神代植物公園@東京【ロゲットカードと秋バラ&紅葉】
しばらくご無沙汰していたロゲットカード巡りですが、先日日本橋をロゲットしてから気分がノリその後別の場所にも行ってきました。
なんでも珍しい植物の珍しい開花が観れると話題になっていました。
しかも、最近旧古川庭園でハマったバラ園もある。
さらには近くに観光スポットも?
と、いうことで今回は調布の植物園に行ってきました。
!いざ、神代植物公園のおてなみ拝見
〜おしながき〜
植物多様性センターからがおすすめ
いきなりですが、こちらにロゲットカード目当てで行くのであれば、園内に入らずにまずは園の北側にある「植物多様性センター」から行くことをおすすめします。
なぜかというと、ロゲットカードを貰える条件として、多様性センター内にあるクイズに参加した証拠を提示する必要があるのです!
植物多様性センターへの行き方
私は最初そのまま入ってカード配布場所に行ってしまったので、一旦外にでてまた戻って…と往復してしまいました。(当日なら再入場可能)
多様性センターへは、正門入口の左手から駐車場方面に歩きます。
ちょうど紅葉の頃で景色もいい感じ。
暗く少し奥まった所に入口を発見。
さらに進む。
こちらでは、植物にあだ名をつけたり地元の子供たちにも植物に触れる機会を作り、植物の魅力や植物多様性保全の重要性を発信しているそう。
私はこの「あんにんどうふ」を名付けた食いしん坊さんと仲良くなれそう。
願わくばその感性を持ったまま立派な食いしん坊に育って欲しい。
敷地内は植物多様性センターの名の通り、沢山の植物が生えているのですが、こちらは東京の主要な環境を再現した見本園となっており、3つのゾーン(奥多摩・武蔵野・伊豆諸島)があります。
しかし、今回は私はお目当てのクイズだけさらっとやりに建物を目指し直進。
クイズに参加してLoGetしよう!
ロゲットカードといえば、通常「●円以上のお買い上げ」等の条件が多いのですが、今回は無料でいただけます!
(※植物園への入場料はかかります)
その代わり、植物多様性センターにあるクイズにwebで参加して、その証拠の画面を別のカード配布場所で提示します。
ちなみにクイズはすごく簡単&この館内に答えあり。
こちらでは、都内の絶滅危惧植物についての情報や保護活動記録を見る事ができ、図書館の様なスペースでは植物博士のようなお祖父様が熱心に熟読されてました。
私が子供だったら絶対ここで夏休みの自由研究のネタ探しに来ると思う。
窓口にあった令和の香りもクンクン。
藤袴(フジバカマ)は秋の七草のひとつ。
しかし、環境の変化により2018年に準絶滅危惧種に指定されました。
そしてTwitterのフォロワーさんに教えて頂いたのですが、アサギマダラという渡り蝶のオスが蜜を吸いにくるそうです。
ちなみに千葉県ではアサギマダラも準絶滅危惧種として登録されているらしい。
植物多様性センターの詳細
絶滅危惧種の保護活動、実際こうやって詳しい活動や資料を見ると守らなきゃ消えてしまう物の存在を大きく感じます。
東京都調布市深大寺北町1-4-6
042-485-1210
開演時間:9:30〜17:00
休園日:月曜、年末年始
公式サイト
神代植物公園:植物会館&売店
入口と入園料
さて、本題の神代植物公園ですが入口は2ヶ所あります。
私は今回、植物多様性センターや各種バス停がある正門から入りました。
チケットは券売機が2台と、人がいる窓口1つ。
入園料は大人500円で電子マネー決済も可能!
(植物園って電子マネー利用できる所多いですよね)
入園するとすぐの広場に園内マップや各種パンフレットの設置コーナー。
?その横では秋の季節イベントでしょうか
木の実コーナー
ボランティアの方々が拾った木の実を仕分けしたらしいのですがこれはどう見ても…
ユザワヤの手芸コーナー!
たまにビーズアクセサリー作りをするのですが、特に秋冬のこの季節は家に籠って創作をしたくなります。
入口付近の気になる展示物
神代植物公園はとても広く、入口付近ではレストランやお土産売り場、謎の展示物など植物以外の物もたくさん目につきます。
どう見ても、寒空の下身ぐるみ剥がされた人に見えてしまう像。
「どうかお命だけはお助けください…(ガクプル)」
こちらは神代植物公園職員作成の神代花車。
昭和36年の開園当初から続く「神代植物公園菊花大会」の本年度第62回のシンボル。
白・黄・赤の三色を各四鉢ずつ、合計十二鉢で構成された個人花壇とのこと。
これは移動できる花壇ってことですかね?
大会は終了していたけど、珍しい物が見れました。
しかし、どう見ても近くにあった巨大アロエに見えてしまう。
すぐ「○○みたい!似ている!」と違う物を連想して遊んでしまうのは私の悪いクセ。
植物会館でロゲットカードを貰おう!
神代花車のすぐ後ろに植物会館があり、こちらの窓口でロゲットカードがいただけます。
中に入りクイズの画面を見せてロゲットカードをゲット!
その後館内を見回ると、実は遊べるコーナーである事が発覚。
まずは食虫植物の顔抜きパネル。
並んで笑顔で撮影している家族がいたけど、外から見てるとすごくシュールな光景(笑)
展示フロアには珍しい木の実が並んでいますが、私の目に真っ先に飛び込んできたのは部屋のすみにあったこちら。
木の実のかんむりコーナー
普通こういうのは「触れないでください」が多いのですが…
こちらは「冠ってください」とのこと。
棗「じゃあ冠らなきゃね」
2022Autumn Collection 〜木の実を添えて〜
木の実が取れないか心配だったけど、すごくしっかりした作りで丈夫!
そして、一つ一つに個性が出ていて面白い。
(なお、フランス貴族みたいなモフモフは、屑が髪につくし見た目もなんか凄いのでハードル高め)
見知らぬ子供とコラボでファッションショーしてきました(笑)
ロゲットカード「神代植物公園」
こちらが今回ロゲットしたカードです。
バラが園内にフサフサしています。
春の景色でしょうか?
裏面の上空からみた庭園も圧巻!
売店で薔薇まんじゅうとローズジュース
植物会館の横にはレストランと売店があります。
天気も良いし外にテーブルがたくさん並んでいたので、こちらで少し休憩しました。
(こちらもPASMOなど利用可能)
薔薇まんじゅう160円&ローズジュース450円
薔薇まんじゅうは、モチモチで甘さ控えめな白あんみたい。
ローズジュースは爽やかなバラの味で特大容量。
色が綺麗で気分が乙女になります。
売店ではバラグッズのお土産販売、その奥ではお花の販売コーナー。
ミニ盆栽がめちゃくちゃ可愛い。
これなら自分の家で秋の紅葉やお花見も楽しめますね。
他にも沢山の珍しいお花を販売していたので、植物好きな方にはパラダイスかもしれません!
販売コーナーを抜けて奥に進むと、庭園が見え始めいよいよここから植物園のスタート。
ちなみに庭園は「つつじ園、アジサイ園」などコーナー分けされていますが、一つのコーナー(一つの植物で)かなりの種類があります。
私の様な素人が見てもわからないけど、ツウの人にはたまらんことでしょう。
神代植物公園:ばら園
季節によって見どころが変わる○○園。
春夏秋冬で全く違う景色が楽しめそうです!
そんな中、今回の秋ではこちらが大活躍。
ばら園
国際ばら新品種コンクール花壇
まず、階段を降りると最初は苗ばかりの殺風景な景色。
実はこちらは国際ばら新品種コンクール花壇。
欧米や日本の育種家が作出した、バラの新品種が並びます。
同じ条件下で育て競い合いますが、「契約期間5年、5月と10月のバラフェスタに開花させること、草刈りなどの管理作業は開演時間外に行う」など細かい制約があるらしい。
私達からは見えない、水面下での努力と戦いが繰り広げられているバラの競技場。
今回は訪問の時期が合わなかったけど、是非表舞台で咲き誇り競い合う姿を見てみたいですね。
まるで宮廷、5,200株のばら園
。ここからさらに奥に進むと、左右対称の素晴らしい景色が広がります
西洋風庭園で気分はマリーアントワネット。
また、園内のバラの数はなんと409品種約5,200株!?
もちろん開花時期が異なるので一気に見るのは難しそうですが、シーズン外の今回でも充分な見応でした。
まだ蕾でこれから咲きそうなバラ。
冬でも何かしらは咲いてそう。
フリフリしていてカーネーションみたいなバラもありました。
淡い色や青みが入ったバラも気品があって素敵
ちなみに先日フォロワーさんから、私は黄色のバラのイメージと言われたのでじっくり観察してみた。
すると、たまたまかも知れませんがこの日見た黄色のバラには大きな棘が多い…(汗)
棗「迂闊に触るとケガするわよ」
そう、私もトゲトゲを隠しているのかもね?
ちなみにバラのトゲにも花言葉があり「不幸中の幸い」らしい。
花言葉の説明ではネガティブに捉えられていましたが、でも私は逆に受け取った。
実際これまで「最悪、貰い事故だ」って事も何度も経験しましたが、結局毎回後で思えば、「あの時のアレのおかげで結局もっとラッキーが舞い込んできた♡」って必ずそうなるんです。
なので、棗流バラのトゲの花言葉は「不幸中から幸せ」だね!
時間や季節、今だけの景色を見つける
ところで、写真を撮っていると白い点々が気になりました。
よく見ると朝露。
危うく見逃す所でしたが、たまたま覗き込んでみたいくつかの薔薇で見れてラッキーです。
凍った薔薇みたいで綺麗。
また、そんなバラ園の横にはたくさんベンチが並んでいるのですが、こちらもよく見ると後ろにはバラの蔦。
ドラクエの武器「いばらのムチ」が何本作れるんだろう?真っ先にそんなことを思いましたが…
でも、蔦があるって事はバラが咲くってこと。
つまり、春にはこの辺りは凄い景色の映えスポットになる?
本当にフランス貴族の様な写真が撮れそうですね。
今だけの景色を楽しみながらも、別の季節を想像して1回で2回分楽しめちゃいました。
神代植物公園:大温室&珍植物
バラ園の奥にある建物は大温室。
その手前にあるこちらの謎の塔は時計で時間ごとに違う音楽が流れます。
大温室に入りマップを見るとこちらもかなり充実していそう。
時計回りにぐるりと周ってみました。
熱帯花木室〜展示休憩室
ザ・オーソドックスな植物園の熱帯コーナーという感じですが、天井も高く明るい。
外が寒かったので温まるにはちょうど良い。
しかし目を引く様なコレ!という珍しい物には出会えないまま中央の休憩室に到着。
こちらではドリンクとお菓子の自販機、そして自由に利用できるテーブルと椅子があり空調もちょうど良い。
そして、なんと言ってもコンセントがあるのは大変嬉しいポイント。
ラン室
休憩室からは2つの温室が見えますが、まずはラン室。
緑と紫で統一されスッキリした温室です。
こちらで、現物は確認できなかったのですが、アンデス山脈にいる怖いラン「ドラクラ属」。
顔が吸血コウモリ=ドラキュラに似ていることからこの名前がついたらしい。
私には威嚇している猿に見えます。
他にも、花脈がくっきり見える紫色のラン。
胡蝶蘭など高貴なイメージもありますが、こうやって見てみると少し怖い怪しさがありますよね。
ベゴニア室
その隣は真逆の、赤やピンクや黄色と明るい派手な可愛らしいコーナー、ベゴニア園。
入口にテラス風の写真撮影スポットがあります。
スマホに登録して、館内の上にあるカメラから撮影。
500円でバッチリの写真が撮れるのですが、皆さん近寄って花手水風の写真を撮りまくるので、なかなか撮影ができないと思います💦
そして皆さんの注目の的になる。
熱帯スイレン室
やってきました!
こちらで今珍しい植物が見られるコーナー。
ソレを探しながらウロウロ。
中央にある大きな池では水蓮が咲いています。
?よくみると番号があるので、おそらくこちらも品評会など開催しているのでしょうか
中央の黄色と花びらのくっきりとしたピンクや紫色がとても綺麗ですね。
。ミニパイナップルなど珍しいけど、今話題なのはこれではなくて、こっち
ショクダイオオコンニャク
こちらは熱帯雨林に生息するコンニャク属の植物ですが、最短でも「2年に一度2日間しか咲かない、世界最大の花」として有名になったらしい。
また、開花時に異臭を放つことから「世界で最も醜い花」とも言われているそうです。
そして今回話題になっている理由は、芽から葉と花が同時に出ており、これはかなり特殊な形での開花らしい。
ちなみに、11月後半にニュースになったけど私行った12月初旬ではまだ蕾。
12/19に開花したそうですが、実際嗅いだ方の記事を読むと、この熱帯スイレン室に入った瞬間から匂ったそうです。
そんな臭いショクダイオオコンニャクも絶滅危惧種のため、大切に保護活動で守られているのだ。
乾燥地植物室
最後に大温室を出る手前には、砂漠の雰囲気。
巨大なサボテンがゴロゴロ。
お手玉みたいにまん丸で可愛い見た目に騙されるな!
触ると怪我するゾ。
ちなみにサボテンの棘は動物から身を守る以外に、体温調節の役割もあるそうです。
神代植物公園:秋のかえで園
最後に、正門入口から対極にあるかえで園に寄りました。
こちらはもう一つの出入口の深大寺門から近く、ちょうど見頃で人も多く賑わっていました。
途中の道も木の実や黄色い落ち葉が多くていい感じ。
都立公園と書かれたマンホール蓋も発見。👀
奥に行くにつれて徐々に赤色に…
この緑→黄色→赤のコントラストも、この時だけの貴重な景色。
でも一番賑わっていたのは、やっぱりこちらの真紅のエリア。
すごい!
こんな一面真っ赤な紅葉見たことないです。
ところで、私はこの赤い葉っぱ=全てもみじと思っていたけど、こちらの名称はかえで園。
気になり調べてみると、厳密には5つ以上の深い切れ込みはもみじ。
それ以外の切れ込みが5つ以下や浅い切れ込みはかえでらしい。
カエデ属の中に「もみじ」という品種があるらしいです。
神代植物公園の詳細
正門の周りには何もお店がなく寂しい雰囲気でしたが、深大寺門側は門を出ると目の前にはお蕎麦屋さんが並び、深大寺の参道に続く細道があります。
もちろん私もこのまま終わるはずもなく…
長くなったので次回に続きます。
神代植物公園
東京都調布市深大寺元町5-31-10
開演時間:9:30~17:00 入園16:00まで
休園日:月 月曜日が祝日の場合はその翌日
料金:大人 500円、65歳以上 250円
中学生 200円 ※都内在住・在学の中学生は無料
小学生以下無料
神代植物公園とロゲットカード、結構なおてまえでした★