佐野市よりも西、群馬県に入る手前にあるのが足利市。
1時間に1本と本数の少ない両毛線で「足利」駅に向かうも、手前の「あしかがフラワーパーク」駅で降りる人の方が多い。
かくいう私も、足利=フラワーパーク以外に何があるのか全く知りません。
また今回は観光に寄る時間もなく下調べ無し、マンホールカード目当のみの下車。
果たして、ここで次回につながる面白いモンには出会えるのか?
いざ、マンホールカード足利市ABのおてなみ拝見。
〜おしながき〜
両毛線の「足利駅」
佐野に比べると一階建ての古い駅ですが、とても観光地感がある駅舎。
これ、これ。
こういうのが良いよね。
駅舎の中には、足利市で撮影された映画やドラマのポスターが壁の大部分を占める。
また、新幹線の待合室の様な小さな部屋あり。
ちなみに、この3駅先の「桐生」でもマンホールカードの配布をしていますが、休日お出かけパスで来れるのはここまでです。
渡瀬川を挟んで、両毛線の南を走る東武線でもお得な切符があり、そちらでは「新桐生」や「足利市」と似た名前の駅に行けますが、徒歩やバスで15分以上とかなり離れているのでマンホールカード目当ての方は路線にご注意ください。
何はともあれ、足利市は一つの駅でマンホールカードを2枚ゲットできるのでありがたい。
駅をでると足利の水道水
昭島を思い出す地下水を美味しくいただきました。
電気機関車EF60 123号機
駅北口を出て左側に進むと、電車を発見!
昔、貨物列車や旅客列車を牽引していらしい。
以前、この電車を管理していた会社が倒産した時は、しばらくの間放置され屋根も壊れていたそうですが、現在は別の会社が綺麗に管理して保管してくれている様子。
この電車がある駅前ロータリーは土曜日でも静かですが、少し歩き293号まで出ると雰囲気が変わる。
いかにも国道で交通量の多い賑やかな道。
しかし、商店などは少なく観光スポット的な雰囲気も薄い。
そんな中、目を引くお店が一軒ありました。
マックかと思ったら…ソヲスカツ丼発祥の店?
足利がソースかつ丼が有名とは知らなかった〜
ぶっち切り刺身定食もすごく気になる。
このお店、ボリューミーで美味しそうな匂いがぷんぷん。
しかし、残念ながら17時オープン。
どちらにしても、佐野ラーメン食べたばっかりで今回は無理。
でも、次の足利への観光目的「グルメネタ」ひとつみ〜つけた♡
※後日行ってきました!2023/11/7 ブログにてご紹介!
足利土産を買うなら、太平記館
駅からは徒歩で5分ほど、お土産スポットに到着。
観光地の割に駅周辺にはお店がほとんどないので、足利のお土産を買うなら皆さんこちらに来るのでしょう。
不思議なことに、駅で乗り降りする人数と店内のお客さんの人数が比例しない。
一体これだけの人がどこに隠れていたのか?
もしかしたら足利は電車よりも観光バスや車で移動している人の方が多いのかもしれません。
駐車場も大型バスが数大停められるほど広い!
大好きなレンタサイクルも発見。
次の足利観光は、私も自転車で利用しよ〜
※こちらも後日再訪!まるやさんと同様に、2023/11/7 ブログにてご紹介!
早速、館内に入るとすぐに渋い鎧がお出迎え。
私は大河ドラマを全く見ないのですが、好きな人にはたまらんのかな?
足利のお土産売り場も、とにかく渋い。
渋い。
併設のカフェのメニューもラテやアイスクリームなど洋風メインですが、抹茶に関しては甘いとの甘くない(渋い)のと揃ってます。
さらに、そのカフェ前のカウンターでいただいたマンホールカードの色も渋い。
足利市には申し訳ないが、私が歴史にうといのもありますが今回はイマイチ興味が湧かない。
調べたいスイッチが入らないのだ。
これは、また次回足利学校や織姫神社を観光したら少しは興味がわくのでしょうか。
とりあえず、次の目的「ソヲスカツ丼」が見つかったのでモチベも上がるはず。
そう思ったのですが、フと気づいてしまった…
鎧年越の紙人形
「待たれい!
棗殿は以前のブログで佐野ラーメン&佐野餃子、佐野グルメ巡りをすると申しておったはずじゃが?」(じー)
「あ〜しくった〜」(あちゃー)
そうなんです(汗)
佐野と足利この2つは近い。
せめてもう少し離れていれば、昼は佐野ラーメンで夜は足利ソースかつ丼という“炭水化物ツアー”を組むことも可能だったのですが、いかんせん近すぎる。
確実にそんな短時間でお腹がすかないし、これは毎回葛藤の予感。
佐野といえば、ちょうどこの人形たちが持っている旗の串サイズのイモフライ美味しかったなぁ…
(・Д・)「佐〜野、佐〜野」
でもまだ未食の、足利のコッテコテのソースカツ丼も絶対食べたい。
( ̄^ ̄)「足〜利、足〜利」
脳内で「佐野vs足利の食の乱」
嗚呼…毎回葛藤の旅になりそうです。
ちなみに、こちらに展示されていた沢山の人形は、足利の伝統行事「節分鎧年越」(よろいとしこし)を再現した紙人形ですが、甲冑や兜までとても精巧に作られています。
節分鎧年越は、ざっくり言うと節分に甲冑を着た市民の方が街を歩くイベント。
なんと驚くことに、鎧は貸し出しもあるものの古くからの足利市民の方は“高価な自前の鎧”で参加するらしい!
今まで端午の節句で鎧兜飾っている家ですら凄いと思っていたのに、着れる鎧を持ってる家が沢山ある街が現代にも存在していることに驚きです。
是非、これからも長く受け継がれてほしい風習。
太平記館の詳細
ちなみに、まちの駅という看板を見つけたが、栃木のまちの駅一覧には載っていませんでした💦
たまにみかけるこの鉄柵の上の鳥、可愛いね。
太平記館の入口は、293号側とその真裏の駐車場側の2つあります。
また、293号側入口の目の前には歩道橋がありますが、向かいの広場を目指し歩いていく人がチラホラ。
ちょうど太平記館の斜め向かい側に、日本で最も古い学校と言われている足利学校があるらしい。
そのさらに北西に、織姫神社という素敵な名前の神社もあります。
まるで短冊の様なカラフルな7色の鳥居が並ぶ面白そうな神社。
(※彦星神社もあったら面白いのに、こちらは見つかりませんでした)
※後日行ってきました!2023/10/31のブログにてご紹介!
なんとなく、観光スポットの方向がわかったので、次回は名所巡りを楽しみたいと思います、
太平記館
栃木県足利市伊勢町3-6-4
0284-43-3000
9:00~17:00
公式サイト
マンホールカード「足利市A001」
太平記館でいただいた足利市のマンホールカードは、日本最古の学校「足利学校」。
2015年に日本遺産なりましたが、創設期の室町時代には学費無料で儒学や易学が学べたそうです。
易学は、戦国時代では武将の運勢を占ったり役立っていたらしい。
ちなみに、足利市Bのカードを配布している足利まちなか遊学館の横には、足利学校につながる学校様通りがあります。
その手前には、マンホールカードAのデザインマンホール蓋が展示されている。
Aのカラー蓋は、Bのカード配布場所に。
Bのカラー蓋は、Aのカードデザインになっている足利学校の敷地内にあります。
次回、学校の敷地に入ったら見るの忘れない様にしなきゃ
足利まちなか遊学館
293号と交差する、中央通りに入ると「足利のわかりやすい歴史館」があります。
骨董品でも売っていそうな雰囲気。
中に入るとこちらにもあります、鎧。
足利の街を歩けば、数メートルに一回は鎧に出会うとか、出会わないとか?
手織り機には織りかけの綺麗な布が見えますが、もしかして鎧の派手な布部分はこれで織っているのでしょうか?
館内にあった織姫神社のポスター。
かなり素敵な神社の予感。
マンホールカード「足利市B001」
こちらでいただいたマンホールカードは、渋いモノクロデザイン。
丸の中に「学」の字は足利学校に関わっていると想像できると思いますが、背景の線はなんだと思いますか?
私は荒れた替え時の畳に見えましたが、もちろん不正解×
正解は、松です。
この松は字降松(かなふりまつ)と言います。
その昔、不真面目だった学生が心を入れ替えて勉強しようとしたが字分からず、書いて松にくくりつけたところ、翌日ふりがなや注釈がつけられたという伝説があるらしいのですが…
それ実は、入試やテストでよくある(?)外部の手助けによるカンニングなんじゃないの〜?
(ひねくれててごめん)
と、今回の足利は憶測と妄想多めのブログになってしまいましたが、次回の足利観光ネタが沢山見つかってよかったです。
足利まちなか遊学館
栃木県足利市通1-2673-1
0284-41-8201
9:00~17:00
足利市公式サイト
マンホールカード足利市AB、結構なおてまえでした★