2023年は秩父三大◯◯を制覇の年でした。
まず、秩父三大氷柱。
もう一つが秩父三社ですが、先日宝登山神社に行きこちらも制覇。
今回は、その中でもまだブログに書いていなかった三峯神社(三峰神社)の思い出拝見。
〜おしながき〜
三峰と三峯、どちらが正しいの?
ネットなどを見ると「三峰神社」の表記が多いが、神社の入口の看板や公式サイトの表記は三峯神社。
また、神社がある山も三峯山。
しかし最寄駅の秩父線駅名は「三峰口」。
(※ちなみに、最寄駅と言っても駅からバスで1時間かかり本数も少ないので注意)
よく見ていくと名称には峯、地名には峰が使われている傾向が見えてきた。
三峯神社にも関わらず良く見かけるこの漢字表記の違いですが、どうやら地名には常用漢字を使うというルールがあるらしい。
また、ざっくりというと新しく作られたものは常用漢字を使われる事が多いので、それも一つの基準かもしれません。
※本記事では以降、「三峯神社」で統一をしたいと思います。
大島屋の「もろこしまんじゅう」
三峯神社は山の上(山の中)。
駐車場から山を登って行く途中にいくつか飲食店がありますが、有名な三ツ鳥居の前にある売店がおすすめ。
大島屋
お土産も売っていますが食事処でもあり、埼玉名物の秩父わらじカツ丼やくるみ蕎麦、味噌おでんを販売。
そして、店頭ではいい匂いをしながらあるものを焼いています。
それが、もろこしまんじゅう
秩父の昔ながらなおやつということですが、最近の記事では見かけないので、もしかしたら今は販売していないかもしれません。m(_ _)m
お味は缶のコンポタの固形物ですが、途中で中のあんこの甘さが追いかけてくる、そんな感じ。
(珍しいけど、美味しかったよ?)
山梨の名物でもあるらしいのですが、長野のおやきや群馬の焼きまんじゅうといい、山奥のお饅頭って私が思うお饅頭より大きくて、和製ハンバーガーのイメージ。
そしてきっと、各家のもろこしまんじゅうの味があるんのでしょう。
いいね、ご当地グルメ!
大迫力!三ツ鳥居&お犬様
三峯神社というと、どんなワードが浮かびますか?
パワースポット?オオカミ?白いお守り?
行ったら絶対に皆が目にする、三ツ鳥居も有名ですね。
大島屋のすぐ前の神社への入口、大迫力の真っ白な三ツ鳥居。
この連なった特殊な形がさらに神々しさを醸し出します。
ちなみに、こちらは正式な通り方があり、まず中央から左をくぐり、戻ったら右をくぐる。
その後左をくぐって、最後に中央を進むらしい。
私は知らずに中央の鳥居の端っこからくぐってしまった(汗)
そして、両隣にいるのは狛犬ではなくお犬様。
犬と言っても山犬=オオカミです。
細マッチョで凛々しいお犬様。
三ツ鳥居の神々しさに負けない肉体美。
私は三ツ鳥居は三峯神社のみと思っていましたが(名前の三にかかっているのかと思っていたが)、日本各地には三ツ鳥居の神社はいくつかある。
また、オオカミ信仰に限った訳でもなく様々でした。
見学所要時間はどれくらい?
三峯神社はこの三ツ鳥居から本殿まで早足で15分ほど、そこからさらに展望など周る事も考えれば短くても最低1時間は欲しいところ。
杉に囲まれた山道を歩きますが、流石人気で人が多く訪れる神社!
参道は綺麗に舗装されており歩きやすい。
しかし、勾配があるので足の不自由な方は十分お気をつけください。
随身門
まだまだ、三ツ鳥居から拝殿までの1/3ほど。
門の先にも引き続き灯籠と真っ直ぐな杉の木が連なります。
この時は3月中旬でしたが、地面には所々雪が残っていました。
三峯神社の境内に入ってから、ずっと冷たく澄んだ空気がビンビン来てます。
ここには、気温以上にピリつく何かが確かにある。
拝殿前の青銅鳥居までは長くなだらかな坂道。
その道の脇にもよく見ると色々な見所があります。
根本が繋がった夫婦杉、スルーされやすいがこちらも静かで力強いパワーを感じる大木。
気を抜くと山全体、あちこちからパワーが身体に入り込んでくるよう!
私は割と早足での観光でしたが、細かいところまでしっかり見たり食事をするなら2〜3時間でも楽しめるスポットだと思います。
煌びやかな拝殿・本殿エリア
一旦坂道を降らせておいて、最後にまた登らせる。
人生山あり谷ありゴールまで最後のひと踏ん張り!
階段を登りきると、大迫力の青銅鳥居。
鳥居をくぐるとさらに凄かった!
赤い灯籠に、白い手水舎。(めでたい、紅白)
冬は凍結のため水の使用ができない代わりに、この払い棒でしっかりお清め。
コロナで手水舎の水を止めて、この形式に変えた神社も増えましたね。
石段〜手水舎まで、説明の看板。
樹は氣。
私の好きな漫画のキャラのセリフですが、三峯神社の境内を歩いていると、本当にその言葉がしっかりくるような空気感。
しかし、その強い空気感にも負けない、さらに力強い存在感を醸し出す拝殿。
太陽の光が反射し、なおも神々しい。
横もびっしりと細かな装飾です。
赤青黄は相反する三色なのにとても綺麗に纏まっています。
360度どこから見ても、絢爛豪華。
見逃すな!突然現れた龍神様
拝殿の左に行くと龍に会えるので、是非お見逃しなく!
こちらはお水をかけると現れる龍神。
ある日、宮司さんが水をかけて掃除をしていたら、2012年の辰年に突如現れたそうです!
干支の年に現れるなんて、すごく神秘的ですよね。
右側のボコボコした模様が、まさに龍の鱗?
赤い眼も自然に浮かんできたのでしょうか?不思議ですね。
縁起物で待ち受けにすると良いらしいのですが、くっきりと見えてラッキー♡
もし水が乾いて龍神が隠れていても、お水と柄杓があるので出てきて貰うようにお願いしちゃい(お水をかけちゃい)ましょう!
末社〜奥宮遥拝殿エリア
拝殿・本殿の右側にはさらに道が続きます。
青銅鳥居に来るまでにかなり歩いたのに、そこからさらに奥へ道は続く。
神社の中を歩いているというよりも、山の中をバイキングしている気分です。
ちなみに、奥宮にいくにはもはや登山レベルらしい。
登山は無理という方でも、これから向かう場所から奥宮を拝むことができます。
その前に國常立神社や摂末社が並んでいるので、こちらも参拝。
國常立神社に祀られている、國之常立神は日本神話に出てくる神様で、初めての神様とのこと。
摂末社は各地の神社のミニチュアみたいで可愛いですが、こちらでお参りすることで本宮に気持ちが飛ぶとか?
そして、その先にある階段を登ると、遥拝殿(見晴台)にでます。
下界を見下ろす凄い展望ですが、いつの間にかこんな山の上まで来ていたんだ〜
ここから奥宮が見えるらしいのですが、高すぎて分かりませんでした。
ちなみに、運が良ければここから雲海が見れるらしい☁️
すごく神秘的な景色に間違いない!
そして、私はここで引き返しましたが、さらに道はこの先山の中「清浄の滝」などに続く。
境内マップを見て気になったのは、このずーっと先の道が表参道らしいこと。
今回は歩いた道は綺麗に石畳で舗装されてましたが、昔はそっちの山道の方がメインの道だったらしいく、かなり遠く長い回り道。
(1時間半〜2時間ほどかかるそう。)
オオカミ信仰、御朱印について
三ツ鳥居や夫婦杉の辺りにも沢山いましたが、三峯神社は山犬信仰(オオカミ信仰)。
至る所にオオカミさんが隠れているので、探す楽しみもあります。
御由緒説明の木の板の上にもひょっこり!
日陰に隠れていらっしゃいました。
その昔、田畑を荒らす猪や鹿を追い払ったり山賊を脅かすオオカミは、庶民からは山の神の使いという位置付けでした。
さらに、この地を訪れた日本武尊は山犬に道案内をしてもらったり、もうひとつの秩父三社がある宝登山では火事から助けられたりと助けられっぱなし。
そんな経緯もあってか、三峯の神の使い「眷属」になったそうです。
御朱印も対になったオオカミが格好良い。
三峯神社の詳細
霊感がない私でも何かクルものがあった、強いパワーに囲まれた三峯神社。
2018年までは毎月1日に限定の、白い「氣守」の頒布をしており、これが三峯神社に向かう道がお守りを求める人で渋滞になる程の大人気でした。
しかし、現在は中止しており再開のめどは立っていないらしい。
限定のお守りが手に入らなくても、行くだけで充分パワーを感じられるおすすめのパワースポットでした。
三峯神社
埼玉県秩父市三峰298-1
0494-55-0241
9:00〜17:00
公式サイト
三峯神社(三峰神社)、結構な思い出でした★
View Comments (4)
はい!そうです🤗
こちらの方にコメントしてました😆
秩父はツーリングにたまに行くので立ち寄り候補にさせてもらいますよー✨
やはりそうでした‼️😳
ブログの方はコメント欄つけてるけど全く動いてないので、めちゃくちゃ嬉しいです❣️😆
ありがとうございます。
秩父はバイクに乗ってる方にも人気ですよね。
すれ違いざまの皆さん気持ちよさそうに走っている姿を、いつもバスの窓から羨ましく眺めてる〜👀
お時間が合えば是非行ってみてください❣️😊
鳥居が3つだと思ったら…1つだったとは!
細部の装飾もすごい綺麗な神社ですね。
楽しく読ませていただきました(^^)
こんにちわ。
違っていたらすみません💦
やしろーさんは、あちらで絡んでくれてるあの「やしろ〜」さんでしょうか?
コメントありがとうございます🩷
鳥居の繋がり方も絶妙だし、色といい本当に美しいんです。
電車&バスではなかなか行きにくいですが、バイクや車なら山道の空気も楽めておすすめです😊