世の中には、悪いことをしていなくても見かけるとなぜかソワソワさせられる存在がいる。
それが、警察官。
そして、近づかれるとなぜかゆっくりとした動作になってしまう存在がいる。
それが、パトカー。
(そもそも、免許が無く運転をしてない私がゆっくりしたところで何の意味もないが)
不意打ちで視界に入るからドキっとさせられるのであって、逆にこっちから攻めてやろう!!
ということで、以前から気になっていた東京都中央区京橋にあるある場所に行ってきました。
いざ、警察博物館ことポリスミュージアムのおてなみ拝見!
〜おしながき〜
最寄駅「京橋駅」から徒歩2分
東京駅周辺は歩いて行ける距離の地下鉄駅が多い。
警察博物館は東京メトロ、JR、都営、各線各駅から10分圏内だが、1番近いのは東京メトロ銀座線の京橋駅で徒歩2分。
高速道路の真横に、入口が奥に引っ込んだ飾りっ気のない建物がある。
警察博物館(ポリスミュージアム)
手前に止まってるのは、乗せられる(連行)は嫌だけど、乗りたい車パトカー。
まぁ、私は過去に乗った事がありますけどね。(ニヤリ)
残念ながらこちらのパトカーは展示のみで乗車できませんが、館内の救助ヘリと白バイには乗れます。
ただし、大人も乗れるのかは不明で休日は大人気並び待ち覚悟!
そして、赤バイという存在を初めて知る。
現在の赤バイというと消防署の緊急車両らしいのですが、こちらは大正時代に活躍していた交通取り締まり用車両。
白バイのご先祖さんです。
ちなみに、青バイ、黒バイ、黄バイがあるらしく、5色並んだら格好良い戦隊モノですね!(笑)
出だしから楽しそうな情報で出迎えてくれる警察博物館ですが、この前に行った葛西の地下鉄博物館とは逆に、こちらは外観は大きそうなのに中は凄く狭い。
また、全6フロアですが遊べるのは2階と3階で、それ以外はすぐに見終わります。
おすすめはエレベーターで6階まで上がり降りながらの見学。
※ですが、本ブログでは一階から順番に紹介します。
ちなみに、エレベーターは狭い&なかなか来ないので、ご注意くださいませ。
1階:ピーポくんホール
まず、先ほどの赤バイや救助ヘリがある一階フロア。
受付窓口の様な物がありますが、警察博物館は入場料はなく無料で誰でも入れます。
こちらは、子供限定で制服を着れる「おまわりさんなりきり体験」の受付の様子。
その窓口の横にはパチンコ屋さんの景品のように商品が展示されてる。
そのさらに横には、田舎にある野菜や卵直売所の様な自販機?!
ピーポくんグッズを販売していますが、ボールペンとハンカチ、ミニタオルは大好評売り切れ中!
2階:人と街を共に守る
警察博物館で1番楽しめるフロアは2階と3階。
まずは2階のテーマが「人と街を共に守る」。
フロア中央に大きなジオラマシティがあります。
街中に仕掛けられた防犯カメラで、防犯チェック。
Nシステムとか、街頭防犯カメラシステムとか刑事物ドラマや漫画で大活躍するアレだ!
やり手(?)の怪盗は、このカメラシステムをハッキングしたりしますが、現実はそう簡単にはいかない。
自転車運転シミュレーション
自転車漕ぎならまかせろぃ!としゃしゃりたくなりますが、警察博物館では全てはお子様ファーストでね!
防犯対策テスト
泥棒に狙われやすい!と思うカードを4枚選び、カードにあるバーコードを読み込む。
すると、150点満点で自分の防犯レベルを判定してくれます。
その判定が、欽ちゃんの仮装大賞形式!(笑)
棒グラフで点数が上がっていきます。
「頑張ったのよ〜もう1点入れてあげてよ~」
(シーン)
90ポイント!!
(カーン、ひゅよよよよ〜ん)
審査はシビア。(*´Д`*)
3階:事件・事故を解決する力
続いて、3階は起きた「事件・事件を解決する力」がテーマ。
フロア中央には交番。(通称白チャリ付き)
水根の駐在さん、江波刑事が乗ってるヤツだ!
この交番、何もない箱と思いきや中に入ると、壁一面に映し出される原寸大映像による寸劇が始まる。
交番勤務で、街のおまわりさんの仕事を体験するのだが…
私、全く働きません!(笑)
巡回は先輩警察官が行く。
事故現場には別の派出所のお巡りさんが向かう。
蕎麦屋のおじちゃんと話をしながら、留守番が私の仕事。
「先輩、いてら〜!( ^_^)/~」
もう少し働こうと思い別のコーナーへ。
この白衣は、でた!
だいぶ前にちらっと書きましたが、「科捜研の女」が好き。
すみだ水族館で見た、榊マリコがここにもいる。
鑑定に全てを捧げ笑顔で無理難題を押し付ける鬼畜っぷりが好き。(笑)
「臨場」でみた検視官グッズもある〜!
しかし、これらは展示物を見るだけ。
もっと体験したいという方には、奥のコーナーがおすすめ。
タイヤ痕を調べろ!
そして、船越英一郎が発するのが1番似合うワード、ゲソ痕。(※個人の感想です)
照合するために、容疑者達の靴も任意提出済。
これだけあれば、あの三浦海岸で見たゲソ痕からホシが特定できるかも?!(笑)
しかし、砂場などゲソコンの判定が難しい場合は彼らの方が活躍するかもしれない。
警察犬と警備犬
また、110番体験もあります。
子供だけでなく、大人も勉強になるシュミレーション。
4階&5階:撮影不可の歴史ゾーン
4階 首都をまもる 警視庁の今とこれから
5階 時代とともに 警察の歩み
この2つのフロアは写真撮影NGフロアとなります。
ミニシアターや歴代の制服。
ちなみに、警察官の制服の正式名称は「現場鑑識活動服(げんばかんしきかつどうふく)」というらしいのですが、幕末から明治にかけて活躍した“日本警察の父”こと川路利良殿の制服がめちゃくちゃ格好良い、着てみたい♡
この方は、漫画るろうに剣心にも登場しているらしい。
他には、昔のサーベルや、帯刀禁止後の警棒など歴史的展示物がたくさん。
また、このフロアはちょっとお子さんには重い雰囲気で殉職者の遺影や遺留品などが展示されています。
実際の事件を想像させられる、ちょっとゾクっとする展示の数々。
6階:イベントホール
最後、6階は何もない大きなフロアの壁周りに写真が展示されていました。
この時は「警察庁庁舎のうつりかわり」というイベント中。
1番大きな壁は撮影スポットになっていますが、皆さんこのフロアは来てすぐに引き返していきます。
おそらく時期によって内容が変わるのだと思います。
とりあえず、記念の敬礼。
本当は敬礼は必ず右でするらしく、諸説ありますが左ですると侮辱と捉えられることもあるらしい。(勉強になりました)
ひぇ〜ごめんなさい〜(汗)
知らない事だらけだった警察について少しは学べたので、これからはお巡りさんを見てもパトカーを見てもドキドキせず、正しく敬礼ができる…かも?!
警察博物館
東京都中央区京橋3丁目5番1号
9:30〜16:00迄(最終入館15:30迄)
月曜休館
入場料:無料
警視庁公式サイト
警察博物館、結構なおてまえでした★