青梅駅から電車で4つ隣の羽村駅に到着。
羽村市では2つのマンホールカードを配布していますが、かなり離れている。
今回はまず羽村市動物公園へ向かい、その後多摩川を越えた先の羽村市郷土博物館を目指します。
いざ、マンホールカード羽村市のおてなみ拝見!
〜おしながき〜
ヒノトントンZOO(羽村市動物公園)
羽村駅からは徒歩で20分ほどかかりますが、駅から大通りをまっすぐなのでわかりやすい。
北から「水道道路」「羽村駅前中央通り」「163号羽村街道」と3つの大通りがありますが、羽村駅前中央通りが1番飲食店やお店が多くおすすめ。
今回私は行きは駅前中央通りにある「いなげや」でレンタサイクル利用開始、帰りは羽村街道から駅→多摩川を越えて最終的には福生駅まで移動しました。
まずは最初の目的地の羽村市動物公園こと、ヒノトントンZOO。
ヒノトントンの名前の由来は?
ところで、なぜ羽村市なのにヒノなのか気になりませんか?
この辺りにあまり詳しくない私は、割と近くにある日野市と混ざり少し混乱しました。(汗)
また、トントン、トントン、ヒノノニトンと耳に残るメロディーの、日野自動車のCMを思い出す。
そこで名前の由来を調べてみたら、な、なんと…
ネーミングライツ・パートナーに、日野自動車株式会社の応募があり、羽村市動物公園の愛称が「ヒノトントンZOO」に決定しました。
羽村市公式サイトより抜粋
日野自動車とは日野市に本社がある会社。
そのまんま、想像通りでした。
すごい宣伝効果だけどもしかして日野市、羽村市侵略の第一撃か?
ちなみにネーミングライツは愛称で、2022年4月1日〜2026年3月末までの4年間の期間限定とのこと。
そして指定管理者は(株)横浜八景島と、他の市がやたらと絡んでくるが、実は日本で初めての町営動物園。
マンホールカード「羽村市B001」
マンホールカードのデザインは、まさに配布をしている羽村市動物公園。
イラストの通り、園内にはキリンもいます。
そして3〜4月にかけてチューリップが見頃で、多摩川方面にあるチューリップ公園ではチューリップ祭りが開かれます。
東京ドーム1.2倍ほど敷地内に、グラデーションに広がるチューリップ。
来年の春には是非見に行ってみたいです!
※カラー蓋は動物園の中にあるので、見たい場合は入園が必要。
羽村市動物公園(ヒノトントンZOO)
東京都羽村市羽4122
042-579-4041
羽村駅東口下車 徒歩20分
またはバス「羽村団地」下車
駐車場あり 300台
※平日無料、土日祝は普通車300円
【営業時間】
3月~10月:9:00~16:30(最終入園:16:00)
11月~2月:9:00~16:00(最終入園:15:30)
【休園日】毎週月曜日と1月1日
【入園料】※4歳未満と75歳以上は無料
大人400円(65〜75歳150円)
子供50〜100円
公式サイト
羽村市郷土博物館
続いて、ヒノトントンより早く第三弾から配布をしている「羽村市A」のカードを貰いに羽村郷土博物館を目指す。
ヒノトントンからは、バスを乗り継ぎ40分〜1時間、徒歩なら42分。
ということで私はレンタサイクル!
自転車なら20分程でつくし、しかも途中にある多摩川(KAWAカード)の写真を撮ることもできる。
※KAWAカードについては次回ブログで紹介予定
多摩川にかかる大きな羽村大橋を渡り、民家を少し彷徨い到着。
1985年4月に開館したというこの施設、住宅地の端にあるのにかなり立派な施設。
入館は無料!
館内写真撮影と掲載について
この日はこいのぼりと五月人形展を開催しており、館内に入ると天井で大きな鯉のぼりがお出迎え。
羽村市の自然・風土・歴史・文化に関する資料の収集保存、調査研究の成果を展示してます。
ちなみに写真撮影もOKですが、ブログやSNS掲載の場合は事前に申請書で申込みが必要です。
その場で用紙に記入するだけなので、数分で完了。
まずは常設展示。
羽村の歴史と歩みが学べる展示が並んでいます。
JR羽村駅の東口近くの五ノ神社内にあるスリバチ状の井戸の「まいまいず井戸」の模型。
地表面をすり鉢状に掘り下げ、すり鉢の底の部分から更に垂直の井戸を掘った珍しい構造。
東京多摩北部や埼玉県西部に多くみられるそうです。
名前の由来はカタツムリの殻に見えるので「まいまい」らしいが、私には蟻地獄に見える。
多摩川=玉川上水?名前の由来
中央の広い場所では江戸の町へ水を送り続けていた、玉川上水の仕組みと羽村の関わりが学べます。
そしてなんと、館内に水門がある。
江戸時代の水門
流れる多摩川の水の気持ちになりながら水門をすり抜け奥に進むと、突き当たりの壁には現代の水門?
もちろん再現なんですが、本格的ですごい迫力!
ところで、施設内でやたらと見かける「玉川上水」という名前。
多摩川の上流から水を運んでいることから漢字を変え→玉川になったものだと単純に考えていました。
ところが資料を見てると、水路の開削工事に関わった人の中に玉川兄弟という人がいる!?
もしかして「玉川兄弟→玉川上水→多摩川」が名前の由来?
すごく気になるので、さらに深掘りしていくと…
“庄右衛門・清右衛門兄弟は工事での功績を認められて「玉川姓を許された」”とある。
つまり、順番としては「多摩川→玉川上水→玉川兄弟」。
ちなみに漢字の違いに関しては、江戸時代の文献では「玉川」表記になっていることがあるそう。
逆に「多摩川上水」と記載される場合もあったらしい。
結論、最初の適当な勘で合ってるっぽい。
ヒノトントンに続き、今回は適当な勘で正解に辿り着いてます。(笑)
こいのぼりと五月人形展
展示室後半には、期間イベントで鯉のぼりや立派な兜がありました。
甲冑重そうだけどカッコいい〜
その立派な鎧兜の横に、いつか被ってみたいという私の願望を汲み取ったかのようなコーナーを発見👀
紙兜
両脇のくるりんなど、細かい。
博物館や資料館系でのカード配布は、たまにこういう被り物に出会えるから楽しいですよね。
吸い寄せられ迷いなく被ってしまう💦(神代植物公園の冠など)
紙兜で遊んでたらお掃除のおばあちゃんに話しかけられ、小話を聞きました。
なんでもこの展示物たちは住民の方々からの寄贈物。
展示期間が終わった後は別の場所で保管をするそうですが、その作業がとても大変らしい。
雛人形の時は大人数で展示→保管作業を行ったそうです。
歴史ある兜や雛人形、自宅で管理できなくなり押し入れの奥で埋もれることなく、こうやって沢山の人に見てもらえてる場所があるのはとても素敵ですね!
マンホールカード「羽村市A001」
こちらでいただけるマンホールカード羽村市Aのデザインは、玉川上水と桜
羽村市内のカラーマンホール蓋は数箇所設置されています。
たまたま移動中にAのカードの柄を見つけたので、パシャリ
羽村市郷土博物館
東京都羽村市羽741
9:00〜17:00 月曜休館
042-558-2561
入館無料 公式サイト
次に羽村市に来る時は春先にチューリップ。
そして、動物達の赤ちゃんに会いに行こう。
マンホールカード羽村市、結構なおてまえでした★