東海館&伊豆の海上花火@静岡【マンホールカード伊東市】
人気の温泉観光地、伊東。
マンホールカード目当ての訪問でも、周辺はグルメや観光など楽しみが多くとても素敵なスポット。
しかも、配布先は歴史的な文化施設「東海館」。
いざ、伊東市のマンホールカード&東海館と花火大会のおてなみ拝見!
他の記事も観光のご参考まで
〜おしながき〜
文化施設・東海館とは?
伊東市指定有形文化財の東海館は、平成9年まで温泉宿として営業をしていた施設。
伊東駅からは徒歩で10分ほどですが、アーケード商店街を通ればあっという間です。
現在は伊東市が所有者として管理されており、宿泊はできませんが大人500円で日帰り入浴ができる。
また、大人200円で撮影OKの館内見学ができます。
ちなみに、マンホールカードは受付で配布しているので見学をしなくても頂けます。
そんな東海館がなぜ有名なのかというと、当時評判の棟梁たちの技と思い、そして高級な木材で造られた伝統的な日本建築だからです。
せっかくなので、中を見学することにします。
館内は全て撮影OK!
玄関で靴を脱ぎビニール袋に入れて持ちながらの移動。
受付で200円払い建物の奥へ。
嬉しいことにこちらの東海館、館内も展示物も全て写真撮影OKとのこと。
太っ腹〜♡
まず手前は道具コーナー。
そして、娯楽室で使用されていた昔の映写機。
館内散策は一応順路は書いてあるが、館内は1階〜3階+屋上まで自由に行き来して見学できます。
一階の入口付近では、なんと柱の中まで覗ける。
近隣の建物に比べて高さもあり広く大きな建物ですが、外も中も純度100%木造!
客間の中にも入れます。
普通に温泉宿に泊まりにきた気分。
一部、展示物がある客間も。
なぜ東郷平八郎?と思ったら、彼は晩年を伊東の地で過ごしたそう。
海軍元帥はやっぱり海と船が忘れられなかったご様子。
徳川家康の命を受け、伊東では日本初のヨーロッパ式帆船が作られたそう。
川沿いで雰囲気は山の中の宿みたいだけど、海はすぐそこですもんね。
では、その海を見に昭和24年に作られたという望楼に行ってみましょう。
望楼展望&お座敷遊び
東海館は景色も良い。
当時は高い建て物がなかったこの周辺、屋上からは天城山や伊東の海を見ることができたらしい。
階段は狭くて急なので、気をつけて上がってください。
10畳程の展望室はガラス張りで、日差しも良い。
東側を見ると主に見えるのは東海館の屋根ですが、奥の方にうっすら海が見える。
今でも東海館より高い建物は数軒ですし、昔はここから海が一望できたのでしょうね!
温泉と海、素敵な景色ですが大人の男性にとってはこっちの方がお好み?
120畳もある大広間で行われていたのは…
お座敷遊び。
ちんとんしゃんてんとん
ちなみに、こちらの東海館では「お座敷文化大学」という体験があるのです!
男女体験可能な講師によるお座敷芸の実習、そして女性用の芸妓体験。
珍しい体験ができそうな面白アクティビティ。
伊東温泉お座敷文化大学 公式サイト
そして、お子様はこっちの方がテンション上がるかも。
GW中の訪問だったので、端午の節句向けの展示物がありました。
こちらは季節によって変わるのかな?
喫茶室の和風パフェで休憩
見学フロアの横の大きな和室は喫茶室となっており、注文は一階フロント(マンホールカードをもらえる窓口)で受付。
券を渡されるのでこちらを持って好きな席へ。
チラホラお客さんはいたが、広いので好きな席に座れました。
せっかくなので、川が見える窓際の席へ。
注文したのは、和風パフェ珈琲付き(880円)
コーヒーを“珈琲”と書くだけで、雰囲気でる。
パフェは小さく見えるけど、抹茶アイスもアンコもたっぷりで食べ応えがありました。
自家製寒天は、外側はしっかり角の食感がわかるくらい固いのに噛むと柔らかく、不思議な寒天の食感を楽しめる。
たっぷり乗ってるこしあんは甘〜くて、少し苦味のある抹茶アイスとピッタリ!
日差しが強く暑い日だったので、アイスコーヒーも進むぅ〜
体も心も涼やかになりました。
※甘味以外におうどんや軽食もあります。
営業時間:10:00~17:00(L.O.16:30)
055-736-2004
第三火曜定休 食べログ
マンホールカード「伊東市A001」
東海館に訪れるお客さんは殆どが館内見学か温泉利用の方でしたが、私の目的はこちら。
伊東市のマンホールカード、デザインは花火。
夏の伊東や熱海の花火大会は大きな花火がとても印象的で素敵でした。(後述参照)
きっと、今年は人も集まり大盛り上がりでしょう。
伊東市観光案内所
静岡県伊東市東松原町12-10
0557-36-2004
9:00~17:00
毎月第3火曜日(祝祭日の場合は翌日)
伊東市観光ガイドサイト
東海館の受付では温泉印(200円)も販売。
また、建物のすぐ前にはカードと同じデザインのカラー蓋が設置。
さらに、その近くにも別のデザインマンホール蓋も!
どちらも新しく綺麗で見つけやすいので、マンホーラーの皆さんはぜひ探してみてください。
ちなみに、東海館がお休みの時には伊東駅すぐ横の「伊東市観光案内所」でカードをいただけます。
伊東市観光案内所
静岡県伊東市湯川3-12-1
0557-37-6105
9:00~20:30
松川遊歩道を歩いて海へ
東海館は伊東大川沿いにありますが、この川はこのまま河口に流れます。
東海館の反対側には松川遊歩道があり、素晴らしい建築美を眺めることができる。
竹灯籠で夜はとても綺麗な風景になりそう。
外から眺める望楼は、お城の天守閣みたいで格好良い。
また、東海館の下に舞台がありますが、イベント時には何かやるのかな?
詳しい情報は公式サイトを要チェック。
今回は昼間の海を見に、このまま伊東大川沿いに進み、突き当たりのなぎさ公園に向かいます。
次回に続く。
おまけ★伊豆名物、海上花火
ところで、伊東市のマンホールのデザインにもなっている花火ですが、以前夏に見に来たことがあります。
伊東園ホテルに宿泊した時、夕食時の会場からも結構よく見えました。
そして、熱海宿泊の時は海で鑑賞。
(先日、こちら伊東の花火と誤ったご紹介をしていたため、訂正いたします)
ここが意外に穴場スポット
長いビーチ、打ち上げ時間は20分ほどと短い、さらに7月後半〜8月中は毎週開催する等の理由から、江ノ島みたいな集中的な混雑がなく、比較的どこからでも花火が見やすい。
でも短い時間ながらも、いろんな種類の花火が上がるんですよ。
とくに、海水浴場から離れた船が停泊しているあたりだと、花火&船の影がとても素敵。
クライマックス、ズラーっと横並びの花火がものすごく明るくて、さっきまで暗闇だった場所に船が沢山浮かび上がってくるのも良き。
今年は本格的なコロナ自粛解除で、もしかしたらいつもより混むかもしれません。
それでも熱海に比べると比較的穴場のスポットと思います。
私もまた見に行きたいと思います!
2023年度の花火大会の予定日はこちら
(伊豆・伊東観光ガイドより)
熱海海上花火大会公式サイト
マンホールカード伊東市&東海館、そして伊東の花火…結構なおてまえでした★