マンホールカード日高市@埼玉県【巾着田、九万八千神社】
この日最初の訪問先は、秩父漫遊きっぷのフリー乗車区間の高麗駅。
お目当てはマンホールカードですが、日本一といわれている曼珠沙華の群生地「巾着田」や、
「九万八千神社」とすごい名前の神社を発見👀
いざ、マンホールカード日高市のおてなみ拝見❣️
〜おしながき〜
名前も見た目も特徴的な高麗駅
なんだか中国や韓国のような、日本ではあまり見ない名前です。
真っ先に思い浮かんだのは、学生時代歴史で学んだ朝鮮半島の「高句麗」。
そして駅に着くと、さらにそれらしき雰囲気の謎のトーテムポール。
あれ⁉️
高句麗との関係はあながち間違いじゃなさそうな匂いがぷんぷん😳
それにしても、書かれている文字「天下大将軍、地下女将軍」って一体…😅
いきなりネタ提供してくれる高麗駅、これは流石にスルーできない💦
それでは行ってみましょう、Let‘s natsumedia🔍🤨
由来は高麗人移住→高麗郡
なんと1300年も昔に、朝鮮半島にあった高句麗から高麗人が移住してきて、716年(霊亀2年)にここ武蔵国に高麗郡が置かれた。
その範囲は広く、日高市を中心に飯能市・鶴ヶ島市の全域と、狭山市・川越市・入間市・毛呂山町の一部を含みました。
なぜ海を渡ってきて、この山に囲まれた内陸に住んだのか、不思議ですね。
高麗郡については歴史書以外に、日高市にある古民家や居住後、寺跡、そして道具の出土などから情報が判明したそう。
日高市の公式サイトに詳しい情報が載っているので、高麗郡の歴史散策も楽しそうですね❣️
駅前の柱=将軍標(장군표)
ところで、駅の前にあった謎の赤いトーテムポールですが、これは将軍標(チャングンピョ)と言って魔除けの意味を持つ境界標らしい。
(※別名:チャンスンとも言う。)
さらに調べると、これらは韓国伝統の守護神で高麗以外に西多摩郡の日の出町にもあると判明。
「天下大将軍」「地下女将軍」と刻まれた男女対になった標ですが、何故女性は地下なの❓🤔
将軍様が表舞台で戦ってる間に、女は裏で戦う。
大奥の様な世界観という事でしょうか⁉️
昔の朝鮮のお話なので、現代なら天下女将軍でもOKかしら❓⚔😏
また、高麗駅とJR八高線の間には高麗神社⛩があり、出世のご利益があるパワースポットとのこと。
韓国の民族衣装の展示などもあるらしいので、次の機会には行ってみようと思います。😊💕
日高市高麗公民館
行きは高麗駅からバスに乗って8分。
高麗支所バス停すぐ近くにある、こちらの日高市高麗公民館へ。
朝8時30分から配布開始しており、秩父に行く前の寄り道で立ち寄れるので助かります。
こちらは窓口で「ご自由にどうぞスタイル」。
小さな施設で、朝早かったせいか受付の職員さんも一名。
公民館なので特に見学する様な場所もなく、3秒でミッション完了❣️
日高市高麗公民館
日高市大字栗坪92番地2
8:30~17:00
公式サイト
マンホールカード「日高市B001」
いただいたマンホールカード日高市はこちら。
実は日高市には2種類のカードがあります。
今回のBのカードには、謎の川とその中には赤いインベーダーの様な絵。
これは日高市の観光名所のひとつ「巾着田」。
読み方はそのまま「きんちゃくだ」。
言われてみるとこの川の絵、上がキュッと絞られておでんの餅巾着のような形をしていますね。
(ちなみに私は裏の説明を読む前は、日高市の「ひ」かと思っていました😅)
そして中央の赤い点々は、その巾着田にあるという、曼珠沙華(彼岸花)。
9月〜10月には500万本の彼岸花が咲く、有名なお祭り「巾着田曼珠沙華まつり」が開催されます。
実は以前から気になっていたお祭り。
昨年はコロナ禍以降久しぶりのお祭りで、かなり混雑しているという情報を聞き見送りました💦
でも、先ほどの高麗神社⛩も気になるし今年の秋は行ってみようかな。😊
途中で発見、巾着田!
帰りのバスまで時間があったので高麗駅まで歩いていたら、偶然発見‼️👀
(公民館〜高麗駅までは徒歩で20分程)
武家屋敷の様な建物の前に、それはある。
大きな広場。
お祭りの時にこの辺りは駐車場になるのでしょうか❓
今は人もおらず静か。
秋の曼珠沙華が有名ですが、冬以外は桜や菜の花、紫陽花なども綺麗らしい。
高麗駅からここまでは徒歩で15分、目の前にバス停もあります。
場所がわかると距離感も測れて、次の訪問がしやすい。
うん、やっぱり今年は行こう❣️
ところで、いつから巾着田と呼ばれたのかは不明ですが、これって上から見ないと気づけないですよね❓
結構昔からついてる地名の様ですが、飛行機もない昔にいつ・誰が気付いたのでしょうかね。
(気付いた人、天才❣️🤩)
九万八千神社
巾着田入口のすぐ近くの民家の裏山に、キラリと光るモノを発見✨
人の家の裏庭みたいで少し入りにくいけど、勇気を出してちょっと寄り道してみましょう。
あれは、鳥居⁉️
でも石でも木でも銅でもない。
こ、これは…
手作り間満載の、ブリキの鳥居⁉️😳
しかし、その手作り感とは裏腹に、中に入ると神々しい空気。
コロナ退散の祈願。
すごく小さな空間なのに、数m先に民家や車道があるとは思えない別世界。
結界の様に樹に囲まれている。
名前がわかるものが一切ない不思議な神社。
後で調べたら、九万八千神社(くまはっせんじんじゃ)というすごい壮大な名前でした。
その不思議な名前の由来はふたつ。
①九万(高麗)と八千(新羅)に由来
②ヤマトタケルとその東征に随伴した9万8千の人
この地名「高麗郡」を考えると、個人的には①の説が強い気がするけど、真相は果たして❓
高麗駅前のマンホール蓋
滞在時間は、往復移動時間も含めて1時間弱。
秩父行きの電車もちょうど良い感じで来て、いい感じ❣️
マンホール蓋も駅前にあるので余裕を持って撮影でしました。📸
こちらはマンホールカードになっていないデザイン蓋。
日高市市制30周年と書かれていますが、実は1991年に合併によりできた新しい市。
さらに、マンホールカード日高市Bのデザイン蓋。
2019年に設置された蓋。
その後コロナにより、曼珠沙華まつりの中止など続いていたのでまだ余り人の目に触れていないのか、新品の様な状態でした。
高麗川の発色も良い。😊👍🏻
そして、高麗川はうねうねしているので、公民館から歩いて帰るときに何度も跨ぐ。
その度に架かっている橋を渡りますが、その橋が赤くてここでも高句麗感(?)が出ていました。
マンホールカードをも貰うだけの一瞬の旅になるかと思いきや、次回に繋がる旅の目的ができた日高市の高麗駅でした。
マンホールカード日高市、結構なおてまえでした★