池袋ガチ中華巡り★火鍋編@東京【周黒鴨&胡胖子回転小火鍋】
東京23区の“リーズナブルで若者に人気の激旨グルメ”といえば、新大久保の韓国グルメも有名ですが…
池袋ガチ中華
少し前からメディアでも頻繁に流れるこのフレーズを、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
その中でも今回は「一人でも入りやすいマーラータン」と、回転寿司ならぬ「回転火鍋」。
自分好みにカスタマイズできる、ガチ中華を2つご紹介します。
いざ、①周黒鴨&②胡胖子回転小火鍋のおてなみ拝見。
〜おしながき〜
周黒鴨大夫人 池袋8号店
池袋北口のドン・キホーテ横大きな駐車場の前の文化通りにあるビル。
角の一階にある、周黒鴨(ツォヘイヤー)池袋8号店。
こちらは池袋西口にもう一店舗、そして大久保や西川口にも店舗があります。
池袋ガチ中華カテゴリーにしては、比較的入りやすい店構えですが、中に入ってから少し戸惑います(汗)
※以降、批評ではなく、これがガチ中華か!(驚)という包み隠さずのレポです。
準備中ですか?な店内
まず、池袋ガチ中華の前提ですが、店内は基本中国語での説明。
そして従業員さんはほぼ日本語話せません。
唯一ギリギリ最低限の日本語通じる人が一人いる感じ。
それを踏まえた上でも、まず入店して驚いたのが外観とこの写真からは想像がつかない狭さである。
スナックの様な丸椅子に4〜6人かけテーブル席が1つ。
1人テーブル席が2つ、そして窓際カウンター席が4つ、つまり10人程しか入れない。
にも関わらず、テーブル席に無造作に放り投げられているお客さんのなのか、店員さんのなのかわからない私物(^◇^;)
入店してもどこに座っていいのかわからずに、オロオロしていると「ん!」とカウンター席を案内され座る。
「こりゃ〜先が思いやられるぜぃ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )」
自分で読み解け、お店のシステム
ちなみに最初から最後まで丁寧な説明なんてないので、期待しない様に。
池袋ガチ中華に飛び込んだら、自分で道を切り開くしかない。
言うても、周黒鴨はメニューが日本語なのでまだ優しいほう。
ただ、頼んだ串揚げが全然来なくて再確認してもその方が日本語が通じず、もういいですと諦める事件発生。
1本130円〜の串揚げ、機会があればまたいつの日か〜。
そしてメインのマーラータンは、550円で好きな具材を3つと麺を選べる。
また、辛さは1〜5で選べます。
さらに具を追加するときは1つ100円でプラス。
ちなみにメニューや看板に「マーラータン250円」と大きく書かれているが、具材は3品以上の注文が必須のため、結局は550円以上になる仕組み。
だったら550円〜のみの表記でよくない?
こちらは1番安い価格を選びたいのよ!といいつつも、結局2つ具材追加しちゃいましたけど(笑)
好きな具材を選べる♡
そして、レジ横にあるこちらの冷蔵ケースが具材コーナー。
1串単位で好きな具材を選びカゴに入れて渡しますが、かなりの種類。
ボリュームある団子系だけでも4〜5種類とかなり種類が多く悩む。
もやしや白菜よりも、海鮮や肉串の方がお得かな〜?
でもやっぱり葉っぱ物がひとつは欲しい?
結局5種類選び、550円(3串+麺)+200円(2串)で、750円私のマーラータン注文。
レジで具材カゴを渡し、席で待つ。
その間にテーブルチェック。
ラー油や鎮江香酢(以前佐野ラーメンの晴れる屋で知ったあの黒酢)がセットされてるのを確認!
そうこうして、10分もしないうちに着丼。
オリジナル麻辣燙(中辛)
「麻」とは花椒の痺れる辛さ
「辣」とは唐辛子のピリピリ
「燙」とは火傷するほど熱い
自分が選んだ具材をたっぷり乗せてやってきた!
注文時にパクチーを入れても良いか聞かれますが、もちろん二つ返事で入れてもらう。
このパクチーがまた、良い仕事をするんだ♡
さて、今回わたしが選んだ具材ですが…
日本ゆば(別に中国ゆばという串もある)
センマイとハチノス
やはり葉物も外せない、キャベツ
そして、えび団子を頼んだつもりが誤って選んだ白身魚。
串とラップに包まれているので、正直具材がよくわかりません(笑)
でも、どの具材も麻辣スープに合うのでハズレなし♪( ´θ`)
ちなみに、レジで麺を選べますがその数もなんと10種類。
(ここであえて①のインスタント麺を頼む強者が果たしているのか気になるトコロ)
私はこの後で紹介するお店で出会ってから大好物になった、牛筋麺を選択。
半透明の太い麺は、盛岡冷麺にも似た絶妙モチモチ感。
濃いシビレスープによく合う。
さらにラー油も投入して、スープも飲み干し完食。
後日、2回目チャレンジ
2回目ともなると慣れたもんで、店内に入ったらさっさと冷蔵コーナーへ行き、具材を選びカゴに入れる。
今回は揚げゆば、念願の海老団子、前回お気に入りになったキャベツ、そして牛すじ。
今回も1本オーバーしましたが、それでも650円。
驚くことにこの大ぶりの牛すじも100円なんだから、選ばずにはいられない!
そして、レジでは怯むことなく堂々とした声で、
「中辛、麺は7番で!」
私ももうこの店のプロである。(*´꒳`*)
そして、席に着くと前回はもらえなかったおしぼりとビニール袋を渡される。
でも、逆にパクチー入れて良いですか?の確認はなかった。
気分次第なのだろうか?(^◇^;)
まぁ、パクチー好きだし入れて欲しいから、モーマンタイ★
おしぼりは、お店のキャラクターが描かれていて可愛いい!
10分ほどすると、煮込まれたマーラータンがやってきました。
やっぱり美味しい!
底に沈んだ薬味も最高で、体の底から健康的な熱さを感じます٩( ‘ω’ )و
とりあえずこのお店での私のチョイス、キャベツ&牛すじはメイン具材と決まりました。
3本選べるうちの2本が固定になっちゃったけど…
これ一生、最低価格の3本550円で収まらないやつです!(笑)
周黒鴨大夫人 8号池袋店の詳細
若干システムがわかりにくい&日本語が通じない不便さはあるものの、550円でこの“クリーミーかつ濃厚な薬味が出まくりシビレまくりの熱々スープ”はコスパ良すぎます。
ガチ中華、ハマります♡
東京都豊島区西池袋1-42-11 1F
03-5944-9992
11:00〜翌4:30
食べログ
胡胖子回転小火鍋 池袋駅
周黒鴨大夫人 8号店の向かいのビルの地下。
実はこのお店こそが、私の池袋ガチ中華デビュー戦でした。
胡胖子回転小火鍋(こはんしかいてんこひなべ)
たまたま某グルメサイトでクーポンを貰い、利用できるガチ中華店としてヒットし入店。
しかし残念ながら、ブログを書く前に閉店〜(泣)
すごく珍しいお店なので、なんとか復活してくれないかな〜と淡い期待を抱き続けています。
というのも、こちらのお店「一人回転火鍋」のお店なんです!!
未知への扉、地下一階へ下る
周りが夜のお店、かつ地下階段がかなり暗く狭くわかりにくいが、勇気を出して下る。
18時半に入店したが、まだお店にはお客さんはいない。
開いたドアからは回転寿司の様なカウンターが見える。
10席ほどのカウンターと、奥にテーブル席が2つ。
まだ何も回っていません。
店内を見渡すと漢字のみ。
(しかも見たことない字がチラホラ)
壁にはキョンシーのお札の様な字が並ぶ、肉類メニュー。
牛・羊・猪・鴨はなんとなくわかるけど…
赤字の羊脳?∑(゚Д゚)
ドキドキするが、とりあえず案内された席に置かれているメニューを見て心を落ち着けましょう。
視覚から辛い旨い、圧強めメニュー
一席ごとに設置されてい?IHヒーターも気になるが、まずはメニューを確認。
一応日本語も書かれていますが、中国漢字のインパクト(画数の多さ)にやられて全然頭に入ってこない!(笑)
でも、全て写真付きでわかりやすい。
メニュー名もビジュアルも圧が強いが、実際に頼んだ串が出てくると、さらに圧。
全面にまぶされた唐辛子で全て同じに見えますが、頼んだのはこちらの3本。
なまふ 132円
海老だんご 170円
はつ 132円
当然、青島ビール(638円)とアサヒビール(638円)が進んだ。
おかわり自由、中辛&薬膳2種類スープ
一人鍋それだけで至福なのに、なんとこちらのお店では2種類のスープが393円で頼めちゃうのだ!
(※単品スープは200円台とさらにリーズナブル)
しかも、スープがなくなったらおかわり自由の神対応。
(※ただし、薬膳具材はなく液体スープのみ)
IHヒーターでグツグツ温められ、ぷかぷか浮かぶ香辛料たち。
今回ここにダイブする選ばれたお肉、それがラム肉(638円)
まだ少し凍っている薄切りのお肉ですが、大きめで柔らかくて、食べ応えもありとても美味しい。
ちなみに、薬膳スープも中辛スープも味がしっかりして美味しいのですが、絶対やらなければいけないことがある。
ガチ中華、本気の薬味バー
カウンターの横にある一角。
またまたオール中国語。
その下にあるのは、薬味バー。
ラー油、ごま油、ネギ、ニンニクはよく見かける薬味ですが、ここは池袋ガチ中華。
エビ油、麻醤、香油、パクチーみじん切り、沙茶醤。
私のお気に入りは、胡麻の風味たっぷりの麻醤にパクチーとネギたっぷり。
お肉も野菜もさらに美味しさアップ!
ぐるぐる回る、火鍋の具材
ところで、こちらのお店の店名をもう一度思い出してみよう。
胡胖子回転小火鍋
そう、回転するのだ。
私が入店した時はまだお客さんがおらず準備中でしたが、すぐに鍋具材をレーンで回してくれました。
串に刺さった具材が入ったボールが、目の前をぐるぐる
一人なのに申し訳ない気持ちもありつつ、コレが目当てだったので嬉しい。
システムは簡単。
1本132円、好きな具材を取ったら自分の鍋に入れて煮込むのみ。
テーブルには焼き鳥屋さんの様な串入れがあるのでそちらに串と具材を包んでるラップを入れます。
しかしこの具材たち、名札もないしラップでガチガチに包まれているため、正直開けるまで何だかわからないものもある。
闇鍋の気分も味わえるオプション付き。
岩みたいな包みを取ったら、まだ冷凍されたままのセンマイでした。(笑)
白菜やエノキはわかりやすいが、下の赤いのはカニカマ。
お店の方おすすめの具は、こちらのマダラのスライムくん。
蟹子団子といいますが、小籠包みたいな見た目で熱々に茹で上がった中身はトロトロプチプチ卵。
内子と呼ばれるカニの卵巣。
小さいので1個132円って高い!?
でもおかわりしちゃうくらい美味しかったです。
その他、私はレタスしゃぶしゃぶが大好物なので、追加。
これ、止まらなくなる〜♡
衝撃!モチ旨「牛筋麺」に出会う
先ほどの周黒鴨でも注文しましたが、私が激ハマりしている中華麺がこちらの牛筋麺。(多分)
多分、というのは筋の字が日本にはない字で読めなかったから。(^◇^;)
最初はプラスチックのチューブの様な感触。
しかし、よ〜く煮込むとスープが染み込みトロチュルで美味しくなります。
よく煮込んで味が染み込んだ、麺と盛岡冷麺に牛すじのゼラチン合体させた様な不思議麺。
他に黄色いとうもろこし麺もあり、こちらはボソボソしっかり食感で、冷製バジルパスタなどで使用する細いアルデンテ状態のパスタの様でした。
薬味バーで味変。
ラー油に入ってるゴロゴロ山椒の実でさらにシビレ
胡胖子回転小火鍋の詳細
こちらもギリギリ日本語がわかる女将さん1人のみで、他は日本語NGの中国のスタッフさん。
先日行ったら閉まっており、単純に休みか思っていたのですが…
その後公式サイトを確認すると消えていたので、閉店したと理解。
でも、この“回転レーンとカウンターのIH”をこのまま無くしてしまうのは勿体ないので、どうかまた回転火鍋のお店をオープンして欲しい。
池袋にガチ中華店は沢山あるけど、一人回転火鍋はなかなかないもの。
復活を願いつつ、引き続き新たなガチ中華店の開拓に闘志を燃やす棗さんでした。
池袋ガチ中華①周黒鴨&②胡胖子回転小火鍋、結構なお手前でした★