っていた。
そうなんです、実は今の荒川はあの赤門以降〜東京湾までの下流は作られた人工の川なんです‼️😳
明治43年の台風で27万戸が浸水被害を受けた事をキッカケに、上流から流れてくる荒川の水を、隅田川と放水路に分けるため、人工の川「荒川放水路」の建設が始まりました。
その建設に携わったのが、パナマ運河建設に携わった唯一の日本人である青山士さん。
なぜかジャングルに2年間いたり、アメリカでは新聞でスパイ容疑がかけられたりと、謎大き天才ですが…
私が一番興味を持ったのは、パナマから戻ってきた時のこのカバン。💼
小さっ‼️😳
海外遠征なのにミニマリストすぎませんか⁉️😳
中には工具のみなのでしょうか。
余談ですが、私の推しもミニマリスト。
でも運動マンのため、海外遠征の時にダンベルだけはしっかりカバンに入れマネージャーに注意されたとか🤣(検問…)
自分にとって最小限大切なものがダンベル…🤣
ドラマ「消えた荒川物語」
途中で名前を変えたり。流路変更や人工化?
この辺りは歴史を辿るととにかくややこしいので…
今回はドラマ荒川物語のキャストとして簡単にまとめてご紹介します。🎬
(逆に昼ドラ並みにややこしくなってる❓🤣)
新河岸川さん
実は柳瀬川や石神井川の血族。
赤間川という名前を捨て、川越で新河岸川に改名し新たな人生(川生)を歩む。
昔は頻繁に船を運ぶ働き者。
1度目は和光市で荒川と出会い結婚したものの、流路変更により引き裂かれる。
青山さんの手により人工化されてしまった荒川と別れ、そばに寄り添っていた隅田川と再婚。
しかしその隅田川の正体は…
荒川さん
日本で15番目に長い川と知られる御曹司。
江戸時代以前は、日本で2番目に長い利根川の血族だった。(利根川の支川だった)
新河岸川さんの最初の伴侶。
大変気性が荒く一度切れだす(洪水する)と、手がつけられないため周りからは「暴れ川」とも呼ばれ恐れられていた。
しかし、青山さんの17年越しの手術(工事)により、岩淵水門以降の22kmを全て人工的に作り変えられる。
矯正(流路変更)されて、当時の記憶は無くし新河岸川のことも忘れてしまった。
隅田川さん
現在の新河岸川の伴侶。
荒川への思いを抱えたままの新河岸川の全てを受け入れる。
「澄んだ川=隅田川」とも言われる穏やかな性格だが、過去に2回ほど逆ギレ(逆流)した一面もある。
実は、昭和40年までは荒川の正式な後継者(荒川本流の下流部)だった。
人工化される前の荒川の記憶を持つ川。
事情を知ってる人間からは旧荒川とも呼ばれる。
また、名前を変え新たな人生(川生)を歩むも、周辺の人間は未だに荒川を名乗っている。
荒川区
区を作る際、北部を囲む荒川(現在の隅田川)から名前をつけたものの、荒川が蒸発(隅田川さんに改名)。
稀にめざとい人に「区内に荒川がないのに何故荒川を名乗るのか?」などと言われてしまうのがタマニキズ。。。
青山さん
気性の荒い荒川さんを人工的に矯正した、偉い人。
それにしてもこの辺りの川は、調べれば調べるほど登場人物(支川)が多いので、4クールくらいのドラマが出来そう🤣
遊べるコーナーもありました
比較的細かい文字の掲示物が多い資料館ですが、子供が遊べるコーナーもありました。
スタンプで岩淵水門を作る
館内でスタンプラリーがあるのですが、これが斬新。
4ヶ所あり、シルクスクリーンの重ね刷りみたい。
台座にしっかりセットしてスタンプ、ポン❣️
最初はよくわからない絵が、青×オレンジ×黒×グレーで、あら不思議。
荒川から見たあの、赤門と青門の景色を再現。
ちなみにスタンプ設置箇所にはクイズがあり、クイズに答えるとプレゼント🎁貰えます。
テラスで流路を操る
3階はほぼテラスのみ。
荒川や旧岩淵水門を見る事ができますが、もう一つ面白いものがあります。
中央にプール⁉️
その横には色んな形のパズルのようない模型⁉️
こ、これは…ミニ荒川⁉️😆
荒川流水模型
なんと、ボタンを押すと水が流れるんです。
そして岩淵水門もあり、隅田川への水を止めることもできます。
すごい、めっちゃ本格的ー💕
見てたら小学生位の男の子が2人やってきて、慣れた手つきで堰き止めしたり流路変更工事が始まりました。
頑張れ❣️未来の青山士さん達よ💪🏻😊
荒川知水資料館(アモア)の詳細
気まぐれでフラリ立ち寄った無料施設で、新しい発見が沢山ありました。
最後に、帰りに気づきましたが出入り口にこんなパネルがありました。
荒川放水路通水100周年まであと◯日
ちなみに、100周年にはおそらく何かしらのイベントをやるらしい。
あと2年くらいあるので忘れちゃいそうですが、行きたいな❣️
最後に、クイズに答えてないけどいただきました😅
ザリガニの紙のパズル
荒川知水資料館(アモア)
東京都北区志茂 5-41-1
03-3902-2271
<アクセス>
JR埼京線・京浜東北線・高崎線 赤羽駅東口より徒歩約20分
JR赤羽駅より都バス「豊島5丁目団地」行き「岩淵町」または「志茂2丁目」下車徒歩10分
入館:無料
営業時間:平日9:30-17:00/土日祝日10:00-17:00
※11-2月は16:30閉館
公式サイト
帰りは新河岸川の沿いをサイクリング。
途中ヘリポートやゴルフ場や、また違った景色を楽しみました。
行くまでが大変だけど、川沿いは平坦な道が多く景色も良いので気持ちが良い。
すっかり川沿いサイクリングにハマった棗さんでした。
MELON LAB「あのメロンパン」
一時埼玉県に足を踏み入れたり、かなり遠回りしながらの道中。
以前から気になっていたお店に寄ってみました。
MELON LAB(メロンラボ)
私の中では、メロンパン=海老名サービスエリアのポルトガルのメロンパン🍈のイメージでしたが、こちらも美味しかったです。
あのメロンパン(230円)やチョコチップ(260円)のほか、季節けあメロンパンやラスクも販売。
中でもアイストッピングが嬉しい❣️
420円で大きなアイスが2つもサンド。
チョコミント&抹茶&メロン味というカオス。
あのメロンパンは、表面はカリカリサクサクで食べ応えあり。
しかも大きい‼️🍈😳
お店の外のベンチで食べていたら、次々お客さんが並び始めました。
棗一期のとくぎ:美味しそうに食べること😋
焼きたては即食べがおススメ
今回お土産には、季節限定のマクスメロンパンとチョコチップメロンパンを買いました。
マスクメロンパンが焼きたてらしく、お店の方から「崩れやすいので気をつけてお持ちください」と説明を受けるが、家に着いてその意味を理解💦
焼きたてはふわふわすぎるので、すぐに形が変わっちゃうんです。
袋に入れて自転車の籠に入れてたら、隣のチョコチップの圧で頭が凹んでます😭
繊細すぎる💦
皆さんにアドバイス、メロンラボで運良く焼きたてに出会ったらすぐに食べるべし☝🏻😠
マスクメロンは爽やかな香りと甘味のメロンパン。
チョコチップは、中もチョコ生地のメロンパン。
どちらも美味しかったです。
またお散歩中に出会ったら食べたい一品でした😋
メロンラボ
公式サイト
KAWAカード:新河岸川&荒川アモアと川さんぽ、そしてメロンラボ、大変結構なおてまてでした★