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佐野らーめん晴れる屋@栃木【白いクリーミー担々麺】

さのまるのマンホールカードを貰いにやってきた佐野市。
佐野といえば、「さのまる」か「佐野ラーメン」か「いもフライ」な私でしたが、駅で新たに佐野餃子の存在を知り困惑中。
そこで、初の佐野でのグルメ散策はラーメンも餃子も食べられるお店に決定!
佐野観光物産会館や佐野厄よけ大師に向かう途中で見つけた、「青竹手打ち 佐野らーめん 晴れる屋」のおてなみ拝見。

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佐野らーめん予備校出身店

前回ブログにも書いた通り、閉まっていてなかなか巡り会えなかった飲食店。
佐野駅から10分ほど、佐野市役所を越えたあたり、たまたま見つけた赤い暖簾のお店。
晴れる屋

店内は満員+私の前に4人グループ1組待ち。
いわゆる老舗の佐野ラーメン店ではなく、2021年4月にオープンした新しいお店ですが、店主は佐野らーめん予備校の出身。

佐野らーめん予備校とは

開業したいという人と後継者不足に悩むラーメン店主をつなぎ、佐野市への移住定住を見据えた独立起業を支援するプロジェクト。

未経験者でも佐野らーめんの文化・歴史や作り方の他、経営やマーケティングから学べ、一から育成をしてくれる。
公式サイト
※現在、第14期生募集中とのこと。

そして、今回私がここに決めた1番の理由がコレ!

佐野らーめんの担々麺?!

佐野ラーメンといえば、さのまるが描かれた45秒生麺タイプの鶴里に一時期ハマっていましたが、実はお店で食べるのは初。
青竹手打ちの不揃いな太めのちぢれ麺と、さっぱりとした醤油スープが特徴的なラーメン。
つまり、これまでの放浪記の通り担々麺好きな私とは真逆の位置にいるラーメンなのですが、店頭のメニューを見てみると…

んん、担々麺⁉️😳

「青竹手打ち麺になじむ ゴマの風味のラー油の辛み」
私にとっては口説き文句に匹敵する、刺さりまくるワード(キュン♡)
果たしてこの奇をてらうラーメンが、「佐野らーめん」として成り立つのかどうか?
それは、お店の混み具合を見れば心配なさそう。

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店内食券機でメニュー選択

店内の待合椅子も埋まっていたので、外で並んで待っていたら後から来た地元の方が、中の券売機で注文する(=事前にメニュー選べる)事を教えてくれました。
そのおかげで、呼ばれてから慌てて選ぶ事なく時間をかけてじっくり吟味。

入口券売機と壁に貼られたメニュー写真と睨めっこ。

中華屋さんのように担々麺や麻婆麺など辛いラーメンが多いが、周りを見てるとオーソドックスな佐野らーめんも人気。
また、麺のかたさ、味の濃さ、辛さ、マイナス(麺の量減らしやネギなし)など、選べます。

チャーシュー丼、肉味噌丼、マーボー丼と魅力的なメニューも多く悩ましい。
そんな中、私が選んだメニューはこちらです!

満席ながらも提供時間は早く、すぐに着丼。
珍しい、真っ白なラーメン&大きな餃子が美しい。

どんな味か楽しみ〜

ハレルヤ餃子3個

まず、早速駅で見かけた佐野餃子を実食です。
5個入り500円と3個入り300円がありますが、3個入りを注文。
1つ100円?しかし…

こちらの餃子、一つがめちゃくちゃ大きい!
それにしてもこの大きさと価格は、以前食べた練馬餃子とそっくり。
しかし、餃子は形以外にラー油でも大きく変わる。

ハレルヤラー油」という辛いオリジナルのラー油。
そしてお酢も「鎮江香酢」と変わった名前で、中国江蘇省鎮江市の黒酢らしいのですが、甘みがあり酸っぱいが渋みがないのが特徴とのこと。
では早速ラー油&お酒でいただきま〜す!

皮は見た目通り片面カリカリなのに、中はモチモチで肉汁たっぷり!
餡ははニラ?ニンニク?がたっぷり効いています。
そして、ハレルヤラー油は一味唐辛子に花椒が効いて結構辛い〜。

5個頼んでいたら、餃子だけでお腹いっぱいになるボリューム↑

珍しい、白い担々麺

そして、ラーメンも特徴的です。
佐野ラーメンを食べに来たのに、担々麺を注文💦
しかも見た事がない、白い担々麺。

前に食べた秋葉原の「ゴル麺。」のエスプーマのように白いふわふわ。
ひとくち飲むと…
ミルクみたいにまろやかな胡麻の味がすごい🥛
担々麺の強いゴマの癖はなくなめらかなのに、でも最後はちゃんとゴマ。
こんなの初めて、このスープ好き。(*´꒳`*)

そして麺は、青竹手打ち麺独特の太いちぢれ。
佐野ラーメンの特徴ですね。
独特の弾力で食べ応えがありつつも、比較的柔らかめの麺でした。

具は泡に埋まっており少なく感じますが、スープの濃厚さと麺の重さでかなりボリューム強め、満足の一品。

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ラー油や香酢で味変を楽しむ

先ほど餃子で使ったラー油やお酢ですが、麺や丼の味変にもおすすめとのこと。

ハレルヤラー油入れてみたり、

鎮江香酢を入れてみたり、自分の好みにアレンジ。

クリーミーな坦々麺に黒酢を入れる味変は、以前「一龍新富町店」の店長に教えて貰いましたが、ヨーグルトの様な酸味が出て絶妙に美味しいんですよね。

佐野ラーメンとは?

普通佐野ラーメンというとあっさり醤油スープ。
しかし、佐野ラーメンめぐり初で私が食べたのは担々麺
これはアリなのか、物議を醸す可能性がある。
なので、そもそも佐野ラーメンとはなんなのか調べてみた。

また、魅力度ランキングが毎回下位の栃木県にとってご当地グルメは重要なポイント。
これはもう佐野市だけの問題ではない!
ということで、栃木県庁公式サイトで調べてみると書かれていたのは…
「青竹打ち」で打たれた麺が特徴
醤油ベースのさっぱりしたスープとの相性も抜群
とりあえず青竹打ち麺はクリアしてるので、(私の中では)良しとする。

ちなみに晴れる屋さんでは、ちゃんと普通の醤油の佐野ラーメンもあるのでご安心ください。

また、なぜ晴れる屋は辛いラーメンが多いのかというと実は店主は中華料理出身
佐野ラーメンの青竹打ち麺のちぢれはスープとよく絡むので、辛い中華なスープにもピッタリ合う事を発見したのですね。

佐野らーめん晴れる屋の詳細

佐野駅から佐野厄よけ大師や観光物産会館に向かう途中にあります。
佐野駅からは徒歩で10分ほど。
比較的すぐに入れたのと、私好みのラーメンで大変満足でした。

晴れる屋
栃木県佐野市大和町2586
0283-85-9651
11:30~14:30 17:30~19:30
水曜定休
公式Twitter 食べログ

青竹手打ち 佐野らーめん 晴れる屋、結構なおてまえでした★

棗 一期: 姓は棗(なつめ)名は一期(いちご)。 ななつの目(①視覚②聴覚③嗅覚④味覚⑤触覚⑥直感⑦閃き)で、 一期一会を楽しみながら、旅を楽しむ! なんでもない日常や失敗も、全てが想い出、全てがネタ! 人生楽しんだもん勝ち!