昨年清瀬のマンホールカードを貰った時から気になっていた夏のあるイベント。
あれから待ち望むこと約一年、というかそもそもコロナ禍以降中止が続き、2023年は4年ぶりのイベント開催だったらしい。
そんな、清瀬ひまわりフェスティバルに行ってきました。
猛暑の太陽に負けないサンフラワーの群れを見に、いざおてなみ拝見。
〜おしながき〜
清瀬駅北口から無料送迎バスあり
4年ぶりで自ずと気合が入る、清瀬駅も黄色一色、
出迎えてくれる向日葵たち!
イベント会場は徒歩で30分以上と少し距離があるため、当初はレンタサイクルを利用して散策しようと考えていましたがこの炎天下で断念。
幸い無料シャトルバスが北口から出ているので、そちらを利用しました。
発車場所は、土日に清瀬市マンホールカードを配布しているアミューという建物の斜め前。
向日葵の看板と、誘導スタッフさんが目印です。
画像左の向日葵は会場で購入した物ですが、数十分でこんなに萎れちゃう程暑い炎天下の中、スタッフさん達は頑張ってくれていました。
無理で送迎、会場も無料なんて至れり尽くせりのフェスティバル!
よく見ると、バスの行き先の電子掲示板には「ひまわり」の絵が表示される特別仕様?
平日は1時間に2~3本、土日は1時間に4~6本の間隔で運行しています。
平日でも座席が埋まるくらい人がいて、カメラを持った外人さんもチラホラ。
前々日の土曜が開始日だったので、その時はかなり混んでいたとの噂もあります。
というのも…
2023年、開催期間は7/22〜7/30
清瀬ひまわりフェスティバルの期間は、約一週間と短いのです。(*´Д`*)
しかも、他の地域の開催期間を見ると8月〜9月など、もっと遅い時間から長く開催するのに。
(この理由については、現地の方に聞いたお話を基に私の推測を後に書いてます。)
何はともあれ、バスで10分ほどで会場近くのバス停「下清戸」に到着。
バス停横の脇道を人の流れに沿ってあるくと、見えてきました、畑が!
そう、畑なのだ。( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
いや、私が見に来たのは夏野菜ではないのだが?
そう思いながらも畑を進むと、見えてきました、向日葵…の後ろ姿が!
これはアレだね、4年間イベントが開催されなかった事に対する向日葵たちの反抗期!?
そう、向日葵の後頭部しか見えないのだ。
全員、そっぽ向いています。
棗「お〜い、会いに来たよぉ〜(^O^)」
向日葵「ツーン( ̄^ ̄)」
完全なる塩対応。
でもご安心ください、もう少し進むと満面の笑顔の向日葵たちが出迎えてくれる花道に変わる!
ちなみに、フェスティバル会場出入口は対角上に2カ所あり、入場時に公式サイトで事前予約した際の受信メールを見せる仕組み。
約10万本のサンフラワー
入場手続きを済ませて、畑の奥に進むと…
きました、笑顔、笑顔、笑顔ズラー!
スカイブルーに映える、黄色の満面の笑顔が並ぶ。
噂ではこれより前は天気がイマイチ、逆にこの後は猛暑すぎて少し元気がなくなってしまったらしいので、ちょうど良いタイミングで見ることができラッキーだったのかも。
うわぁ〜めっちゃイケメン&可愛い向日葵たち。
よく見ると、下の方に蕾を発見しました。
蕾と言ってもめっちゃデカい…
顔を覆った恥ずかしがり屋さん。
ところで、会場は石井ファーム・小寺ファームなどの農場のため、お店は一切ありません。
(※なのでドリンクを忘れずに)
ひたすら広い畑の中に咲く向日葵道が迷路のように続く。
特設の臨時通路っぽい高台からは、遠くまで広がる向日葵の群れを撮影できます。
普通の道で撮ると前列しか見えないけど、高台からだとこの様にずっ〜と奥まで見えます。
その数なんと、約10万本!
そして、向日葵は太陽に向かって咲くから皆同じ方向を見ると言うが、本当に全て同じ方向に向いてる。
よそ見してる子がいたらすぐわかる、校長先生の気持ちで全体を見渡してきました。
テント販売でお土産向日葵
先ほども書いた通り、清瀬ひまわりフェスティバル会場内にはお店はありません。
でも数カ所テント販売はあります。
その一つ、こちらは休憩所とかき氷販売。
昔ながらのガリガリかき氷が300円。
食べたいけど、ここで立ち止まる事ができない程の暑さで私は断念。
そのすぐ横には、「グリーンタウン清戸」バス停側の出入口に向かう道の途中で向日葵販売。
特別な品種のミニ向日葵で、鉢植えなので切花よりも少し長生きするとのこと。
ひとつ300円なので、目があった子を連れて帰ることに!
また、こちらでは夏野菜も販売していました。
最後にグリーンタウン側出入口にも飲食屋台が2〜3つ。
その手前の小屋では、清瀬ひまわりフェスティバルのグッズ販売。
ひまわりブローチ
ひまわりピン
さらに、店頭で向日葵の切花と飲料水が水桶に浸かっているのを発見!
ドリンク持ってたけど、ここでキンキンに冷えたお茶を購入しガブ飲みし生き返る。
しかし、このテントの中でも農家のおじい様達は長袖を着て過ごす“猛暑の野外の達人”。
その達人が売ってる切花は1本200円、1000円で好きなだけ販売していたので、記念に1本購入。
すると、おまけしてくれました!
好きなのを選んで良いよと言ってくれたのですが、どれが良いか悩んでいたらある特徴を教えてくれたので、最後でご紹介しますね。
終了後、向日葵は何処へ…?
先ほど、清瀬ひまわりフェスティバルの開催時期と期間が他より早く短いと書いたけど、その理由。
こちらのおじい様から聞いた話からの推測。
まず、実はこの向日葵達はそもそも見せるために咲かせた訳じゃないんですって?
私はてっきり、座間のマンホールカードの時に聞いた話の様に、町おこし的に向日葵を増やしたのだとばかり思っていましたが…
実は、肥料のため植えていたのだ!
でもせっかくだから、咲いてる姿を皆に見てもらおうとフェスティバルを始めたとのこと。
ちなみに栽培した向日葵は収穫せず、畑と一緒に耕してしまうそう。(・Д・)
そうする事で地力が回復し次の作物の肥料となる。
つまり、ここで何を育てているのかは分からないかど、次のメイン作物を育てるタイミングもあるので、清瀬のひまわりフェスティバルは7月末までなのではないでしょうか?
そんな話を聞いた帰り道、耕運機を発見。
棗「(ほーほー、これでフェスティバル終了後に全ての向日葵ごと耕すのですな)」
頷き想像しながら写真を撮っていると、聞こえてくる後ろから来た女性グループのコソコソ話。
女性1「あの機械は何かの展示なの?」
女性2「そうでしょ!こういうの好きなマニアの為だよ!(断言)」
耕運機マニア…いるのか?
そんな聞いたこともないマニアにされてしまった、棗一期2023年の夏の思ひ出。
帰り道、小さな蔓のような向日葵も発見。
埼玉タンメン山田太郎
帰りも無料シャトルバスを利用し清瀬駅まで戻る。
暑さで体力も奪われHPも0に近い瀕死状態。
夏に強いはずの向日葵の切花も萎れてきたので、早く家に帰りたいところだが、私も限界。
そこで目に溜まってしまった、お店「山田太郎」。
山田って言ったら埼玉の「山田うどん」しかも思い浮かばない(食べた事ないけど)
しかし、このお店ナニカにおうぞ♡
導かれし者棗は迷う事なく席を目指す(ザッザッザッザ)
昼呑みウェルカムなタンメン屋さん
すると席に着く前に、エンカウント
小日向文世似&津川雅彦似のおじさんたちがあらわれた!!
おじさんたちの先制攻撃!!
小日向「向日葵枯れてきちゃったね〜、フェスティバル行ってきたの?」
棗「あ、はい!」
津川「私達も今日行ってきたんだよ。」
小日向「向日葵ってさ皆同じ方向くんだよね。嬉しくて写真撮っちゃったよ」
小日向の攻撃、スマホを見せてきた。
棗「いい写真ですね」
小日向の機嫌が80上がった。
小日向「向日葵が皆、俺の方見てくれんの」
棗「反対から見ると皆にそっぽむかれちゃいますけどね…w(ボソリ)」
小日向「確かに〜!(爆笑)」
棗は上機嫌の小日向の笑いのツボを突いた
津川の攻撃。
「一緒に飲まない?」を唱えた。
棗には効かなかった。
しかし、注文していないのになぜお酒を呑むとバレたのか?棗は5のダメージをうけた。
小日向「いきなり話しかけちゃってごめんね。おじさん達、昼から呑んでてさ〜」
棗「いえいえ〜!私も暑すぎて向日葵にお水あげる前に自分に水分与えに来ちゃいました〜」
小日向&津川「www(爆笑)」
おじさん達は棗にハマってしまった。
上機嫌なおじさん達とは向かいのテーブル席だったので席に座った後も話しかけられましたが、嫌なしつこさはなく楽しく一言二言の会話。
もっと清瀬の名物として有名になって欲しいね〜など話して、おじさま達は先に帰られました。
コスパ◎呑みたくなるメニュー
そんな3時間以上も昼呑みをしている方もいる、山田太郎。
麺類メニューの価格帯は平均的なのですが、とにかくアルコールが安い。
そして、お酒のツマミメニューも豊富で安いのが魅力的。
ハイボールやレモンサワーが280円ビールも380円ですが、チューハイ180円?!
ピリ辛ネギメンマ(味玉付き)は290円。
彩の国黒豚の餃子は6個330円、3個180円。
価格は某「◯しん」や「日◯屋」レベルで激安なんですが、このお店量が多くてしかも美味しい!
また、期間限定の辛味噌トマトタンメンは、麺ハーフの50円引きで900円ですが、野菜がたっぷり。
(※無料でさらに野菜増も可)
実は私は担々麺以外だとトマトラーメンが大好物。
しかも大好物の花山椒も入っていました。
タンメンなので、麺は太め。
麺ハーフでも十分のボリュームでした。
埼玉県内の駅から離れた場所に多いみたいで、家から一番行きやすいのがこちらの清瀬北口店でした。
来年もこのために清瀬ひまわりフェスティバルに行こうかな(笑)
「ひまわり」のお話いろいろ
炎天下直射日光の中で元気に咲く向日葵は、英語ではサンフラワーといい太陽の花や日輪草とも言います。
そんな向日葵について個人的に気になったこと。
なぜ向日葵は同じ方向に咲くのか?
太陽に向かって咲くという話がすごく一途に感じ、昔から好きな花でしたが、でも太陽は東から西に動きますよね?花も動くの!?
また、清瀬ひまわりフェスティバルで私がみた向日葵達は皆太陽と反対側を向いてたことが、ずっと引っかかっている。
そこで調べてみると、実は「向日葵は西に向かって咲いている」らしいのです。(O_O)
(東→西に向きを変えるのは蕾などの若い向日葵だけらしい)
しかも、花が太陽に向かってるのではなくて、日が当たらない花の裏側の茎の成長によって、花が太陽の方に向かされてるらしい。
花の強い意思ではなく、まさかの茎からの強制。
その事実に少し気持ちが萎える〜(笑)
山田太郎での私自身の水分チャージのせいで、お水を待たされた向日葵もすっかり萎えて、モルボルみたいになってます。
でもお水につけたら翌日にはすっかり元気で、流石の生命力だね。
若い向日葵の見分け方
切花を買う時、少しでも長持ちして欲しくてどれが良いか悩んでいたら、ひまわりフェスティバルの方が教えてくれました。
向日葵は外→中へ開く。
確かに、花の中央の茶色い管状花という部分をよ〜く見ると、外側数列は開いてますが中央はキュっと閉じてます。
なので、茶色いの部分が開ききっていたら終盤。
若い向日葵を選んだ結果、切花でも一週間ほど持ちました。
二層に分かれていた管状花が、5日後には全開。
こちらのミニ向日葵は茶色のままでわかりにくいけど、やはりよく見ると外側から徐々に開いています。
ちなみに向日葵の花言葉は本数によって違うらしい。
最初1本おまけと言ってたのに、結局追加して3本くれたのですが3本は「愛の告白」らしい。
おじさまからの愛の告白、確かに受け取りました。(笑)
清瀬ひまわりフェスティバル
東京都清瀬市下清戸3丁目
バス停「下清戸」or「グリーンタウン清戸」
開催は7月下旬。毎年開催日は変わるので清瀬市公式サイト観光ページをご確認ください。
清瀬ひまわりフェスティバル&埼玉タンメン山田太郎、結構なおてまえでした★