目黒不動尊の参拝&戸越銀座商店街で食べ歩き@東京
目黒川から少し離れた場所に、緑が溢れる一画があります。
渋谷駅や五反田駅行きのバス停もあり、訪れやすい関東最古の不動霊場。
瀧泉寺こと、通称:目黒不動尊。
宇宙の中心の神様不動明王(大日如来)や、トイレの神様うすさま明王。
明王尽くしでピリリっと引き締まる目黒不動尊の後は、戸越銀座商店街で食べ歩き。
いざ、おてなみ拝見❣️
〜おしながき〜
目黒不動尊(瀧泉寺)は水のお寺
目黒不動尊は、不動明王像を本尊とする天台宗の寺院で正式名称は「泰叡山瀧泉寺」。
読みは「たいえいざんりゅうせんじ」。
龍に水を表すサンズイの「瀧」は「たき」とも読める。
さらに「泉」という漢字からも、水と関わりが深いお寺という事がわかります。
※当ブログでは一般的に馴染みのある目黒不動尊で記載します。
そんな目黒不動尊、目黒川から離れており辺りに水気はないのに境内入ってすぐの場所には池がある。
名前の由来にもなった、独鈷の瀧。
円仁という僧侶が宝具の獨鈷(とっこ)を投げたら泉が沸いたといわれています。
なんと、1000年も枯れていないらしい‼️😳
また、瀧泉寺の名もこの泉からつけられました。
その独鈷の滝にいらっしゃるのが、水かけ不動明王。
柄杓でお水をすくって静かにかけます。
ところで、明王の皆さんは剣を持って怖い顔をして背中に火🔥を背負っていますが、お水をかけて怒りを鎮めているのかしら❓😡💧→😶
また目黒不動尊はたくさんの明王様がいて、明王=火炎のイメージなのに、ここは水のお寺。
真逆な属性が共存するお寺、なんだか不思議。
江戸五色不動と五色の意味とは?
ところで、前回の記事で目黒の地名の由来を調べたら江戸五色不動(目黒不動尊)というワードが出てきました。
江戸五色不動とは五行思想にまつわる名称や伝説を持つ不動尊を指し示す総称。
東京の五色不動は、目黒不動、目白不動、目赤不動、目青不動、目黄不動とのこと。
中国の自然哲学の思想。
万物は火・水・木・金・土、5種類の元素からなるという説。
木=青、火=赤、土=黄、金=白、水=黒
青が水ではなく「木」なのが意外ですよね。
瀧泉寺は水に由来があるので、目黒不動尊。
そして、ここから目黒の地名がついたというのが説のひとつ。
地名から目白は馴染みがありますが、目赤、目青、目黄があるのは知りませんでした。
また、その5つは三代将軍徳川家光さんが江戸を守るために安置したそう。
そんな江戸五行不動尊のすごい秘密に気づいてしまいました‼️
江戸城を守る五芒星?!
江戸五行不動尊の場所を調べていたら気づいてしまった💦
少し歪ではあるものの、江戸城を中心に取り囲んでおり、点を結ぶと五芒星ではないですか‼️😳
ただ、少し残念なのは方角は考慮されてない。
例えば、黒は水で方位的には北のはずが、目黒不動尊は南にある。
しかし、これは偶然とは思えない配置です。
男坂から真っ赤な大本堂へ
話を目黒不動尊に戻しまして、水かけ不動の横にある険しい階段(男坂)を上りきれば大本堂があります。
樹々が綺麗に鳥居に被らずに生えている、階段下のこの景色、神々しい✨😆
光を目指して階段駆け上がれ、えんやこら💦
頂上についたら手水舎の龍神さんにご挨拶。
さすが水のお寺なので、龍神さんはあちこちにいらっしゃる。
そして、お寺なのでお線香があります。
ひと束100円。
常香炉
そして、真っ赤な大本堂。
この中にご本尊の不動明王がおり、12年に一度の酉年のみ開帳されるそうです。
ところで、不動明王といえばどの絵も背後の真っ赤な大火炎が印象的。
あの炎は「迦楼羅炎」といい、インド神話の霊鳥ガルーダが吐く炎で不浄を焼き払うらしい。
(ドラクエでガルーダって鳥のモンスターいたけど、ここからきているんですね🔥🐔)
剣と縄を持ち炎で焼き払うとか…地獄の番人閻魔様みたい😨
(ちなみに、閻魔様はお地蔵様の化身らしい。)
人も仏様も、優しい面と怖い面を兼ね備えているという事でしょうか。
宇宙の神様、大日如来
実は、不動明王も別の顔を持っていて、その姿は大本堂の真裏にいくと見ることができる。
大日如来像
大日如来は宇宙の象徴と言われていますが、こちらの大日如来像、とても不思議なオーラ。
私は沢山神社仏閣巡りをしているものの、実は無宗教&信仰心もあまりなく霊感もない。
それでもこの大日如来像をみた時、何故か心が温かくなり涙が出そうになりました。
怖い顔をした不動明王は、大日如来の化身と考えられておりあの怖い顔は煩悩を抱えてる人を力ずくで助けるため。
剣は邪な心や迷いを断ち切り、縄は悪を縛り上げるものだそう。
また、大日如来は金剛界と胎蔵界という異なる2つの捉え方があり並ぶと双子の様な姿。
目黒不動尊の姿は、胎蔵界の様です。
その他の神様&眷属&四天王
目黒不動尊の境内には、優しいお顔の神様と怖い顔の神様と本当に沢山の神様がいらっしゃいます。
微笑観音菩薩
静かな微笑みで優しい穏やかな気持ちになったかとおもいきや、お隣は険しいお顔の愛染明王、
でも愛染明王は縁結びのご利益で有名❣️
👹「あの子がお前の事を気に入ってるんだよ、付き合ってやらなきゃこの6つの手に持ってるいろんなモンでぽかぽかするぞ🦾😠ん❓」
護衛不動尊
背後に炎背負って剣持って怖い顔、もう似た神様多すぎ😂
多すぎといえば、不動明王の眷属も多すぎます。
八大童子の山
こちらは入れない様になっており、遠くから眺めるだけ。
お稲荷様でも狐二匹なのに、8人もいるなんて‼️
しかも、不動明王の手下はそれだけではない‼️
本堂裏の木々の隙間には、大日如来様を護る四天王がおわす❣️
左から順に、多聞天、持国天、増長天、広目天、?
最後のは四天王の1人の影ですが、ラスボス感を出したくて入れちゃいました🤣
不動明王様、護られなくても充分強そうだけどね💦
境内出口付近まで珍しい像があるので、上もしっかり見てください❣️
ぞうさん🐘(ガネーシャ❓)
そして、トイレの前にいるうすさま明王。
なんでこんな所にいるのかというと、実はトイレの神様なんです。
昔そんな歌があったけど、本当にトイレの神様はいた‼️😳
狛犬、和犬、いろいろ。
沢山の明王に、眷属、そして狛犬たちでカメラが忙しい📸💦
入口の狛犬ズはユニークなお顔。
仁王門の中の狛犬ズはワイルドタイプ。
境内の奥は緑に囲まれた狛犬ズ。
右の「阿」の子が無邪気な笑顔で可愛い🥰
🐶「ごはん、ごはん、ちょーだーい🩷」
な、顔。
そして、目黒不動尊にきた人誰もが気になるこちらのワンコマイヌ。
日本の家犬、和犬です😳💦
🐕「おさんぽつれてって」
🐕「つれてって」
な、顔。
稲荷神社の🦊さんにも見えますが稲荷神社は別途、目黒不動尊の外すぐ近くにあります。
目黒不動尊の詳細&御朱印
目黒不動尊の御朱印は、水掛け不動と反対側の敷地内の寺務所でいただける。
3種類(300〜500円)ありましたが、私はこちら。
不動明王様の力強さ💪🏻😠
煩悩に負けそうになったら見返して、気合いをいれましょう❣️
本来の御朱印の意味を教えていただきました。
目黒不動尊
東京都目黒区下目黒3-20-26
目黒駅より徒歩20分
東急バス「目黒不動尊境内」下車
9:00〜16:30
公式サイト
品川区の戸越銀座商店街
目黒不動尊から1.8Kmほど、自転車なら10分ほどで品川区に入ります。
そこに、以前探検できなかったスポットがあるのでリベンジしてきた。
戸越銀座商店街
以前品川区のマンホールカード(シナモロール)を頂きに、スクエア荏原に行った時のこと。
あの時は商店街の西側で、しかもお店が開く前の時間帯でした💦
今回は戸越銀座駅より東の通りを探検。
食べ歩きで人気の商店街、何があるかな〜?
龍輝「焼き小籠包」
人も増え活気もしっかり取り戻した商店街、人が並ぶ人気の中華屋さんでは店頭で焼き小籠包をゲット❣️
2個300円でリーズナブル。
外に簡易テーブルもあり、そこで食べることもできる。😋
小籠包といえば、薄い皮から溢れ出る肉汁がメインと言っても過言ではない人気の点心ですが…
こちらは焼く❣️
いや、揚げてると言っても良いかもしれません。
一口噛むと、カリっと。
下が厚めで、カリカリサクサク。
この下地がたっぷりの肉汁を逃さない。
しかし小籠包あるある、溢れる肉汁をこぼしてしまう💦
これの正解は、一口目を噛んだらすする❣️😗
そうすれば、小籠包の美味しい肉汁を逃すことなく味わえます。
ただしこの技、熱々のうちにやると火傷するが、小籠包は熱々のうちが美味しいという諸刃の剣⚠️
龍輝
東京都品川区戸越2-6-4
03-6426-8929
11:00-20:00
公式サイト
後藤かまぼこ店「おでんコロッケ」
次に、かまぼこ店。
かまぼこ店といえばおでん🍢ですが、こちらでは別の物にも行列ができている。
揚げ物コーナーですが、はんぺんチーズやお魚コロッケなど練り物屋さんならではのラインナップ。
そして、珍しいおでんコロッケ110円。
まん丸で小さめのコロッケ。
中は柔らかめ、煮込んだ大根とおでん汁で味付けされた優しい薄味の餡でした。
後藤かまぼこ店
東京都品川区戸越2-6-8
03-3781-5686
10:00〜21:00
公式サイト
商店街を歩いていると、マスコットキャラの戸越銀次郎(通称:ぎんちゃん)があちこちにいます。
東側の一番端に大きめのぎんちゃんがいたので、記念撮影。
ぎんちゃんが手に持ってる丸いのは、焼き小籠包かおでんコロッケか⁉️😋
戸越銀座商店街はあまりの人の多さに負けて、今回は2店舗した楽しめなかったので、引き続き少しずつ開拓したいと思います。
目黒不動尊&戸越銀座商店街、結構なおてまえでした★