横浜の西方寺に行ったついでに、もう一つ以前から気になっていた所に行ってきました。
新羽駅から50分ほど、みなとみらい駅へ移動して徒歩8分。
カップヌードルミュージアムに到着!
スーパー、コンビニには必ずと言っていい程置いてある、あの日清カップヌードル。
食はもちろん色んな体験ができて子供から大人まで楽しめる、カップヌードル尽くしのミュージアム。
内容盛り沢山なので前後半に分けて、今回は食をメインにご紹介します。
いざ、カップヌードルミュージアム前編、歴史と食のおてなみ拝見。
〜おしながき〜
1階:エントランスホール&お土産売り場
まず、休日に行く方は事前にオンラインチケット購入がおすすめです。
館内で買うと、時間帯によってはかなり列があり待ちます。
また、オンラインチケットでは、大人気のマイカップヌードルファクトリーの利用券つき入館券があるのでおすすめ。
入館料500円+ファクトリー体験500円の1000円で特に割引はないのですが、次回ご紹介するファクトリーがかなり混み合います。
当日受付で体験する場合は先着順で整理券が配られますが、ほとんど事前予約で埋まっているため、行く前にオンラインチケットで枠を押さえた方が確実。
ちなみに、カップヌードルミュージアムは高校生以下は入館無料という太っ腹!
以前はローソンで発券でしたが、現在はスマホ画面表示か自宅プリントでの発券とのこと。
1階はお土産売り場と、チケット売り場と、大きな階段。
ちなみに、入場ゲートは階段上がって2階にあるので、中に入らずお土産だけ買うことも可能です。
おなじみ、チキンラーメンのキャラクター、ひよこちゃん。
名前がそのままなのも覚えやすい。(笑)
やはり、お土産売り場はひよこちゃんで溢れていました。
2階:インスタントラーメンの歴史
続いて2階。
チキンラーメンやカップヌードルの開発者「安藤百福」さんの歴史が学べるコーナーが沢山ありますが…
やはり1番人気は、広い部屋の壁にズラリとカップ麺が並ぶ、インスタントラーメン ヒストリーキューブ。
「チキンラーメン」から始まったインスタントラーメンのラインアップを展示。1958年にたったひとつの商品から始まったインスタントラーメンが世界的な食文化へと発展していく様子を、3,000点を超える圧倒的な数のパッケージで表現します。(引用-公式サイト)
チキンラーメンがスタートだったとは知りませんでした。
さらに、結構知らない商品が多いことに驚き!
JAPONは某バンドマン達が無名のインディーズ時代に食い繋いでいたので、うっすら記憶が…(笑)
それにしても、八宝菜や蟹玉なんて、知らない…( ゚д゚)
袋麺でカレーとか見たことない!
さらにスパゲティーや、冷たいレモンラーメン、本格中華などの袋麺が、1950年代〜1960年代からあったなんて驚きですね。
さらにびっくり、炭水化物×炭水化物シリーズで、お茶漬けラーメンやタコヤキラーメン!?
初恋タッチ、知らない。(汗)
こうやって歴史を見ていくと、今も長く続いている商品は割とシンプルな物が多いし、でも、飽きられない魅力がある事を改めて感じました。
4階①:カップヌードルパーク
続いて、3階は次回ご紹介するので4階へ。
小学生以下のお子様限定ですが、大人気エリア「カップヌードルパーク」の利用は1回500円。
実はこちらのパークは製造工程を体感することができるアスレチック施設。
自分自身が“麺”となり、製麺から出荷されるまでの工程を、擬似体験できるのです!
はたらく細胞みたいですね。(*^_^*)
最後のカップヌードルの箱のトンネルすべり台では、お父さんお母さんがカメラを構えて子供達が出荷されるのを待っています。
また、目の前には無料ロッカーもありました。
こちら一瞬カップヌードルの自販機に見えますが、普通のドリンクで料金も通常の自販機価格で安心!
ここはザッと見回って、いよいよ私の大本命のお隣のエリアへ移動。
4階②:ワールド麺ロード
きました!
カップヌードルミュージアム唯一のお食事どころ。
ワールド麺ロード
3階の体験施設と4階の食事エリアに行かなきゃ、カップヌードルミュージアム来た意味がない!?
これまで私は2回遊びに来ましたが、2回ともお昼の12時半頃なのに運良くすぐ入店できてラッキーでした。
そんなに種類はないけど、とっても楽しい雰囲気だったので細かくご紹介したいと思います。
利用方法(システム)
フードコートですが、入口で係の方が席を指定してくれるので、しっかり席の確保をしてから注文できて安心です。
店内はアジアのナイトマーケットをイメージした作り。
こちらはオブジェなので、販売していません。
ドリンクバーは250円。
注文方法は、数箇所に設置されている券売機でチケットを購入して、各ブースで商品を受け取るセルフスタイル。
PASMOやPayPayなどキャッシュレス決済も可能。
麺料理500円 (ハーフサイズ)、ミニチキンラーメン250円、各種デザート400円、各国のジュース200円、ドリンクバー250円です。
(物価高騰による値上がり前は、なんと各種ラーメンが300円、チキンラーメンは150円だったらしい。)
券を買ったら、各国のブースへ商品を貰いに行きましょう!
中国:蘭州牛肉面(らんしゅうにゅうろうめん)
悩んだ末、私が初めて旅したのは中国。
各国のブース周りは、その国の雰囲気を漂わせる作りで楽しい。
中国の麺は、蘭州牛肉面。
最初の一杯はとても悩みましたが、決め手は“同じ値段で肉が入っている”から。(笑)
唐辛子の油和え、こういうトッピングも嬉しい。
麺とスープと具材を乗せて、1分程度でささっと完成!
パクチーは入れてもいいか聞いてくれます。
早速席に戻っていただきまーす!(*´꒳`*)
う〜ん、麺チュルチュルで香辛料もしっかりと効いて追加唐辛子で痺れあるしガチ中華の味!
そして、柔らかいお肉も美味しい。
しっかり食事を摂りたい人にはサイズ的に500円は高く感じるかもしれませんが、この味で少しずつ食べられると思うと満足度は高い。
(そもそもガッツリ食べたい人は多分ここには来ないと思う。)
ちなみに、蘭州ラーメンは「一清二白三紅四緑五黄」の5つの色を大切にしているのが特徴らしく、こちらのラーメン、ミニながらもちゃんと網羅していました。
マレーシア:ラクサ
続いてマレーシアへ旅する。
ラクサは香辛料が効いた東南アジアの麺ですが、シンガポールやマレーシアなど、地域によって様々なバリエーションがあるらしい。
共通しているのは、クリーミーなココナッツミルクとまろやかな味わいに、ターメリックなどのスパイス。
また、スープは肉ではなく魚やエビからとられるところでしょうか。
ハーフサイズでも、エビも具材もしっかり入っていて美味しい。
ラクサはカップヌードルで食べたことがあるので、味の想像は大体ついていましたが、やっぱり具材の力は大きい。
満足度の高いメニューでした!
チキンラーメン
こちらは特に国名はないのですが、やっぱり日本になるのかな?
2階のヒストリーの所でもでも書きましたが、全てはチキンラーメンから始まった。
さらにミニサイズなので、他のラーメンよりも安い250円。
麺はもちろんチキンラーメン一種類ですが、具材は8つの中から2つ選べます。
青ネギ、たまご、チャーシュー、わかめ、コーン、チーズ、フライドオニオン、キムチ
初めて食べた時は画像右上のチーズ&フライドオニオン。
ご飯というよりおやつみたいな安いお味なのですが、これがチキンラーメンの良さ?(^^;)
2回目は画像右下のキムチ&チャーシューにしたところ、少し豪華に食べでがある感じになりました。
やっぱりラーメンは具材大事!
タイ:トムヤムクン
ここから先は、まだ未経験の国。
全部制覇するために、またカップヌードルミュージアムに行かなければ!
タイのトムヤムクンもカップヌードルで発売していますね。
カップ麺ですらしっかり酸味と辛味があるし、きっとこちらのお店も美味しいはず。
ちなみに、名前は、タイ語の「煮る(トム)」、「和える(ヤム)」、「エビ(クン)」が由来らしい。
エビとレモングラスのイメージが強い、好きなラーメンなので、今後食べるのが楽しみ!
韓国:冷麺(れいめん)
私は韓国料理が大好きだし、特に冷麺が好きで新大久保の専門店に行くぐらい好き。
(コサム冷麺)
なので、逆にハードルが上がっています。
果たして、私が満足できる味なのか…?
ちなみに、昔は白くて太い盛岡冷麺が好きでしたが、最近は茶色くて細い韓国冷麺の方が好み。
これらの違いは、そもそも麺の原材料が違い、韓国の茶色いのはそば粉やジャガイモなどのでんぷん、盛岡冷麺は小麦粉とでんぷんらしい。
いつか、食べてここに追記する日が楽しみ!(^ω^)
インドネシア:ミーゴレン
こうやって全体を見ていくと東南アジアが多い気がします。
ミーゴレンは、インドネシアやマレーシアで食べられている焼きそばのことで「ミー」は麺、「ゴレン」は炒めるを意味するとのこと。
中華麺をえびや野菜と一緒に炒め、ナンプラーやにんにくで味付けするらしいのですが、東南アジアの麺はエビが大活躍ですね。
ラーメンというとスープも重要視してる私としては、ミーゴレンは最後の挑戦になりそうな予感。(笑)
ベトナム:フォー
続いて、米粉の麺が美味しいフォー。
以前、職場の近くにフォー専門店があってそこがすごく美味しかったので…
私的にはかなりハードル上がります。
ベトナムの国民食ですが、屋台から高級店までかなり幅広いらしい。
高級店のフォーって、一体どんなお味なんだろう?
イタリア:パスタ
最後はイタリアのパスタ。
これね、悩みますよね。
カップヌードルミュージアムに来て、あえてのパスタ?(笑)
ミーゴレンと一二を争う、私の中で後半に食べるであろうメニュー。
ちなみに、なぜこれらの8ヶ国が選ばれているのかですが、ちゃんと理由はあります。
安藤百福さんが、麺のルーツを探る旅で訪れた麺ロードのうちの8つとのこと。
スイーツもカップヌードル?
カップヌードルミュージアムで食べれるのは、ラーメンだけではありません。
各国のドリンクと、デザートもあります。
デザートのブースはなぜか奥まった暗がりにあります。(笑)
こちらには、どうしても気になる「カップヌードルソフトクリーム」があります。
普通のカップヌードル味と、カレー味の2種類。
“見た目がカップヌードルなだけで味はフルーティーだったりするんでしょ?”と思いつつも、な〜んか、私の本能が危険信号を送ってくる。(笑)
ということで、無難にノーマルなカップヌードル味を注文。
カップヌードルのミニサイズのカップに入ってやってきたソフトクリーム。
ちゃんと麺の様な模様ですが、しっかりバニラソフト。
そして具材は…しょっぱい!?Σ(゚д゚lll)
そうなんです!
普通にカップヌードルに入ってる、フリーズドライの卵やエビやネギや謎肉そのまんま。(驚愕)
賛否両論あるこのソフトクリームですが、実は私以前食べた醤油アイスも嫌いじゃないので、わりといけました。
でも流石に、カレー味挑戦しなくて良かった。(苦笑)
カップヌードルミュージアムの詳細
今回は4階をメインに紹介しましたが、ミュージアム自体は想像よりもかなり小さく、体験ものを抜かして見学だけなら1時間もかからない感じでした。
食事も時間帯によっては多少並ぶかもしれませんが、すぐに出てくるし回転率も良い。
なので、ポイントは体験物をいかに良い時間で事前予約するか、その前後で見学&食事をとるかだと思います。
いつの日か麺ロード、8ヶ国制覇したいと思います!
カップヌードルミュージアム
神奈川県横浜市中区新港2-3-4
045-345-0918
「みなとみらい駅」より徒歩8分
「馬車道駅」より徒歩8分
「桜木町駅」より徒歩12分
「運河パーク駅」より徒歩5分
駐車場あり(40台)
入館チケット提示で最初の1時間は無料、それ以降は30分毎に250円
く営業時間:10:00 〜 18:00 (入館は17:00まで)
ワールド麺ロード:11:00 〜 18:00 (ラストオーダー 17:30)
入館料:大人 (大学生以上):500円 高校生以下は無料
※アトラクション利用料別
公式サイト
カップヌードルミュージアム前編、結構かおてまえでした★